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「……教えてください。電車でした、それ以上のこと」 闇を抱える男×抑圧に苦しむ高校生
metro
まず、忍役の佐藤さんにびっくり。
『えっ!!!佐藤さんてこんなお芝居も良いんですね!!!』←私の感想、第一声。
ただ...こういう役だし、こういう物語なんだろうけども...
忍の声に合わせると水葵の声がでかすぎるし、水葵の声に合わせると忍の声が聴こえない...
そこが残念ポイントでした。
でも佐藤さんファンの方はこれ聞いた方がいいと思う!いつものイケイケなお芝居じゃなくて、新たな一面見れた気がします。
水葵役の天崎くんは想像通りのお声とお芝居でした。
私個人的には天崎くんはもっと癖強の役をやってほしいので...
原作未読で聴いてから原作を読みました。未読でも聴けましたが、初めの場面は原作を試し読みしてからの方が世界観に入りやすいかもしれません。
原作の表紙からも感じるモノトーン感を音にしてくれた作品でした。
まずbgmが素晴らしかったです。ピアノの単音で奏でられていて、余分な音を極力減らしたかのような音楽でした。とても繊細に作られていると感じました。
また主役二人の声のトーンが控えめで、速さがゆっくりなので、ゆったりと話が進むのも印象的な作品です。
*忍役佐藤さん*
忍を佐藤さんに演じて頂いて本当によかったです。
キャラクターの感情を緻密に声で表現して下さいました。大事な短いセリフを丁寧に演じて下さっているのが伝わりました。
忍は表情のないキャラクターなので声に温度を感じません。なのに濡れ場では自前SEで行為の生々しさを感じさせてくれました。
特典は漫画にはない、オリジナルエピソードとなっています。
そのトラックでの、少しだけ表情を豊かにした声の匙加減が素晴らしかったです。水葵の行動や言動に感情が揺れ動くのがセリフを通して伝わりました。
*水葵役天崎さん*
最初水葵は弱々しいですが、忍との出会いをきっかけに成長していくのが声でも表れていました。成長後の、忍を側で支えるような安心させてくれる声が心地よかったです。
天崎さんは、セリフを漫画のセリフのコマの通りに忠実に再現しているのが印象的でした。
一方で特典では自然体で演じて下さって、佐藤さんとの掛け合いが心地よかったです。本編では見られなかったちょっと無邪気な水葵くんが可愛かったです。
原作既読です。
忍さん役のさとたくさんは淡々と話す感情の無さが忍さんにぴったりでした…!
静かな声に何度もゾクっとしました。
ラストにいくにつれ変化していく演技も圧巻です。
水葵くん役の天﨑くんもイメージ通りのお声で、可愛らしさの中に欲望に抗えない色っぽさが垣間見えて最高でした。
ベストキャスティングだと思います!
ストーリも良くしっかりえっちなので何度もリピートしています。
CDのみのオリジナルエピソードも13分30秒ほど収録されており大満足の内容でした。
素晴らしい聞き心地でした。
とても雰囲気がのある仕上がりになっていて、
すっかり魅了されて聞き入りました。
佐藤さん演じる忍さんが素晴らしくて…
空っぽの人形のような色のない話し方がもう忍さんそのものなんです!
