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表題作と続編ショートが収録されています。
主人公・洸(攻め)がメインで進んで行きます。
「君とここにあること」
洸は、キツい上司の由岐(受け)が実は子持ちという秘密を偶然知ります。由岐の息子・亨志が懐いたこともあり、洸は妻がいない由岐の手伝いをしているうちに、徐々に惹かれます。ところが、実は亨志は由岐の姉の子供で、息子の存在を知った父親が強引にさらっていってしまいます。二人の関係をバラすと脅されるのですが、洸ははねのけます。そして同居をし、三人で仲良く暮らすことになります。
作者様があとがきで「担当様から『行間にハートマークが飛び交っています』と言われたと書かれていましたが、確かにほのぼのあまあまな作品でした。接触はないのに、全体にあふれるもはや夫婦かのようなラブっぷりは読んでいて楽しかったです。
洸は、社会人一年目にも関わらず、世間慣れしていて格好良かったです。ちょっとできすぎの感はありますし、父親もあっさり納得して拍子抜けの感はありますが、社会人カップル(+子持ち)のほのぼの話が読みたい方にはお勧めです。