あーちゃん2016
Arabian harem night
初版であれば挟み込まれているはずのペーパーです。
本編でデルアンからプライベートジェットで成田まで来た後のお話。
フライト12時間の間、やりっぱなしでへろへろの律。(本編冒頭とは異なり、想いが通じて俄然粘着強気ごり押しになっているリドワーン)到着したはいいものの、足腰立つわけがない。リドワーンに抱っこされてジェットを降りたところに長兄修一郎!
よしきた、そうそうこういう展開大好物なのよ!と思ったのですが、残念です、長兄、そんなに強くなかった・・あっさり律はリドワーンとホテルへGO。
その後やっぱり貪りつくされ、翌日の御実家ご挨拶~というお話でした。
愛され三男坊と思われるため、もうちょっと強気に揉めてほしかったなあ、お兄さん。
本編のエピローグが好きだったので、こちらの初回限定特典のお話は本編より高い萌となりました。
もっと詳しく知りたかったリドワーンと律がプライベートジェットで、日本に行った時のお話だったからです。
律の実家でリドワーンがかました爆弾発言の時に、お茶を吹き出していた長兄が空港に迎えに来ていました。
飛行中にずっとリドワーンに抱かれてヘロヘロになっていた律、リドワーンに抱っこされて目の前に現れたら長兄は流石に心穏やかではいられなかったでしょう。
それでなくても帰国を急かしていましたしね。
律を取り返そうとする兄とリドワーンの攻防が面白かったです。出来るならばもっと読みたかった。
本編の後プライベートジェットで成田空港に到着したときのこと。
もう12時間さんざんリドワーンに抱きつぶされ歩けない律。リドワーンに抱えられタラップを降りていると、兄達が迎えに来ていて。
リドワーンは律を離さず、律は急性腰痛症だの旅の疲れだので自分のホテルへ連れて行くと言い切って、またリムジンへ律を押し込み。
律があまり兄達を挑発しないでくれ、ちゃんとリドワーンのことを紹介して結婚を許してもらうんだから…と言うと、喜んだリドワーンにキスされそうになり。
運転手さんがいるから…と拒もうとすると、リドワーンは仕切りを下ろし、なんだかんだで今晩も律を抱き潰すようなことを…。
ようやくこのシリーズの攻めらしくなってきましたね。浮かれてるリドワーン。