君を抱いて眠りたい

kimi wo daite nemuritai

君を抱いて眠りたい
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌1
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
4
評価数
2
平均
2.5 / 5
神率
0%
著者
きたざわ尋子 

作家さんの新作発表
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イラスト
ほり恵利織 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
幻冬舎ルチル文庫
発売日
価格
¥533(税抜)  
ISBN
9784344808010

あらすじ

高校生の梓希は、落ち着いた大人な雰囲気の神矢弓弦と又従兄弟で恋人同士。異母兄・克彦からも弟として愛情を受け、父と母も再婚したが、弓弦と一緒にいるため梓希は神矢家の養子に。弓弦と克彦の通う高校に転入した梓希は、編入試験で一緒だった加納響に急接近されて…!?大幅加筆修正した初期作品と書き下ろし続編を同時収録。シリーズ最終巻。

表題作君を抱いて眠りたい

梓希の又従兄弟、高2
高1

その他の収録作品

  • 普通のレンアイ
  • あとがき

レビュー投稿数1

シリーズ4作目・完結編。

きたざわさんの『霊能力者』ファンタジー完結編です。

『霊能力』『オカルト』はさほど深くない、というか風味程度だと思って読めばいいと思う。

内容としては前巻から顔を出した響が目立って来てます。
私はこういう壊れたキャラクターは読んでてただひたすらに気分悪いんです。別にそれほど大したことはしてないと言えばそうなんだけど、もうコイツは存在だけで気持ち悪い。

う~ん、正直なところシリーズをここまで引っ張る必要あったのかなあ。中身がないとまでは言いませんが、もっと早くスッキリ纏められたんじゃないかと思うんですよ。

私は響がとにかくイヤだから余計にそうなのかもしれませんが、これ響(の立ち位置のキャラクター)を出す必然性があまり感じられないんだけど。

さすがにこの巻のストーリーがまったく無意味だとまでは言いませんが、霊能力の面でもラブの面でも(まあ弓弦×梓希の場合、ラブと能力をきっぱり分けては考えられないのかもしれませんが)、この結論に達するのは別に響を絡めなくても問題なかったんじゃないかと。

シリーズとしてはきたざわさんでもかなり好きなんです。シリーズトータルなら『萌×2』でもいいと思うんですが、あくまでもこの巻に限ればやっぱり『中立』しかないですね。

好きだからこそ、シリーズ後半の(個人的好みの問題での)失速が残念です。

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