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大好物のリーマンモノのはずなのに。。。萌えどころが見つけられなかった。。。
食器メーカーに入社して2ヶ月の誠と
誠の教育係で3つ年上の堅物・我妻。
なんでも適当にヘラヘラしている誠に常に苦言を呈する我妻に
実は後輩思いの一面を見つけて惹かれていく誠。。。
しかし、この誠自体にあまり魅力を感じられないんですよ。
我妻が誠に興味を示す理由も結局はっきりしなかったし。。。
お話はこの誠の一人称で語られているんですが
モノローグがいわゆる喋り口調で
誠本人の心情もすごくわかりづらくて
結局は、どっちの気持ちにも乗り切れなかった感じでした。
途中、誠の大学時代から仲の良かった先輩が
当て馬っぽく出てきたりもするんですが
あまりスパイスにはなってなかったし
萌えどころも、切なさも感じられないままくっついてハッピーエンド。
今回初めて読む作家さんでしたが
慣用句の言い回しが間違ってたり
(あるいは私が知らない言い回しだっただけかもしれないけどw)
なぜか「ともかく」をすべて「兎も角」と漢字にしてたのもすごく気になって
結局馴染めませんでした。
あくまで個人的な感想ですが、評価は中立にさせていただきました。
受けの口語体で語られるお話。
さくさく読めました。
なんだろう、ブログとかの日記を読んでるような感覚に近い。
食器メーカー営業マン入社2ヶ月という受け
そしてその教育係の上司が攻めなんだけども。
いかにも仕事デキるクールで完璧な攻めと
新人社員の受けちゃんっていうカップルって王道だと思うんだけど
この受けちゃん・・・かわいくないOTZ
なんかチャラ男っぽくていまどきのフツーの男なんですよ。
新人だからミスもするんだけど、これもドジっ子っていうほど
可愛げがないんですよね・・・
受けのひとり語りだから、自分を客観視することはなく
受けがまわりにどういう風に見られているのか
読者には非常に伝わりにくいんですよ。
でも、なんか完璧な上司とデキる先輩に求愛されちゃったり
取引先の専務にセクハラされたり
蓋を開けてみれば、魔性受けちゃんモノだったようです。
しかし、伝わりにくいっ!
萌えどころがわかんね・・・。
タイトルに付けたじれったさ満載は褒め言葉ではありません。
読んでるとかなりイライラするんですよね。
好みの問題だけではないのでは?って思います。
受け様は、今どきの軽めの若者設定のようで
大卒後、入社して2か月目の営業マンで誰にでも
良い顔を見せるような笑顔安売り仕事ミスしまくり君です。
そして攻め様は・・・クールで寡黙な仮面を被った
臆病者のヘタレで根暗な面まで見受けられるお方。
どうやら昔手酷い失恋で受けた痛手のようなのですが
お話ではその辺りも出てこないので・・・
まぁ、個人的には魅力を感じない主人公のお二人でした。
受け様は、指導係の攻め様に反感を持っていて
気に食わない人認定なのですが、それでも何となく気になる
もしかして自分を好きなのかな?って言う微妙な
出来事があったり不器用な優しさがあったりと
受け様一人でテンパってるんですが、
なんでかその流れもイライラするのですよ。
後半でも攻め様の気持ちが掴みづらいのです。
お互い気持ちが通じ合ってからも攻め様の愛情が
4年も片思いしてた割に感じられないんですよね。
もう少し、主人公の感情の露土があっても
いいんじゃないかなと思う作品でした。