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isekai deno ore heno hyouka ga okashiindaga
WEBでずっと連載を追ってました。
イラストの素晴らしさはさることながら、キャラクターがすごく魅力的な作品だと思います。
ネット発ということもあり、一般的なBL小説とは趣が違い、かなりライトな作風です。
基本的に主人公視点で語られており、癖は強めの文章ですが、そのノリが楽しめる方でしたからどハマりすること請け合いです。
文芸系の作品が多いBL小説の中では、異色の作風といえるかと…テンポよく読めるので、個人的には最初から最後まで楽しく読み続けることができました。
一巻より二巻はさらにキャラが深く描かれていて、特に主人公の葛藤には胸が締め付けられました。周囲を愛し、一歩一歩成長していってるんだなと感じ、彼への好感がさらに高まる物語になっていると思います。
また、この作品の一番の魅力はなんといっても「勘違い」と「溺愛」だと思います。
ものの見事に会話で勘違いを繰り返していて、笑いが止まりませんでした(笑)
よくもまあここまですれ違えるものだと。でも、それを無理なく描き切っているので、それがまた凄いです。
そしてタイプの違う攻めもまた美味しいです!
個人的にはフェリクスの執着ぷりが好きでした。二巻ではかなり甘々な展開になっていて、安心して読めます。疲れた心が癒されます(笑)
好き嫌いは分かれる作品だとは思いますが、WEB小説をよく読まれる方や、溺愛系の作品が好きな方などには嵌りやすい作品なのかな?と思います。
「異世界でのおれへの評価がおかしいんだが」続編で、ギャグ満載のハイテンション異世界転生ものになります。
web発です。
こちらですね、刺さる人にはめちゃくちゃ刺さると思うんですけど、そうじゃない人には「何が面白いのか、全く理解出来ない」ってなる作品だと思うんですよね。
個人的にはこのノリが大好きでして、楽しくて仕方ないんですけど。
とりあえず、1作目の試し読みをして貰って、合うと感じるなら購入していただいて間違いないと思います。
や、そのままの勢いで、最後まで突っ走ってくれるから。
ちなみに、まだ完結してないので、その点もご注意下さい。
で、内容なんですけど、インドア派の非モテオタクである主人公が、RPGゲーム「チェンジ・ザ・ワールド」の世界に転移してしまったと言うもの。
ひょんな事から黒翼騎士団に入団することになり、団長であるワイルドなイケメン・ガゼルや、美貌の冷静沈着な副団長・フェリクスの庇護の元、モンスターを討伐したりと異世界ライフを送るー。
と言うのが前作。
で、今作ですが、仲間となった彼等を救う為に、シナリオ通りであれば起こるはずの出来事をねじ曲げてしまった主人公。
すると、ゲームには無い展開ーモンスターの巨大襲来が起こりー・・・と言った感じになります。
と、こちら、異世界転生ものとしてはめちゃくちゃ王道のお話になるんですよね。
こう、主人公が未来を知ってる事を武器に、親しくなった人達をシナリオをねじ曲げて救おうとする。
それにより、より酷い災厄が起こってしまう・・・。
みたいな。
こう、ストーリーとしては定番すぎて、その点では面白みに欠けるとは思うんですけど。
が、この作品の最大の魅力は「主人公と周囲との認識のズレ」にあると思うのです!
や、主人公はただのインドアなヒョロいオタクなんですけど、とても珍しい黒髪黒瞳や白い肌、傷ひとつないきれいな身体から、この世界だと神秘的で美しい青年になるんですよね。
で、タクミはですね、「異世界から来たんですよと言っても信じては貰えまい、ていうかそんな事を言い出したら、ちょっとヤバい人ですよね?俺」みたいな。
そこで、素性を語るのに「ちょっと特殊な環境にいたんだ」的に誤魔化す。
すると、それを聞き「この容姿に、その物知らずな様子・・・。もしや彼は、性奴隷として捕らわれ、育てられた存在なのではないか!?」とガゼル達。
みたいな。
いやね、互いの認識が完全にズレてるのに、何故か上手いこと会話が成り立って行っちゃうと言う、コントの楽しさなんですよ。
また、主人公はどヘタレだしかなりの愉快な青年なんですけど、数々のラッキーなハプニングから、凄腕の戦士だと誤解されてしまう。
ついでに、クールで物事に動じない、自己犠牲精神の強い男だとも誤解されてしまう。
で、ガゼル達は、自分を頼って欲しい、自身をもっと大切にして欲しいと、タクミに強い庇護欲を覚えちゃったりする。
や、本人は周囲からそんな風に見られてるなんて全然気付かず、ガゼルやフェリクスは本当に格好いいし優しいなあ!みたいに呑気に思ってるんですけど。
もうね、攻めであるガゼルとフェリクス、そして主人公のタクミと、三人の視点で語られるんですよ。
これ、それぞれの認識の違いが甚だしくて、笑えて笑えて仕方ないんだけど。
ちなみに、こちら3Pものでもあります。
前巻ではラブの部分はライトだったんですけど、今回はそれぞれとの仲が深まる上に、二人からの好意をタクミがしっかり認識してと、一気に恋愛モードが強くなります。
あと、ストーリーとしてもモンスターの大襲来と、緊迫感を増してゆくんですよね。
自分のせいでこの悲劇が起こりと、タクミの苦悩なんかがしっかり語られます。
オマケに、ラストで最大の敵登場と、なかなかの読ませる展開。
面白いです。
繰り返しになるんですけど、好き嫌いがハッキリ分かれる作品だと思うんですよね。
お値段も張るし、続きものでもあるので、その点でも手を出しにくいと思います。
ただ、ハマる人にはハマる!
そういう私のような方にとっては、夢中で読んじゃう類いの作品だと思います。