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middara ni saku yoru no hanayome
諏訪山ミチル/淫らに咲く夜の花嫁 (ラピスmore)
純愛:☆☆
H度:☆☆☆
オススメ:☆☆☆
登場人物 受:喜多村柊 攻:東條光顕
姉と結婚相手に仕組まれた愛?
これが現実だったら、人間不信になりそう。
この話の中で一番恐ろしいのは姉ではないでしょうか。
「弟を売ったでしょ!!」と言いたいです。
1冊丸ごと表題作です。柊(受け)の視点で進んで行きます。
柊は生花卸業「花喜」の跡継ぎですが、ブライダル企業「TOJOH YUKI」の強引な合併工作により、会社の存続が危ぶまれます。椿(柊の姉)が社長である東條(攻め)と結婚することを条件に、有利な合併契約にすることになったのですが、椿は結婚式当日に事故に遭った恋人の元へ行ってしまいます。東條は代わりに柊に花嫁となるように命じて…という話です。
作者様があとがきで「花嫁リーマン」と書かれてますが、姉の身代わりとなり、東條と過ごして抱かれてるうちに、本当の花嫁になるという典型的な花嫁モノです。
柊はフラワーアーティストとして才能があり、二人で会社を辞めて働くというハッピーエンドになっています。
東條が柊の危機にタイミングよく現れるという、ご都合的な場面もありますが、シリアス作品の後に軽く読むのに良いと思います。花嫁好きにお勧めです。