瞳と声を塞いで

hitomi to koe wo fusaide

瞳と声を塞いで
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×20
  • 萌1
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
9
評価数
3
平均
3.3 / 5
神率
33.3%
著者
きたざわ尋子 

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イラスト
金ひかる 
媒体
小説
出版社
小学館
レーベル
パレット文庫
発売日
価格
¥495(税抜)  
ISBN
9784094216233

あらすじ

ワイルドでクールな男の大きな愛に包まれ…大学生の篠沢尚と有名カメラマンの鳴海脩平は恋人同士。鳴海と尚は小樽で夏のバカンスを過ごしていた。ある日、尚の行方不明だった父親が見つかる。戸惑う尚を見守りながらも導く鳴海に、尚はますます惹かれていく。

表題作瞳と声を塞いで

鳴海脩平 人気カメラマン(33歳)
篠沢尚 鳴海の弟子・大学生(19歳)

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数1

シリーズ完結編。

う~ん、結局は鳴海(攻)に何の魅力も感じないままに終わってしまいました。

作品としては、パレット文庫というレーベル的なものもあるのか、あっさり薄目です(注・H度ではない)。
それでも、決して悪くはないんですよ。個人的には、鳴海のキャラクター以外は結構好きなんです。

3作目で、メインCPのラブはもう出来上がってるので、こちらは『ラブストーリー』としてよりも尚の父親を巡るあれこれの方が印象的でした。←いい意味だけではなく。とにかく、父親側に立つ第三者が何とも不快だったんです。善意のおせっかいなんだけど。

まあ『感動の再会』と言えばそうなのか・・・私は全然スッキリしませんでしたが。むしろ、冷静に見ればこの父親酷過ぎるだろう。美談かのように纏めてどーする!と言いたくなりました。

正直なところ、鳴海よりも尚(受)の大学の友人・津島の方がはるかに(正直、比べるのもどうかというくらいに)魅力的でいい男だったと感じてしまったんですよね。←当て馬ですらなく、一切ラブには絡んでこないので余計かも。
もう、その時点でラブストーリーとしてはどうなんだろうという気がします。


シリーズ通して、個人的好みにおいては正直評価に困る作品でした。結構好きではあるんですが。
とくにこちらはもう『中立でもいいな』とは思ったんですが、一応迷ったので『萌』で。

ただ、私の好みを別とすれば、鳴海のキャラクターそのものはきたざわさんテンプレートのひとつです。ホントによくいるタイプです。
ですから、それが平気あるいは好きなら、まったく違ってくるとは思います。

1

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