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政治家の2世とその秘書のお話。
IT企業の社長として成功していた政宗(攻)は父親の引退に伴い、その会社を譲り渡して議員になった若手ホープの2世議員。
父親の秘書をしていた嵯峨(受)は父親からたっての希望で政宗のお世話をしている秘書。
いい大人なのにミルクプリンが大好きで、寝起きも悪く手のかかる悪がきのような政宗に手を焼く嵯峨の様子がなかなか楽しいです。
「プリンは1日1個と言っているのに」
32歳で恋人にしたい政治家№1に本気でこんなことを言ってます(笑)
嵯峨の政宗に対する評価は、
勉強は大嫌いだけど合コンは大好き。寝つきは良いが寝起きはすこぶる悪く、毎朝モーニングコールが欠かせない。お気に入りのミルクプリンが冷蔵庫に無いと不機嫌になり会合をさぼっておやつを買いに行く
…というもの。
そして口説かれているのにただ揶揄われていると思っている暁彦。
父の代からの事務所職員の松永さんに
「嵯峨さんに褒めてもらおうと一生懸命だったね」などといわれる様子はまるで大型犬がじゃれついているような感じだと思います。
それも大型すぎてじゃれつく相手を押し倒してしまうくらい…って実際おしたおしてますが。
だけどけなげなくらいに嵯峨を思う政宗の気持ちですが、なかなか嵯峨は本気にせず。
それでも、いざという時には守ってくれたり、何気ない会話を覚えてて洗剤を買ってくれてたり。
そうするうちに少しずつ惹かれて…というか、政宗のことを好きになっていることに築く嵯峨。
政敵に仕掛けられたトラブルの中で
「私の前でくらい、弱みを見せてもいいんじゃないですか」という嵯峨に
「お前の前でくらい、見栄を張らせろよ」と優しい光を浮かべる政宗が素敵です。
そのあと、言葉通りに弱みを見せる政宗に思わず自分でも気づいてない気持ちを晒しそうになる嵯峨。そして自らの意思で初めて抱きしめる政宗の背中に腕を回してその身を任せます。
H度については少な目と評価でしたが、最初の無理やり。嵯峨が自分の意思で受け入れた2回目。そして事件が解決して相思相愛となっての3回目。
やっと「好き」の言葉をもらって喜ぶ政宗に思わず「よかったね」と言ってあげたくなりました(笑)
確かに全体の中でHの占める割合は多くありませんが、この2人にはこれくらいで十分でしょう。
最後の事務所でのシーンは当初と変わらないプリンは1日1個という会話で(笑)
だけど恋人としての会話も盛り込まれており、嵯峨の飴と鞭を使い分けた会話でしめくくり。
政治の難しい話もありますが、しっかりとしたした構成で面白くて楽しませてもらいましたので萌×2ではなく神にしました。