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「挿絵で楽しむ山田ユギ」フェア初、評価に苦しむ作品でした。
まず、菅野彰さんは初めて読む作家さんだったんですが
ちょっとした言い回しや言葉遣いなど
私の勉強不足もあってか、終始違和感が拭えなくて
慣れるのにかなり時間が掛かってしまいました。
それでも、アイちゃんこと愛一郎の
捨てられた犬のような態度とガタイのよさのギャップに萌えたし
なにより、高校教師の良明の見事な流されっぷりや
二人のかみ合わないのになぜかほのぼのした会話は楽しかったし
これは、アイちゃんの気持ちを、きっと良明は受け止めてくれるだろう、
つか、受け止めてやって!って気持ちになって来てたんですが。。。
いきなりアイちゃんのことを捨てようとした良明の行動は
まあBLでは想定内だったんですが
その後の、謎の女・優子の登場から先の展開があまりにも唐突過ぎて
せっかくアイちゃんがんばれ!!って気持ちが一気に萎えてしまいました。
お陰で、後半の怒濤の展開部分は読む気が失せちゃって
ほぼ斜め読み。。。すいません。。。
もっと普通の王道な展開の方が良かったなぁ。。。
個人的な意見ですが。。。
とりあえず、挿絵は文句なしに萌えたので
ぎりぎり萌え評価ですが
内容は、読む人を選ぶかな、と思いました。
菅野彰さんは毎日晴天シリーズしか知らなかったんで驚きました。
こういうカラーのも書く作家さんなんだー、びっくり。
ぶっちゃけ評価が猛烈に分かれる作品でしょーな。225ページ中、100ページ辺りまではまあ普通に(?)BLです。
ジェットコースターで例えるとこの辺からじわじわゆっくり上に上がって行きます、高校生の愛一郎の熱愛から逃れる為に行きずりの初対面の女性と結婚する良明、ええええーっそれでいいのか!
そして結婚式当日、愛一郎が教会に乗り込んで来ます。花嫁置いて逃げる2人、とそこまでは有りっちゃ有りです、BLドリーム範囲です。
ジェットコースター天辺まで上がりましたーー!さあここからが急展開。
実は花嫁はヤクザの一人娘だったのです!
「うちのお嬢によくもあんな大恥を!」
車に向かって発砲されまくります、街中なのに!
ジェットコースター、凄い勢いで落ちます、ゴー!!!
高速に逃げ、弾丸で怪我をした良明は愛一郎と共に貨物船に乗り込み気付けば北海道に!
ひっそりと暮らすもつかの間、そこへ元婚約者がウェディング姿でライフル持って登場ーーーーー!!!!
コースターすんごい勢いで上昇落下急カーブ!!その勢いはとどまりません。
その後の展開はもうどうすりゃいいのか、もうどんな話なんだこれ!!!
どう着地するんだと不安になりつつ読みました、はーー途中どうなる事かと思ったよ!
終わり良ければ全て良し!!
あとがきによると「とってもラブストーリー」だそうです、うん、確かにラブストーリーだよね…。
後半部分が猛烈に好みが分かれると思うんですが自分的にはこういうのも新鮮でおもろかったです、映画っぽいっていうかある意味文学っぽい。
毎回やられたらアレですがたまにならこれはこれで結構好きかも。
あ、挿絵は口絵カラー2P、本文7Pです。
あり得ないほど流されてしまう高校教師な受けが主人公です。
断るのが苦手で、押しの強い人間相手だとぐいぐいとそっち方向に流されて。しかも、まあいいか…と自己完結してしまう。
ノンケなのに男と寝てしまったのもそのせい。
いくら流されるといってもエッチまではないだろうと思うんですが、この受けならあるかもなって納得させられてしまう。このへんは菅野彰さんのうまさだろうなと思います。
そうやって始まった関係をズルズルと続けてるのも、流されに流された結果。
愛情ゆえに付き合ってるわけではないんですが、この飄々とした受けは妙に好きでした。
対する攻めは、ウザいほどの愛情過多男。相手に全力ですがりつきしがみついていく。
重すぎる束縛っぷりに、今まで付き合った恋人には次々逃げられている。
でもこの攻めは「相手してくれるなら誰でもいい」ってタイプで。
今まで自分をフらないで受け入れてくれた恋人なんて、この主人公以外にいなかったんですね。
そこに「お前じゃなきゃダメだ!」みたいな「恋」はあるのかい?と問いたくなる人はたくさんいるだろうと思います。
その問いの答えはラストで分かります。
人生をぶち壊すようなことをしでかして、やっと二人とも「この人じゃなきゃダメ」ってことが分かる。急にきたコミカルでハチャメチャな展開だったので、かなり面食らいましたが。
高くついた勉強代だけど、二人ともこのぐらいスゴイことがなかったら、気づけなかっただろうなァと思いました。
まさに破れ鍋に綴じ蓋カップル。
ご愁傷様…じゃなくて、お幸せに!
