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作家さんの新作発表
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大学二年の春、佐久間智春はバスケ部の勧誘をしていると高校の級友・大友寿志に再会する。
当時親しかった二人は、智春が大友が「ゲイ」であることを不用意にクラスメイトにバラしてしまったことから、気まずい別れ方をしていた。
そのまま転校して行った大友との友人関係を、バスケを通して修復したいと懸命にアプローチする智春に、最初は冷たかった大友も次第に打ち解けていく。だが、二人で過ごす次巻に心地よさを覚え始めたある夜、生理的現象に見舞われた智春は、そのまま大友に触られ達してしまう……。
とにもかくにも、智春は前向きで一生懸命。
ただし、よくも悪くも無邪気で正直なので、大友がゲイだと知っても、偏見はなく「悩んでるのか?」と聞き。
大伴手でしてもらって気持ち好ければ、「またしてほしい」とお願いする……。
正直、智春に気持ちがあった大友からしたらたまったもんじゃないんだろう……と思うんですが……。
それでも、大友は智春のことを大事に思っているから、決して手を出さず、とても紳士。
でも、そんな気持ちを知らない智春は、突然、大友を意識するようになった自分に戸惑ってパニックを起こして、顔も見れなくなっちゃって、悪いと思いつつも自分の頭の中を整理したくて、大友か距離を置こうとするけど、でもやっぱり大友が気になっちゃって……という、とってもストレートな悩み方をしてたので、かわいかったです。
なんかもう、手のひらでぴよぴよパニックを起こして逃げ回ってるひよこみたい。
人を好きになること、が丁寧に描かれた話だと思いました。
穏やかな話が読みたい方にはお勧めです。