ルールは『イかせないこと』『挿入しないこと』  ……そして『絶対に恋に堕ちないこと』

シャングリラの鳥【BLCD】

Shangri-La no tori

シャングリラの鳥
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神48
  • 萌×25
  • 萌0
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
5
得点
261
評価数
54
平均
4.9 / 5
神率
88.9%
著者
媒体
CD
作品演出・監督
蜂谷 幸
音楽
中島勝大
脚本
山崎まさと
オリジナル媒体
コミック
CD発売会社
マリン・エンタテインメント
収録時間
枚数
2 枚
ふろく
フリートーク
別ディスクであり
発売日
JANコード
4996779037568

あらすじ

性を謳歌する男娼達の楽園シャングリラに、試情夫(当て馬)として雇われたノンケのアポロ。しばらくは専属として男娼のフィーに仕込まれることになるが、男の体を愛撫するのは初めてでどうにもぎこちなく……。奔放なフィーに翻弄されてばかりのアポロだったが、ある時、フィーの思わぬ激情を目の当たりにして……。

表題作 シャングリラの鳥

アポロ → 松田健一郎

フィー → 中島ヨシキ

レビュー投稿数5

中島ヨシキさんのフィーめっちゃいいな!!2巻以降が楽しみです♡

フィーが!!
フィーがもうイメージ通りすぎて!!!
同日発売のコミックス2巻も読んだので、2巻のあの内容をこの声と演技で聴けるのかと思うと今からすでに楽しみでなりません。
松田さん演じるアポロの朴訥さも声で聞いたことでより際立ってグッときました。
そして何より、
キャストをふんだんに使ってちゃんと原作の世界観を再現してくれてるところが原作ファンとしては嬉しい限りです!
BLCDにキャスト数17名ですよ。え、すごくない?
キャスト一覧これです。「コヨーテ」も多かったけどさらに上をいった…!

アポロ:松田健一郎
フィー:中島ヨシキ
オーナー:一条和矢
カルナ:石谷春貴
パトリック:高橋英則
ミラー:岡野友佑
マルコ:井上 剛
ウィル:田所陽向
シェス:善財達也
レイモン:北山恭祐
ダニー:陣谷 遥
ダグラス:坪井智浩
アポロの妻:松井暁波
船員:岩中睦樹
男性客:笠間 淳/虎島貴明/高橋伸也

いわゆる女性向けコンテンツにお馴染みな感じのキャスト陣と違っているので人によっては好みが分かれるのかもしれませんが、なんていうかもう完全に洋画の吹き替えなんですよ、目を閉じて聴いてると。
声優さん達の声が座裏屋さん特有の外国映画っぽい世界観にちゃんとマッチしていて、違和感なく耳に入ってきます。
で、主役のお二人もそっち側に寄せたお芝居をされているので、これがまたねー、良いんですよ♡リアル寄りの色気?セクシーさと言うのかな?が増し増しで。
主役以外ですと、オーナー役の一条さんはすごーく一条さんなんですがオーナーの声としては間違いないなって感じですし、常連客・レイモンの声もチャラさ完全一致でめちゃくちゃイメージ通りでした♡
シェスは声が付いたことで「セクシーだ♡♡♡」と思わずときめきました。
井上さん(マルコ)と坪井さん(ダグラス)は場を引き締める立役者的存在ですね!
わーーー2巻が聴けるのほんっっと楽しみだなぁ♡♡

原作が座裏屋さんの作品の中でも群を抜いて絵で読ませる作品になっているので音声化するには難易度が高く、正直なところ原作未読だと分かりにくい部分はありました。
が、それを差し引いてもお芝居で聴かせてもらえる内容になっており、CDとしての満足度は文句なしにとても良かったです!
1巻の読みどころはアポロとフィーの甘さはないのに空気に特別感を感じる会話劇だと私は思っていますが、バッチリ表現してくださっています。
声を張らない2人の会話が耳に心地良いです。

