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ついに、3巻です。まだまだ続きそうで、とても楽しみなシリーズです。
愛とも家族とも言えない関係で結ばれた2人の生きざまを見ているのが楽しいです。
このシリーズはH描写ではなく、淳がいつ能力を使うとかロッドがどうやってお金を稼ぐとか、そんなことばかりが気になる話です。
この巻では淳が活躍してくれて、淳好きには嬉しい限りでした。
元マフィア・ロッド・バード(B)・フォレスター 俺様攻め×日系米国人・黒岩淳 クール受け
淳の能力に興味を抱いた旧貴族の誘いで、ドイツに。
コンラートからの仕事を請け負いながら、屋敷で過ごす2人。
そんな中、ロッドが誘拐されて、淳の冷たい怒りが炸裂して。
「公爵」のコンラードには日本人の愛人の瑶一がいて、ロッドと淳と立場が一見似ているようでいて全然違う。
瑶一は奴隷として買われてきたので自由もなく、コンラードへの思いも愛という感じではない。
そんな受け同士、攻め同士の交流が今回楽しかったです。
特に、淳と瑶一が一緒に乗馬をしている姿は、和みました。
そして、瑶一もただの愛人ではなく、コンラードの内々の重要な仕事を請け負っている。愛玩されるだけの存在じゃなく、彼もまた出来る男でもあることがよかったです。
コンラードと瑶一のカップルも、スピンオフとして読んでみたいです。
それはさておき、1巻の冷徹さはどこに行ったって感じで、ロッドが温くなったというかヘタレになって、誘拐までされます。
その代わりに、面目躍如といった感じで淳が活躍しています。彼の冷たい怒りに、ぞくぞくしました。
すぐに原因を悟り、追求する姿といい、かっこよくてたまりません!
自分の身の内に入れる存在は少ないだけに、入れたからには責任を持つというか優しくするタイプなので、それ以外の他人や敵対者に対する処置の冷酷さは、ロッド以上です。
また重みというか、新しい身分を手に入れた2人の活躍がとにかく楽しみでしょうがないです。
エロ:★3 更に感じやすくなる淳で、いつものちょっと無理矢理目。
総合:★5 淳の活躍が見られて、大満足です。