碧雲
nessei no wakaou to aisareru omega kishi
番外編 ちょっと長めの短編。
この作品は、Amazonだけが扱っているみたいです。
「熱誠の若王と愛されるオメガ騎士」は、砂漠の王国アルバールの若王とセナが婚姻して、第一子の王子が生まれて半年くらいの時期の話。
「灼熱の若王と秘されたオメガ騎士」には、巻末SSで、更に後の第二子を妊娠中のセナが登場しています。
「熱誠の若王・・」は、第一子出産後に二か月不調だったセナを思いやる若王。
従妹の婚礼に向かう若王一家が途中で賊に襲われる。
セナが騎士の装束になり、子供達を護り、騎士団と共に戦い撃破。
無事従妹の婚礼を終え、触れてもらえないと不安を感じていたセナに、若王は触れなかった理由と想いと告げる。
・・・と、若王夫婦の波乱万丈が、この巻も面白かった。
どちらかというと、物語としては、この巻のほうが短いけれど密度が濃い。
セナが妃として若王を賢王に導いている。
でも、とても短い。あっという間に読了。
表紙絵も簡素で、挿絵ありません。
続編が出て、シリーズ化したら嬉しいです。