忍さんがいる話すとそこには静寂と不穏さがあって、それが
最初は少し不気味なんですが、水葵との逢瀬を重ねるうちに
声に温度が感じられるようになっていきました。
佐藤さんってどちらかというと爽やかな役や熱い役のイメージだったのですが、
こんな静かな抑えた演技もされるんだなぁ…と新たな発見でした。
まるで吐息みたいな、囁くような話し方が色っぽくて、
じーっと耳を澄ませてしまいました。
ワケありとは言え、とても痴漢とは思えない品が声に感じられるんですよね。
天﨑さん演じる水葵は原作を読んだときには特に固定された
イメージはなかったのですが、いざ耳にしてみると違和感なく、
まさに水葵の声だと思えました。
母親から抑圧されながらも純粋で、心の内に繊細さと脆さを抱える
青年の声でした。
お母さん役を演じられた声優さんも病的に息子に執着する母という感じが
出ていてすごく怖かったです。
水葵が呼び止められる度にホラー的な意味合いでドキドキしてしまいました。
はじめはそれぞれの思惑から始まった水葵と忍さんの関係が
変化していくにつれて、二人の声色に少しずつ柔らかさが
滲み出てくるのがわかりました。
特に忍さんは顔は無表情だし、別にふっと息を吐くような
表現をされているわけでもないのに、耳で聞いていると
不思議と微笑を浮かべているように聞こえるんです。
これって実力派声優さんだからこそなせる技なんだろうなぁ…
穏やかなBGMが流れる中で最後の「君を待ってた」という
忍さんの台詞もまた温かく聞こえ、優しい気持ちで聞き終えました。
原作既読です。
こちらレビューの評価が良かったので気になって購入してみました。
佐藤さんは比較的BLCDたくさん出演されているので声のイメージがあったんですが、今まで聞いたことのある声とは違って、とっても低音で役柄が社会と距離を置いて人生諦めてるような役柄だったので、感情も見えず淡々とした感じで、新鮮でした。
天崎さんは先日他のCDで聴いてたイメージに近く、とってもかわいい感じの声なのに濡れ場になるととってもエッチになるのが良かったです。まだそんなにメインでは沢山出てないみたいですが、これからもBLCD沢山出演して欲しいくらいエッチでかわいかったです。
原作が痴漢から始まるお話なので、食わず嫌いというかなかなか手を出さずにいたのですが、最初の出会いこそ痴漢する方とされる側でしたが、徐々に交流していくうちに水葵くんに恋心が芽生えたり、忍さんは本当に人生終わりにしようとしてたくらいなのに段々感情が戻ってきたり素晴らしい作品でした。
音声化されてより忍さんの孤独な感じとか、水葵くんと母親の関係とかよりドラマチックになっていて良かったです。
普段BGMとかあまり気にしたことないのですが、うるさすぎず心地良いピアノの音色が流れていたりして本当丁度いい感じで、ドラマCD1本通してミニシアターの映画を見てるかのような気持になりました。
割とエロも多めですが、ちゃんと物語のあるお話なのでいろんな方にも聞いていただきたい1枚でした。
BL大好き、BLCD初心者、声優さんは殆どわかりません。
なので、「お前何様だよ!?」的レビューになってしまう事をお許しください。
タイトル通り若干ネガティブを含むので、好まない方は閲覧注意です。そこまで辛口ではないと思いますが…。
原作既読、視聴動画を見て購入、CDを購入するにあたって直近で読み返す事はせず、原作久しぶりの状態で聞きました。BLCDに慣れ親しんでいないので、まだBLCD自体の良さを探り探り聞いている感じがあるんですけど、第一印象はとても良かったんですよね。それこそさして声優さんを知らない身としては、BLを音声化する意味は声優ファンへのファンサか?と思える作品もしばしばあるのですが(それはそれで意味があるので否定している訳ではありません。私だってエロが見たい!聞いてみたい!)、この作品は音声化によって作品に奥行を与えていて素晴らしいなぁと。
ですがその後、原作を読みながら聞きなおしたんですけど、あれ?と。まあ、目から入る情報と耳から入る情報は当然違うモノなのはわかるんですが、原作で描かれている水葵くんの感情の発露する部分がちょっと弱い気がして。原作の漫画としての表現ではコマやキャラの大きさ等の変化でそれを表現されていると思うのですけど、音声ではなんだか平坦というか…。まあ、盛り上がりにかけてクレシェンドになっているのはわかるのですが、平坦に上がってゆくような。
