お買い得商品、セール品、中古品も随時開催中
saudade
表紙の奇抜さ(笑)に気後れしていた自分のバカバカ!
面白かったです!
タンゴはもともと男どもがストレス発散で踊ってたところから始まったんで、男同士で踊るのも、女扱いして踊ってるわけではないってわかって表紙の可笑しさも薄れました。
だって円陣蘭丸先生の綺麗な絵で真面目な顔して踊ってるんだもん。
受けが麻薬を憎む日本の警察官で、麻薬を扱うマフィアと薬に負けない「漢」なところがよかったですよ!
監禁されて媚薬使われてメロメロメローじゃないところが面白かった!
かといってエロ部分もばっちりたんまり。
受けが攻めを好きと認められないのが、気持ちだけじゃなくて正義感っていうのもまたよかったです!ご都合主義のBL世界ではあんまり無い図じゃないでしょうか。
本来私はマフィア物があまり得意ではありません。
特別な場合(ドラマCDでご贔屓の声優さんがご出演だから、好きな作家さの本だから・・・等)を除き、めったに手を出すことがないのですが、この作品は表紙とあらすじに惹かれて購入したのでした。
初読みは相当前の事になります。
そして、その当時この作品に激しく萌えて、何度も読み返していました。
久しぶりに読み返しましたが、私の中で色あせず、心魅かれる作品の1つとなっています。
個人的には朔弥の兄の話もとても気になるところです。
退廃ムード漂う街、ブエノスアイレスに舞い降りた円陣闇丸さんのイラストによる美しい刑事の受け。刑事受け大好きです。ちるちるさんの検索ジャンルで「刑事受け」っていうのを作ってほしいくらいに(「警察」はありますね)
ストイックな職業の人が攻めに落とされてエロエロのメロメロになっちゃうのは最高です。手錠とか首輪とかがあんなに似合う刑事さんなんて犯罪級のエロさです。イラストがたっぷりで素敵です。やはりBL小説にはあれくらいの枚数のイラストは欲しいです。
ストーリーは色々あったけど最後は収まるところに収まるという感じです。安心して読めます。ざっくりしすぎた説明ですみません。やはり一番のお勧めポイントは円陣さんに描かれた受けのエロ刑事さんです。
ブエノスアイレス、タンゴ、マフィアとかっていうだけで、
独特の情緒があって心惹かれちゃうのに、挿絵が円陣闇丸様!
ちょっとねっとりエロいのが読みたいなーと思った気分にピッタリだったのですが
正直、その期待はスカでした=3
冒頭のダンスシーンの雰囲気は良かったのだけれど、
主人公が捕まってからは、なんだかつまんなーいってなってしまいまして。
折角の監禁陵辱、首輪付きなのにーw
題材は萌えて、表紙を見た時にはテンションが上がったのだけれど、
実際に読んでみると…って感じ。
なんでだろう?全然入り込めなくて、全く萌えない。著者と波長が合わないのかな?
内部抗争も、なんだか盛り上がらず(笑)最後は駆け足で詰めも甘い。
ということで、個人的にはあらすじだけ読んで絵を眺めているだけで十分な話でした。
というより、それだけだった方が萌えたかも~
行方不明の兄を捜してブエノスアイレスを訪れた警察官の朔弥。
タンゴピアニストだった兄の即席を追うため訪れた店で、レオンと名乗る謎の男と出会った。
何かを知っているらしい男は情報を引き替えに朔弥に自分とタンゴを踊ることを要求する。
もう兄のことは諦めた方がいいといったこの男こそ、兄を追っているマフィアの実力者だった。
朔弥のことを気に入ったという男に自分と兄の命をタテに服従を迫られることになるが……
ブエノスアイレスが舞台のマフィア×元刑事。
色々あってマフィアのナンバー2のペットにされてしまう主人公の朔弥の、プライドの高さと男前っぷりに萌えた。
朔弥と人でなしに見えるけど、実は色々な感情を隠し持っているレオンの時に殺伐として時に切なく熱い会話が楽しいです。
単純に愛だけではない二人の関係性がなんともエロくて素敵。
朔弥とお兄ちゃんのちょっと歪んだ愛情もおいしいです。
日本人で刑事という、朔弥がブエノスアイレスで、出会ったのが、
マフィアノアンダーボスのレオン。
どちらも、とてもいい男。
タンゴを、一緒に踊っている所なんかは、キューンとします。
でも、誘拐監禁、首輪をつけて、ぺット状態の朔弥と
それを調教するレオン、困らせているのに、なぜか愛情を感じる。
レオンは子供のころの、悲惨な状況から人を信じられない
寂しい人間になり、朔弥にぬくもりを、求めるようになり、
朔弥も子供のころから、兄や両親にコンプレックスを感じていて
二人が、いつの間にか心が、惹かれあうという、
ちょっと、サドが入ったお話でした。
弟の裏切りで、命の危険な所は、さすがマフィア、
ハードボイルで、魅力がグ~と上がりました。
イラストの円陣闇丸先生の、カラー挿絵の、朔弥の首輪姿すっごく
素敵、レオンも渋くてカッコイイ、マフィアのスタイルがいいですね。
ほとんど、朔弥は首輪と鎖、状態・・・・萌!!
異国情緒たっぷりに始まる、外国シリーズ。
行方不明の兄を捜して、アルゼンチンのブエノスアイレスにいった朔弥
わずかな手がかりを頼りに訪れた店で出会った、兄を知る男こそがマフィアのアンダーボス、レオン・カナレス・セラーノで、朔弥は、兄と命の保証と引き替えに、自分の人生をかれに捧げることを誓わせられる。
ってかんじで、こっから、薬を使われたり、首輪をつけられての調教が始まるんだけど、
レオンがいかにも愛しそうに、そしていかにもマフィア然と朔弥を調教していくのに対し、
朔弥も、なんとしても生き延びると、どんな屈辱にも屈しようとはしない。
この二人のせめぎ合いに、円陣さんの、眦のキッとしたシャープな挿絵が凄く合ってる。
首輪にしどけないガウンだけで立っている朔弥からも「負けないオーラ」が燃え立つよう。
後半は、組織の跡目争いも絡んでアクションがあったりとマフィアものらしさも満載。
読んでいる間中、けだるいタンゴの調べと、むんわりとした花の香りに、終始纏い付かれているような酩酊感。
『勝ち気でプライドの高い受けと孤独な鬼畜攻め』、挿絵の力も相まって、たっぷり堪能。