そして原作をお読みの方はご存知だと思いますが、1巻ってまだBLとしては始まってないんですよね。
なので本編は役者さん達のお芝居を耳から楽しむという点では他のBLCDより満足度が高いのですが、萌えやエロスを求めるなら初回限定盤を全力でおすすめします。

Day time 1・・・コミックス1巻描き下ろしの音声化
Day time 2・・・コミックス1巻アニメイト限定小冊子の音声化
Day time 3・・・本CD初出のオリジナルエピソード

と、3つの「Day time」シリーズが収録されているんですが、3つめがたまりません♡
試情夫としてまだまだ全然ダメダメなアポロにフィーがお仕事の手ほどきをするお話でして、フィー先生が次から次へとエッチな単語を連発しながら実況中継してくれるという、大変耳にご褒美な内容になっております。
中島さんのフィーがまた巧いんだわ。
「受けなんだけど主導権握ってる攻めっぽい受け」っていう役どころをバッチリ演じてくださってます。
本編に甘さがない分ここでしっかり補完させてもらいました♡
コヨーテの「sweet days」シリーズを聴いてても思うけど、座裏屋先生、音声化するのに適したシナリオ考えるの巧すぎない?

21

美しい男達の楽園がそこに…うっとり

コミックス1巻が発売された時からこの日を待ちわびておりました。
2巻とCDが同時発売で特典が目白押しですが、
私は描き下ろし漫画「Day timeシリーズ」の特典目当て、アニメイト連動購入で揃えました。

▼内容▼
・Disc 1 / act. 1~3
・Disc 2 / act. 4~5(※通常盤には1巻描き下ろしが収録されていません)
ー初回限定盤CD特典トラックー
Day time (シャングリラの鳥Ⅰ描き下ろし収録)
Day time 2 (シャングリラの鳥Ⅰアニメイト限定小冊子収録)
Day time 3 (※座裏屋蘭丸先生原案・CDオリジナルエピソード)
~・~・~
「Day time」シリーズ(自分用まとめ)
Day time4(シャングリラの鳥Ⅱ 描き下ろし収録)
Day time5(コミックス&ドラマCDアニメイト連動購入特典特製小冊子収録)
Day time6(シャングリラの鳥Ⅱアニメイト限定8P小冊子収録)
Day time7(ドラマCD 初回限定 特製小冊子収録)
~・~・~
アニメイト限定盤は差し替えジャケットカードと、早期予約特典のキャストトークCD付き。

せっかちな性分なので、以前は既読作品でもいきなり原作を読みながら聴いてたんですが、
初めは音だけ、二週目は原作の画を合わせて、これが二度おいしい楽しみ方だと最近気づきました。

作品は原作のイメージそのままに再現されてます。
目を閉じればそこは時間を感じさせないゆったりした南国の楽園シャングリラ。
この作品自体展開がゆっくりで、ゆったりした時の流れや会話のテンポになっています。
通常盤1~5話だけでも時間的にたっぷり聴き応えがあり満足度は高い仕上がりですが、
ルールは『イかせないこと』『挿入しないこと』…そして『絶対に恋に堕ちないこと』
舞台は男娼館なので濡れ場はあるんですが、メインCPの関係はこれからなので、
特典トラック「Day time」シリーズで甘いエピソードを補給。
「Day time 1,2」は8P描き下ろしで3分弱でしたが、
「Day time 3」は8分30秒たっぷり甘いエピソードです。

今回特に南国の雰囲気作りが重要な作品なんですが、
葉が揺れる風を感じさせる音、波にプールにシャワー様々な水の音が、
爽やかだったりエロティックだったりするんですよね。
そしてバックサウンドというか、ガヤの音が自然でスッと入ってくる感じが素晴らしかった。

