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New York wa barairo ni
評価は萌か中立で悩んだのですが、少し厳し目に中立にしました。
甘々でラブラブなのは好物なのですが、この作品は2人のイチャイチャがメインで、ストーリー的には深さや目新しさが感じられなかったのが少し残念な所です。
主人公達は日本人なのですが、タイトルからも分かる通り舞台はアメリカがメイン。
ある映画を彷彿とさせますが、本編でもそれについての言及があって、作者さんはあの作品やこの作品を思い浮かべながらこの作品を書かれたんだろうな~という事が伺えます。
映画が好きな方は読んでいてニンマリするかも。
とにかく夢のように豪華な世界の連続です。
攻め様と受け様の住んでいる世界が違い過ぎて、読者も受け様の様に「なんでこんな受け様が?」と思ってしまうと思うのですが、そこは余り深くツッコまない方が楽しめると思います。
プリンセス気分を味わいたい時にはいいかと思います。
内容より、あとがきの方が楽しかったとか言ったら怒られそうですが、あすま理彩さま、インテリでいらしたんですね…!なんでも日本とNYをお仕事で頻繁に行き来なさってたのだとか。花丸天国というインフォメーションペーパーのインタビューも良かったです。「ロスでレバ刺し食べて急性胃腸炎になり、死にかけました。NYでは、テ○られて、死にかけました(ということは世界貿易センタービルかそこらにいらしたってこと?)。ラスベガスでは、カジノですっからかんになり、帰れなくなりました」結構ソーゼツ。。お話の方ですが、とびっきりのシンデレラストーリー。まさにそうでした。煌びやかで華やかで、読んでいてわくわくしました。イラストが私の趣味じゃなかったのだけが残念だったんですが…;
「頑張っていれば、きっと誰かがどこかで見ていてくれる」というあすま理彩さまと空の信じる言葉は、きっと本当だと思います。