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tenshi no naku yoru
天使シリーズ1冊目。
ヒモ男攻め×イマイチ目的が見えない男受けです。
(攻めは受けから指示の元、女と交わる描写があるのでご注意。)
育った環境となまじ見た目が良かった為、ヒモで生活する攻め。
冒頭からクソ男の思考に早く ざまぁ展開来ないか 期待してしまった…。
無理矢理掘られとけ!的な、ね。
何で攻めなんだろ?クソゥ( ˘・з・)とか思いながら読んでましたw
そんな男を拾った受け。
何やら思惑があるようだけど中盤近くまで見えて来ず。
何を考えているのかわからない、妙な透明感。
そんな受けに苛立った攻めは汚してやりたい衝動で犯し、
多少抵抗はしたけど、その後は何事もなかったかのように淡々としてます。
イマイチ思考が読めない受けは 感情があるのか、ないのか。
徐々に理由が明らかになり、うちに秘めた心が見えてきました。
このお話はザックリ言うと復讐劇なのですが、
「復讐劇」をお目当てにするとちょっと肩透かしかな。
復讐結果は闇を感じるが過程がないから、あまり復讐した感ない。
攻めという異分子が入り、だんだんと復讐から気持ちが遠ざかっている部分もあり。
最初は受けの復讐の決意が強かっただけに、何だか拍子抜けでした( ;´Д`)
が、しかし。
攻めの成長物語としてはすごく良かった(∩´///`∩)
受けに出会って初めて知る感情に振り回されつつ、1歩ずつ愛情を知る。
女をバカにして、金だけが全てで、情や絆という言葉から遠く離れて場所で生きてきた男が、
「自分を犠牲にしても受けを守りたい」と思うようになるほど、心が成長。
その移り変わりがごく自然と入り込んで、何度か涙腺が緩みました(;ω;)
そんで、想いの通じ合ったエッチは良いですね!
元ヒモ男で性技を知り尽くしてる奴が
好きな男の前では全く余裕がなくて、必死になってる様が萌える///
何度も「ごめん」と言いつつ衝動が抑えられない年下攻め最高です(∩´///`∩)
伊佐秀和(ヒモ 女に追い出された日に田宮に拾われる 天涯孤独の身の上)×田宮知則(人材派遣会社経営 義父の復讐の機会を狙っている)
浮気がバレて女の家から追い出された伊佐の前に、喪服を着た田宮が現れ「私のところに来るか」と誘います。料理もセックスも必要ないが最低限の礼儀作法と一般常識を学べという田宮に対し、伊佐は疑問を覚えつつもその条件を受け入れ同居生活をスタートしますが、自分に興味を示す訳でもない田宮の冷静な態度に怒りを覚えた伊佐は強引に身体を繋げてしまいます。
田宮が伊佐に何をさせたいのか!?中盤辺りになるまでその理由が明かされないため、とてもジリジリした気分で読み進めていました。ただでさえ焦れている中、二人の関係にしても思いやる気持ちがある訳ではなく、伊佐からの一方的な行為に対し田宮は一切抗うことなくされるがままという痛々しいものだったのでテンションが下がりました。
田宮の目的(義父の復讐)が分かる辺りから、二人の間で少しずつですが優しい空気が生まれ始めてようやくほっとしたと思った矢先、伊佐は田宮の復讐計画を遂行し危険な目に遭ってしまいます。田宮の為に自分を犠牲にしても計画を進めようとする伊佐と、伊佐の体を心配し解雇することで守ろうとする田宮のお互いを思い合う姿勢がとても切なくてジ~ンとしてしまいました。
田宮の目的が叶った後、二人は一旦離ればなれに…というお預けをちょっと間にはさみ(もぅ!最後まで焦らすなぁ~)、待ちに待った(笑)甘々展開へと突入します。田宮が無口で感情をあまり表に出さないキャラなのですが、気持ちが通じ合った後のHでもキャラ通り控え目に喘ぐ感じがイメージを崩さずにいてくれていて逆に良かったです。でも控え目とは言えそれなりにデレもありポイントはちゃんと抑えられていましたよ。
女に追い出された伊佐がセレブで綺麗な男・田宮に拾われて、肉体関係に。
BL的にもありがちだし、二人もあっさりと体を繋いだので。
可もなく不可もなくというか、読んでいてあまり気持ちは盛り上がらなかったのですが。
終盤、自分の身を案じた田宮に命を懸ける決意をした伊佐に、
心拍数がドンと上がりました。
初めて自分を心配してくれたひと。命を張る理由に十分と言う伊佐。
これまで人(特に母親)に省みられなかった伊佐の寂しさ・辛さを感じて、
ウルッとしてしまいました。
遅まきながらもここから物語にのめり込み、
田宮と伊佐がお互いを庇いあうくだりは切なくて。
胸が熱くなります。二人とも純粋で。
いくつもの偶然を重ねて宿命となった二人の恋物語に、
うっとりさせて頂きました。
あらすじに書いてあるとおり、お金持ちの田宮にヒモ男伊佐が拾われるお話です。
設定としてはちょっとリアリティに欠けるかもしれないけれど、それでも私は好きでした。
最初は伊佐が半ば無理やり田宮を抱き、それにまったく抵抗しない田宮の図に、もっとひと悶着あってもいいのに~とよこしまな感じで見てしまいましたが。
でも田宮さんの持つはかなげな雰囲気が私のツボに入ったので、そこまで気にせず読めました。
育った過程にすこし不幸がある伊佐は、初めて自分を心配してくれた田宮にだんだん惹かれてゆき…
と、中盤あたりから身体に心が付いてくる感じでした。
欲を言うならば、どうして田宮も伊佐に惹かれるのかがもう少し明確でも良かったのかなぁ、と思います。
それでも、終盤あたり、お互いを思い合う2人は読んでいて次の展開が楽しみになり、そして幸せになって欲しいと願わずにはいられなくなります。
いい意味で「物足りない!」という作品です。
というのも、これからの2人がどうなっていくのか知りたい!と無性に思わされました。
スピンオフ作品もあるそうなので、機会があれば読んでみたいです。
順番間違えて、これを一番最後に読んじゃったんだけど、ちゃんと順番通りに読んでいたら、多分「萌」一つにはなったと思う。
ある一連の事件の遺族が、各々別の側面からその事件にけりをつけていく物語が、1作1カップルで語られていく設定。
この1作目は、復讐の手段のために田宮が伊佐を拾って、同居しているうちに、…って。
手段のために目的を見失う?
いや、一応、復讐は成就するんだから目的は達成してるか。
だから田宮は「復讐の手段でしかない伊佐」を手放すけど、、、。
三部作前提で、田宮と伊佐の関係性に重きを置いて、その他は物語をタイトにってことなんだろうけど、それにしても、肝心の「復讐に至る田宮の気持ち」って言うのがあんまり伝わってこなくて。
この第1作を最後に読んだって言ったけど、2,3作目を先に読んだ感じでは、田宮の気持ちって言うのが全然見えなくて、1作目を読めばそれが解決するかと期待していたのに、これ、伊佐目線の物語なので、田宮は何を考えているのか、ますますわからないままorz....
確か、ずいぶん前にこれのドラマCDを聞いて、随分駆け足の浅いお話だなって感想だったような、、、
でも、アレは原作通りだったのかな。
で、改めて原作読んで、あのCDのキャスティングは、、、ないわぁ。