言葉のない場面描写を音やセリフに変換する技も絶妙で違和感なし。
男娼館に集うキャストや客等、色んな男達が登場しますが、
個性豊かで渋い、カッコイイ、可愛い、キレイなお声の声優陣に耳が大喜び。

私は男娼フィーCV:中島ヨシキさんの攻め声が大好きなんですが今回は受け…
今まで何度か中島さんの受け役を聴いてきましたが、
色んな表情を見せるフィーの魅力をあますことなく表現されていて、
攻め受け関係なく魅力を発揮する声優さんなんですよね、ほんとに凄い。

ほんの少し鼻にかかった甘えたような声、男娼フィーの色っぽさはもちろん、
やんちゃなだけでなくキレて荒ぶる男っぽさもお墨付き。
時折見せる幼い可愛さや弱さ繊細さにギュッとさせられました。

そして、試情夫アポロCV:松田健一郎さん…空虚で淀んだ感じが本当に素晴らしい。
愛をなくして疲弊したアポロ、朴訥感や大柄な感じが伝わる低音が渋くて、
まさに松田さんは私の思うアポロでした。

オーナーも男娼カルナも存在感があってステキですが、
私は小鳥ちゃんをこなれた感じで癒してトロトロにしてしまう、試情夫シェスCV:善財さんがお気に入り。
めっちゃエロかった…トロトロにされてる小鳥ちゃんよりもエロかったなぁ。
シリアスなメインCP組をほのぼのコミカルに取り巻いていて作品のバランスも素晴らしい。

ノンケ試情夫と男娼、重いものを背負う相反する二人が、
少しずつ相手を知って距離を縮めていくシリアスな内容なんですが、どれだけ時間を要するのだろう…。
原作では「手フェチ」がため息をつく描写が詰め込まれていますが、音で手を感じることもできる。
アポロの差し出した手を握るまで、フィーのモノローグシーンはゾクゾクしました。

是非とも、特典トラック付の購入をお薦めします。
「Day time 3」義務的な仕事を反省する試情夫アポロがフィーにやり方を教えて貰う…
この作画はいつ、どこでお目に掛かれるのか…もどかしい限りです。

CDを聴いて2巻を読んで、また一年(?)待つんですが、
この作品は完結を迎えるまでもっとゆったりした大らかな気持ちで付き合う必要があるようです。
忍耐、ご褒美、忍耐…もちろんご褒美を貰うまでお待ちます。

16

アポロが!フィーが!そのままそこに存在する不思議

発売からだいぶ経過していますが、最近手にした私。なんでもっと早く購入しなかったのか…と、反省もした私です。

あらすじはコミックスのほうでたくさんレビューされていますので、感想を書きます。

私、アポロ役の松田健一郎さんの大大大ファンなんです…。松田さんの虜になったのは、ポルノグラファーの城戸役で知ったからなんですけども。

今回のアポロ役なんて、松田さんのために用意された役としか思えない!!真面目で純粋で、優しくて男前なアポロに松田さんのお声がドハマりすぎて、私、もはや昇天いたしました。

低くて男らしさ満載のお声、正直で妥協ができなくて、でも心底優しいお声。嘘もつけなくて、戸惑いながらも、仕事だとしても、誠心誠意を尽くそうと優しく温かくフィーに触れるアポロがそこにいました。

松田さん…なんでそんなにかっこいいの…。

美しい男たちが性を謳歌する、まさにシャングリラと呼ぶにふさわしい娼館に現れた、一人の真面目で朴訥とした色男。そんなアポロに松田さんのお声が入ることで、アポロのかっこよさが、3倍増し?いや、10倍増しでも足りないくらいに表現されています。

私はこの作品を発売されてからだいぶ経過してから知ったのですが、まず作品にドハマりして、いろいろ調べたら、なんと!ドラマCDではアポロ役を松田さんがやっている!と知り即、購入。

