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sheet no umi de kimi to oyogou
SM調教がテーマの「愛に縛られて」の3冊目。
短編集なのでわりと気軽に読めます。お話はなんだかパターン化しているのですが、私は攻めの天王寺も受けの一樹も面白くて大好きです。
なのでこれで最後なのが名残惜しい。
3作品入ってますが、展開は毎度同じ。
一樹が学習しないというか、騙されやすいというか、単純で馬鹿な子というか。
読んでいてまたこの展開か~てなる人もいると思います。
が、私はこのありきたりなパターンが好きで好きでしょうがないです。
できれば一樹には一生こんなお馬鹿さで天王寺を困らせてほしい。
天王寺を喜ばせようと大人のオモチャを買いに行ったり、後ろの締りをよくしようと水泳を始めたり、天王寺の誕生日プレゼントを買いたい故に美味しいバイトの話に騙されてホイホイ付いて行ったり。
そのたびに天王寺は呆れてでも一樹の事が可愛くて可愛くてしょうがないのが伝わってきます。
一樹があまりに子供ぽくて単純で馬鹿なので、最初の知能指数が高いという設定はどこにいったのかという疑問^^;
天王寺というキャラでないとこの子とは付き合えないなあと思います。
SM調教ものだったはずなのにいつのまにかただの甘ラブ馬鹿なカップルになっていますが、今回はラストに天王寺が、一樹への調教の集大成として最後の調教をする一週間のお話があります。
でも期待していたよりはあっさり終わり、あれ?なんか物足りない…。
1巻の、優しい調教系って感じが大好きだったので、途中からプレイの描写がゆるくなってきたのは少し残念でした。
でもその分カップルとしての楽しさは巻数を増すごとに大きくなってきてるので、作品としてはこの3巻が一番お気に入りです。