kurinn
大好きな作品の番外編を読めて幸せでした。ネタバレ無しで感想を書きたいと思います。
恋愛のお話は1つもありませんでしたが、それぞれのお話がとても興味深くて面白かったです。
「パブリックスクール」の番外編ですが、最近の他の番外編ではエドの可愛い一面が書いてある事が多かったのですが、こちらのお話はこれがエドワード・グラームスだというような内容になってました。でも礼がエドの全てである事は変わりないです。
そしてもう一つの「パブリックスクール」の番外編ですが、色々と子憎たらしかったブルーネル寮代表ヴァイオリニストのアーサー視点のお話でした。このお話で彼に対する印象がガラリと変わりました。
最後は今か今かと続巻を待っている「王を統べる運命の子」の番外編でした。「選定の館」でのユリヤ視点のお話です。あの時ユリヤがどう考えていたのかを知る事が出来ます。
これを読んだ途端に更に待ちきれない思いになりました。
この一冊が宝物になりました。素晴らしい記念小冊子ありがとうございます。
デビュー10周年を記念して作成された応募者全員サービス小冊子。(応募はもう締め切られています)エド礼がらみのエピ1つ、スタン桂人がらみのエピ1つ、王を統べる運命の子のエピ1つでした。1が好きだったので萌にしました。
王を統べる運命の子の続きが早く読みたいなあ・・・
1.画廊オーナーの密会
エドがなんとなく邪魔に思っているヒュー・ブライトと共に食事をし、ブライトを誑し込んじゃうのです。礼のためだったら、なんでもできちゃう、この俺様貴族様ったら!パリへと、デミアンと一緒に礼がいっちゃっても、なんとか礼を守りたいんだよね。ブライトとエドの、思わずふふって微笑んでしまう、礼を想って嬉しくなるお話でした。
2.ブルーネル寮代表のひらめき
アーサーにとうとうやってきたスランプのお話でした!
桂人は出てこず、スタンがちらっとアーサーにアドバイスするぐらいです。サムという監督生との会話で、少しスランプの出口が見えたのかな・・?アーサーとサムに注目して読んでいなかったので、今一つぴんと来なかったお話でした。しまった。もっとアーサーに注目しとけばよかった。
3.王の愛は誰も知らない
王を統べる運命の子の1巻と2巻の間のエピソードで、何考えてんだよと思っていたユリヤ視点のお話でした。1,2巻読んでいた時もそうだったのですが、このエピソード読んで、より一層、「ああああああ先生、お願いします、リオに再び会わせてくださいー」と泣きたくなる気持ちでした。続きはいつ出るのかなあ。
先生、番外編有難うございます。王を統べる運命の子の続き、いつまでもお待ちしています!