一億円の恋人

受け身な受け。

　簡単に言うと、愛よりも地位とか名誉とかお金だった人が、愛に目覚める話……ですね。

　基本的にはBLの王道。
　アレなシーンも多め。

　BLとしては、よかったと思います。

　ただ、個人的には完全に真琴が受け身だったのが、ちょっと気になったかもしれません。
　基本的に、もうちょっと能動的に動く受けの方が好みです。

　なにした訳ではなく、じっと耐えるだけで、最終的には好きな相手が自分の元に転がり込んでくる……。
　実際には、ありえないよなー……と、ちょっと醒めたことを考えてしまったりしました。

　まぁ、最初の段階で「身体を引き換えにお金を貰う」という選択を、真琴はしてるんですけどね。

　でも、この辺りは好みの問題なので、あんまり関係ないような気もします。