ただ続編の『高校教師、だったんですけど。』は蛇足だと思いましたね。
本編で終わっておけばよかったのになァ。
凡庸な高校教師の良明はノンケなんだけども
幼馴染の裕也はゲイなのね。
裕也は、たびたび暴力を振るう年下の恋人と別れ話をするために
良明に恋人のふりを頼むんですよ。
そんでゲイバーに行ってみれば裕也は恋人と仲直りw
残された良明は年下の男アイに一目ぼれされてしまって、その晩、抱かれてしまって!?
っていう展開なんですが・・・
ノンケつっても幼馴染がゲイなんで抵抗が薄すかったのか
アイが、あんまりにもいい男だったからなのか
よっくわかんねっけども、ずるずると抱かれてしまう良明www
アイの本名は愛一郎。
端正な顔立ちのアイを男も女もスグに受け入れるんだけども
この男!どーしょーもなく重いw
なぜなら愛一郎は、ココロのヤマイを持つ男。
愛がないと生きられない、愛依存症とでもいいましょうかwww
結局、重い重くないっていうよりもここまでくると
相手に執着してるのか、ただ単に“愛情”に執着してるのかわかんないんだよね。
だからみんな引いちゃうんだと思う。
そんで、ずるずるとではあるけれども
良明は愛一郎を受け入れる。
愛一郎は、ワンコ
幼馴染の裕也は、にゃんこ
ふたりとも、凡庸な良明を拠り所にしている図は
なんだかほほえましかった・・・
って、ここまではよかったんだよね。
後半から、だだだっとヤクザだのチャカだのの展開には
正直ついていけなかったOTZ
こんにちは、かにゃこさん。
私もこの本、後半で一気に萎えてしまいました。
前半が良かっただけに、後半の怒濤のシフトチェンジに置いてけぼりにされた感が…。
こういう展開はマンガならオッケーなんでしょうが。
ほんと前半好きだっただけにやり切れなさに襲われましたよー。
すみませんっこんな所でなんですが、おたぴょんさん買っちゃいました♪
3軒まわるも「社長と秘書」が在庫切れで、その反動で「愛玩教師」の購入に踏み切ってしまいました。笑
大人の階段じゃなくて、違う階段登ってしまいましたー。笑
ありがとうございます。
とりあえず、驚きの連続の1冊でした。
菅野彰さんのだよな?と何度か確認してしまったほどに。
これから読む方は、是非、レビュー等を見ることなく、
読んでいただき、この驚きを共感していただきたいです(笑)
高校教師の良明(受・ノンケ)は、バーで出会った
アイ(攻)と一夜を共にしてしまう。
で、このアイが、相当謎めいている。というか、超重い男です。
で、良明は、超流されやすい性格をしていますが、
アイとの関係は良くないと思い、
偶然出会った女性と結婚することになるのですが、
そこにアイ登場!
でも、、、花嫁、銃を持って追ってくるんですよね・・・。
是非読んでから驚いていただきたいので、ネタバレは
ここまでにしますが、ジェットコースター的お話でした。
ただ、生きる環境について、
考えさせられるシリアスに痛いところもありました。
でも、読み終わりは、「えええ」な驚きに包まれることかと思います。
高校教師をしている受が、年下の強引な受に絆され落とされていくというお話。
正直ちょっとタイプじゃなかったかなぁ・・・が否めない。
挿絵の山田ユギさん目当てで読み始めたので画的には凄く満足なのですが・・・。
さて、なんにせよな強引っぷりが美味しいこの作品。
出会いから~のプレイも強引アンド強引でしたww
「やろ?やるよね?俺、我慢できないんだよね。ねw」
逆に言えば、これ受の先生のほうも押しに弱い・・といえるんだろうか。
あれよあれよという間にヤクザの娘に婿にさせられ
籍まで入れちゃってるしなwww
ヤクザに終われ、逃亡のはて「漁師になろうかな」
正味ちょっと意味がわからなかったのは、サラッと読み進めすぎた故でしょうか。
もう一回しっかりゆっくりよめば評価は変わるやもしりません。
だけどん=・・・・・・・かな・・
ナメトンノンカ? コルゥラアア!!
と 言いたくなるお話。
ぶっ飛び率が飛び抜けています。
次々クルクル話が変わっていきます。
今まで経験した事なかったこんな話。
このブッチギリの突きぬける感じ。
作者はよっぽどのハイテンションで書かれたようだ!!
文章のあわただしい感じが 24時間寝てない時みたいによく伝わります。
書き上げてから話をもう一度見なかったのかなあ。
話つながってないんですよ。
私は物珍しさに飽きませんでしたが。
凄かったの一言。
もはや高校教師ではありませんから。