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作家さんの新作発表
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一作目「ライオンを抱いて」から4年経って2作目となる本作の発行。
刑事の志宣と大物ヤクザの宍戸が恋人になってからのその後のお話です。
今回のラストも何やらありそうな・・・ひょっとしたらまた数年後続編が出るといいな、と期待しつつ。
やはり刑事とヤクザのカップルだけに、バレたらいけないその逢瀬はとても苦労を伴うのです。
以前の相棒の刑事は無事定年を迎え、新たにコンビになったのが、何やら怪しい響という男。
チャイニーズマフィアの王という男が登場し、国内初のカジノの開設をめぐって志宣の家族も巻き込まれそうになり、志宣にもピンチが!
前回はおとなしかったライオンのシーザーですが、今回は大活躍!
宍戸と共に志宣救出に一役かっており、やっぱりライオン出すからにはここまでやって欲しいよね♪という要望を満足させてもくれたのでした。
また、今回はエチの場所がライオンの目の前のプールの中というのもあれば、警察署内のトイレの中とか、後半クスリと催眠をかけられた志宣とどうしてもエチがしたいがためにSMの部屋で逆さずりエチという場面も登場しバリエーションが実に豊富で楽しませてくれます!
軽くて飄々としている志宣ですが、その内側に持っていた暗い気持ちを王に引きずり出され、宍戸は殺されそうになっていますのですが、それでも志宣を求めるその度量の大きさに愛の大きさを感じる?
その運命の相手となるべく、とうとう志宣の腕と足に牡丹の刺青がww
残念なのは、その絡みのイラストがないこと・・・見たかったんだよね~唐獅子牡丹♪
せっかく響という男の正体がわかり、うまく王を追いつめることができるのですが、この王という男も懲りないヤツでとんでもない怪我を負いながらも生き延びているのです。
よって、まだ何だかありそうな予感がするのですよね。
設定や環境が特殊という部分に夢が広がる部分があるので、とても軽く楽しめる作品なんで、続編も是非に希望です。
ライオンに抱かれて、の続編。
前作でテーマになっていた、宍戸の背中にある獅子の刺青を、足に牡丹の刺青をしたしのぶが抱いて野望が完成する、という終のパートナーのテーマを完成させる、完結編です。
前作では、しのぶの相棒だった定年前の事なかれおじさんがいい味を出していましたが、今作は警察?のエリートがのりこんでいます。当て馬か?と思ったがどうやらヘテロっぽいです。宍戸と仲の良いしのぶを使って追っている大物を捕らえようとするので、結果的に二人の仲を応援する感じに。
一方、宍戸の宿敵っぽい王なる中国マフィアが登場。しのぶをさらいますが、宍戸の敵ではなかったようです。
全体にサスペンスで、事件がストーリーのベースにあるので読み物として面白いです。
宍戸はヤクザかと思ってましたが右翼ってことになったようです。
ここまで深入りしてしまうとしのぶも警察にはいられないのかな。
王に、Hのとき宍戸を殺すように暗示をかけられてしまったしのぶですが、なんとかハッピーエンドになってよかったです。