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作家さんの新作発表
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忍が「女に見える呪い」を解くための百日百夜の清めの儀。
しかし、その呪いこそが実は忍を護っていると前巻で静香に言われ、
じゃあ無闇に呪いを解くわけにもいかねいよね
っというわけで清めの儀はとりあえずお休み。
この巻は忍の呪いを解く方法を探し出す旅的な要素が強いです。
呪いを解く試練に芥川の「杜子春」を思わせる
(私だけかもしれませんが)描写があったりしておおーぅと唸りました。
巻の初めの方で、香司が忍との仲を父親にカムアウトして
勘当されるのですが、呪い解き行脚がメインで、
父親との関係はこの巻では棚上げです。
そうそう、継彦がただの悪役から憎たらしい悪役に昇格しました。
そして少しずつでも確実に、己の野望を叶えていく継彦。
残りあと2巻。続きが楽しみです。