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「教会を売れ」と不動産屋に債権返済を迫られた神学生一夜を助けたのは、7年前に別れた唐沢だった。
当時、一夜は、自分を愛してくれて一緒に暮らしていた唐沢を捨てた。黙って唐沢の前から姿を消したのだ。
7年ぶりに再会した唐沢は一夜に「おまえは、俺を裏切った。報いを受けなければならない。この身体を差し出すんだ」と囁いた。ようやく痛みが薄れきた一夜の胸に新たな痛みが襲う・・・。さらに唐沢は、「おまえは、償いをしなければならない。この俺にな」と告げる。一夜は、その言葉に逆らうことができなかった。
だが、憎まれているはずの男からの凌辱なのに、一夜の体は知っている。唐沢によってもたらされる官能の味を。
受の一夜はほんと健気です。唐沢もいまいち酷い男にはなりきれず、お互い好きなのにどうしていいか分からず想いだけがすれ違っいじれったさを感じずにはいられません。
でも教会でのエッチシーンは濃厚で、「イヤ」といいつつ犯されながらも、一途に愛している唐沢に身をゆだねる一夜がなんともいえません。
また、唐沢も「おまえは俺ものだ。誰にも渡しはしない」と一夜を凌辱してしまう姿に、痛々しい切なさを感じます。
敵対する不動産屋が一夜を拉致するというちょっとした事件のおかげで、2人の気持ちが通じ、おまけに姿を消した理由もわかったので、事件が起きてよかったということでしょう。
ここ最近読んだ中で、もっとも健気な受けにじーんとしてしまったので、とりあえず萌えということで。