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seiyaku
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
現在、フリーの翻訳家として働いている慶は、高校時代に同級生から強姦されたショックで極度の対人恐怖症になっていた。
その為、人とあまり接触しないでよいようにフリーで働いていたのだが、ある日大学時代の恩師からどうしても、と頼まれた仕事先で元凶である隆臣と再会する。
最初は断ろうとする慶だったが、ちょっとした慶の失敗で半年だけ、ということで仕事を引き受けるが――。
ちょっと地味な作品かなー、と思わなくもないのですが、結構いやかなりお気に入りの作品です。
慶の対人恐怖症の原因の隆臣は、俺様で強引なところもありますが、その実すごく慶の事を考えてくれていて、仕事だけでなく、私生活や対人恐怖症を克服するための手助けもしてくれます。(まあその原因は自分なのだから当然かもしれませんが(^^;)
過去、強引に抱いてしまったのも若さゆえの過ちというか、同情の余地もありますし、その後の苦労も考えれば慶も絆されてしまうのも無理はないかと…。
一応、シリーズものの第2弾らしいですが、特に1弾目を読んでなくても話は分かります。
今作には、1弾目の登場人物も登場しているので気になったら読んでみるのも良いし、1弾目から読んでみるのも良いと思います。