銀色きつねは愛されアルファ コミコミ特典SS小冊子 愛されアルファの可愛いわがまま

giniro kitsune wa aisare alpha

銀色きつねは愛されアルファ コミコミ特典SS小冊子 愛されアルファの可愛いわがまま
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×21
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
3
得点
15
評価数
4
平均
3.8 / 5
神率
25%
著者
 
イラスト
 
媒体
特典
出版社
発売日
付いてきた作品(特典の場合)
銀色きつねは愛されアルファ(但コミコミスタジオ購入時のみ)

商品説明

文庫発刊記念・コミコミスタジオ購入限定特典書き下ろし小冊子
A5サイズ全16頁(内小説11頁)
本編後、吉見が凛一にネクタイをプレゼントするお話です。

レビュー投稿数3

愛にあふれたショートストーリー

本編終了後のお話。
テーマはずばり「ネクタイ」です。
本編で凛一が愛されていく様子に多幸感でいっぱいになった方にはぜひ読んでいただきたいな。
本編に負けないくらい幸せで甘い2人のお話でした。

舞台は結婚後の2人の愛の巣。
馴れない新居で馴れない料理を吉見のために作りながら、喜んでくれるだろうかと帰りをそわそわと待つ凛一がもう可愛い。
帰宅した吉見の顔を見るだけで嬉しくて、耳が見えなくなるくらいぺったりと寝てしまうんですよ…
こんなお出迎え、あまりにも可愛くないですか…?
無意識に感情が耳と尻尾に現れてしまうのが獣耳の良さのひとつですよね。

食後にお土産と言って吉見から贈られたのは2本のネクタイ。
というのも、久しぶりに本社へ行くこととなり緊張するとこぼしていた凛一を勇気付けるためで。
もう、ここの吉見がすごく出来た男で。
プレゼントをした理由も凛一が恐縮しないように語りますし、赤いネクタイと青とグレーのチェック柄のネクタイを選んだ理由も、すごく凛一の事を想って考えたものなのです。
かける言葉の一言一言が優しく愛情たっぷりで、その言葉を毎日浴びている凛一も本編よりも更に素直になっていっている印象があります。

さっそくプレゼントされた赤いネクタイを締めて姿見の前で見ていると、ほのかに夜の雰囲気が漂い始めます。
全裸でネクタイだけ締めたままえっちをしようと言う吉見がまあ悪いやつ。
さ、さっきまで出来た男だと思っていたのに…

「このネクタイをしている時に何回でも俺のことを思い出してほしい」
「このネクタイをしたままキスしたんだと思えば緊張しない」

と、純粋な凛一を上手く誘導して事に及ぼうとしちゃう。
さすがにこれは気付いて拒否するだろうと思いきや、そこはピュアすぎる凛一なので、「なんて優しいんだ」とポジティブに受け取ってしまって、もうすっかりと吉見の思う壺です。
いやあ…本編でも思ったのですが、吉見はちょっと凛一が可愛すぎてベッドシーンに変態さが入ってますよね?(笑)
日々、目眩がするほど幸せだけれど、甘やかされすぎは良くないんだと自制しようとしていたものの、触れ合う度にもっとくっつきたくなってしまう。
わがままを言って甘えすぎてしまってごめんと言う凛一を安心させるように、キスをしながら優しく甘く抱いて、不安を全部取り除いていく吉見はやっぱり優しい良い男なんでしょうね。
ちょっとずるいところもありますけど。
こんなに控えめで可愛いわがままを言われてしまったら愛しくてたまらないだろうな。
吉見の、贈ったネクタイで周囲をさり気なく牽制したいというわがままも可愛らしいものでした。
これまで以上に幸せそうな凛一の様子に、こちらまで幸せのお裾分けをして貰ったような気分になります。

このお話は凛一視点で語られているのですが、彼が終始考えている事といえば「幸せすぎてどうしよう」です。
絵に描いたような新婚さんな2人の愛の巣を覗かせてもらったような、お砂糖たっぷりのお話でした。
ごちそうさまです。

6

引っ越し後

本編でもっと広い部屋に引っ越したいとありましたが、こちらの小冊子は新居でのお話でした。
 
結婚して吉見の家族とも上手くいっていて、吉見にも愛されていて凛一も大分自信が付いてきたようです。

なので凛一がうざくなくて本編より読みやすいです。

でもここで吉見に疑問が芽生えました。本社に出張に行く凛一にネクタイをプレゼントしたまでは優しい旦那様だと思いました。

それなのに裸にネクタイだけさせて、セックスって…さも思いやりみたいな事言ってましたけど変態でしょ。

凛一は素直に受け入れたばかりか、更に吉見がしたいことを聞いて出来るだけ叶えてあげたいって…。

これ先生はウケを狙ったのかが微妙です。
ほのぼの新婚生活だったら引く…

2

素敵なプレゼントのお返しは

本品は『銀色きつねは愛されアルファ』のコミコミ特典小冊子です。

本編後、吉見が凛一にネクタイをプレゼントするお話です。

凛一は吉見と結婚し、新居で幸せな毎日を送っています。年上なのに
3倍くらい頼りっぱなしで甘やかしてもらっているので、出来る事は
何でもしようと思っています。

凛一は吉見と付き合うまでは食事を作った事の無く、今でもたいてい
は吉見が作ってくれますが、週に2回くらいは凜一もキッチンに立つ
ことにしています。

今日は吉見が遅くなると言っていたので、レンコンの明太マヨ和えと
みそ汁をつくり、吉見が帰ってきたら鶏肉とパプリカをハーブソルト
で焼いて葉物野菜を添えるつもりです。

そわそわと帰宅を待っていると下巻ドアが開いて、銀色の尻尾がぴょ
んと跳ね上がり、帰ってきた吉見と目が合うと耳が寝てしまうのが
自分でもわかってしまい、自分の心がただ漏れな気がしてしまいます。

吉見はそんな凛一を可愛いと思っている様で「目が合うと耳が無くな
ったかな?っていうくらいペタンと寝ちゃうの見るが好き」と、凛一を
嬉しがらせてくれるのです。

その上、今夜は来週久しぶりに本社に行く凛一のためにネクタイをプ
レゼントしてくれました。いつもネイビーなのでできる男っぽい落ち
着いた赤を選んだと言います。

凛一が緊張しない様にと言う気配りに凛一は嬉しくて「今度僕も何か
プレゼントするね」と言うと「仕事でつけていく前にそのネクタイを
付けたところを見せてくれたら幸せ」とねだられます。

それじゃプレゼントにならないと思う凛一でしたが・・・

A5判カラー表紙(文庫カバー同イラスト)12頁のボリュームで、ラブラ
ブ新婚生活を送る2人の様子を描いたお話になります♪

着ていたシャツの襟を立ててネクタイを締めてみると、それだけで
イメージが変わります。吉見もとても褒めてくれますが、今日着てい
たシャツも吉見と一緒に選んだもので、凛一の全身を眺めていた吉見
はラブスイッチが入り、凛一はそのまま美味しく頂かれてしまう

・・・というある意味、新婚さんあるあるな小話でした♡

吉見に裸ネクタイをねだられても嬉しくて、吉見がしたい事をできる
だけ叶えてあげたいという凛一がすごーい (ӦvӦ。)

まぁ、2人がラブラブならいいのなら、読者的には「ご馳走様」以外
の言葉はありませんね(笑)

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