コミックスを読んだあとだったので、アポロ=松田さんとわかったときの納得感たらない!キャスティング、神か…と、震えました。

まだ、CDも1巻目なので、フィーとアポロの間には恋愛的な要素はなく、瑞々しく美しい男娼のフィーと、そんな男に今まで見たことも会ったこともなく、さらに開放的でエキゾチック、非現実的でまさに楽園のような娼館に、ただただ純粋に驚き戸惑うアポロ、そしてフィーの時に駆け引きめいて、アポロをリードしていく様子がコミックスそのままに再現されています。

この作品は世界観が綿密ですごい完成されているんですけど、CDでもその世界観そのままになっていて、椰子の葉音や美しい海、鳥の鳴き声など、まさにユートピア!と感じさせてくれます。

フィー役の中島ヨシキさんも、フィーそのまま!まさにコミックスから飛び出してきたかのような感じです。いたずらっぽさもあり、危うさもあり、色っぽくもあり。完璧です!

そして、この作品で私が愛するもう一人のモテ男、シェス。シェス、めーーーっちゃかっこいいんですよねー!浅黒い艷やかな肌に漆黒の髪。小鳥ちゃんをその気にさせて優しくいなす、ザ・モテ男。

少し低めボイスで色気たっぷりのシェスを堪能させていただきました(またまた昇天済)

あと、オーナーもそのまんま!まさに頭の中で妄想していたオーナーでした!

とにかくこのキャスティング、神としか言いようがないです。どの役の皆様もハマりにハマって、もはやこのキャスティング以外、不可能ではないかと思います。

私は初回限定盤を購入しまして、Disc2のDay time 1〜3を聴いたんですが、私は1が1番好きでした。ジャグジーの中でキャッキャするフィーと、なんだかんだ優しく受け入れるアポロ。アポロのお膝に乗って抱きつくフィーがめちゃかわいい。おっきな体でフィーを抱きしめて、よしよしするアポロには悶絶。

12月にはドラマCD第2巻の発売もあり、今から楽しみすぎて待ちきれません!とくに松田さん演じるアポロの心の揺れを聴いたとき、私、生きていられるのかしら…ともはや、自分自身が心配です…。

コミックスの世界を何倍もの濃度で体感できること間違いなし!神評価しかない作品です!

2

最高!!可愛いヨシキとイケボな松田さんに癒やされました!

もともと中島ヨシキさんのファンで、彼が受け役を演じている作品を買い漁っていたのですが…この作品がきっかけでヨシキさんはもちろん松田さんも大好きになりました!

ストーリーがいいのはもちろん、松田さんの色気のあるスパダリ風なお声と、ヨシキさんのやんちゃで可愛いのに艶っぽい声…ほんっとうに最高でした!

大好きでス!!

1

まだまだ序盤

原作既読です。
こちらコミックス1巻の内容です。ですのでまだまだアポロとフィーは試情夫と男娼という関係なので二人の行為はありません。

シャングリラという男娼館を舞台にした作品なので、フィーとお客とかの描写はあるのですが、お仕事だったりするのでもうちょっとエロに関しては物足りなさがあるのですが。ドラマCDとしてはオーナー役の一条さん、フィー役の中島さん、アポロ役の松田さんと、いい声のオンパレードなので、ストーリーを追うだけでも聞きごたえがあります。
男娼仲間だったり、試情夫仲間とのやりとりとか、ここでの日常も楽しそうです。

まだメインの2人はラブというところまではいかないものの、出会いから、徐々に心を通わせていく過程が丁寧に描かれているので、このCDだけだと多少消化不良気味なのですが、次もCD化されたらよりいいかなと。

松田さんメインのCDは初めて聞きますが、低音のいい声でノンケだけど色気があります。中島さんはご自分でも男娼役が多めと言ってましたが、こちらもさすがというかエッチです。

エロを期待したらちょっと違うのですが、ドラマCDとしては2枚組で聴きごたえありますし、匂わせ程度に二人のやりとりも楽しいので萌2としました。

9

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