原作ではそう上がってゆく中にもちゃんと部分部分で水葵の感情の跳ねている部分を感じるのですが、音声ではそう表現されているとは思えず、その差異に残念感を感じてしまいました。
おそらく、この作品自体が所謂BL!みたいな体ではなく、攻め役の佐藤さんがトークでおっしゃっていた様に『リアルにありそうに思わせる作品』である事もそう思えてしまう要因というか。リアルにありそう…ってことは私的にある意味BLの枠を一つ越えてしまうので、いつもよりレベルの高い演技を求めてしまうのか、原作の良さが最大限に表現しきれていないような気がしました。
でも、佐藤さんは黒瀬は何の違和感もなく、天﨑さんも声がまだ若く内向的な水葵にぴったりだったので、そこは間違いないのですが、天﨑さんはまだお若い様なのでこれからもっと深めていって欲しいな、と思いました。
まあ、こういったBLCDで声優さん達がどうディレクションされているのかわかりませんし、天﨑さんは指示されて演じているだけかもしれませんので、こういう意見もあるという事を示したくてレビューしてしまいました。なんならメーカーの人に読んでもらいたいですね(ほんと何様w)
あのラストの方の「ギ……」の台詞は結構大事な言葉のはずなのに、さらっとしすぎじゃないですか~?せめて黒瀬の「ギ……」を決める時の回想っぽい一言入れたりもっと葛藤とか差し迫った感じが欲しかった~。というメーカーさんへの個人的な叫び。
でも黒瀬を好き好きな水葵くんはとっても可愛いかったし、佐藤さんはほんと黒瀬でしかなくて凄いなと思いました。キャストトークの素の声とのギャップビックリした。何気に水葵のお母さんの声優さんも重すぎず、軽すぎずこの中では一番立場が近い身としては、その雰囲気に共感できる所もあり良かったです。
結局は総合的に良かったからこそ、もっと出来たのでは…?もったいない!!と思えるほど良いCDだったことは間違いないと思うので是非聞いて頂きたいです。まあ上記はあくまで個人的感想ですので、まったく違和感のない方もいらっしゃると思いますので。
BLCD初視聴です。
原作、本郷地下先生の「メトロ」には何度も何度も読み返すほど心を掴まれていて、セリフがほとんど暗唱できてしまうほど読み返していたので、今作のドラマCD化をきいて期待を寄せていました。
全体通してまるで原作をそのまま現実に持ってきたかのようでした。聴き始めて10秒で世界に引き込まれました。BGMは少なめで、ゆっくりと噛み締めるようなセリフ回しや、セリフの間にしっかり間が取られているのが印象的でした。とにかく静かで、ほの暗い。原作の美しさを損なわない、素晴らしい演技と演出でした。
シナリオが進むにつれて少しずつ変化していく忍さんと水葵くんの演技が素晴らしく、とても自然に、けれどはっきりと口調が明るく穏やかになっていくのが、聴いていて心がじわりとあたたかくなるようでした。
特に番外編、追加エピソードはしあわせそのもので。追加エピソードはとても楽しみにしていましたが期待を軽く超えていくくらいにどこまでも優しくてしあわせで、2人の未来はきっとしあわせであたたかいものだと確信しました。
受けの水葵くんの声優さん、水葵くんの若く、内向的な心を表すような初々しくピュアな演技がとても心にささりました。特に最初の濡れ場で忍さんに舐められる時の嫌がる演技が印象的で、水葵くんが長い間受けてきたであろう抑圧の強さが伝わり、興奮よりも先にかわいそうで涙が出るほどでした。
攻めの忍さんの声優さんも本当に素晴らしい演技力でした。言葉が喉につかえているような、空虚で無機質でそれでいて哀しさのようなものを感じる、「感情が死んでしまっている」と第一声から察することができる演技。セリフのひとつひとつに枯れてしまった心が見え隠れするようで、声だけで、さみしくて美しいあの忍さんの姿が浮かび上がってきました。
お2人とも原作を読んで、徹底的にキャラクターや設定に向き合われていると感じる演技でした。原作ファンとしてこれ以上しあわせで贅沢なことはありません。
ジャケットと設定に惹かれて買いました。原作と共に拝聴させていただきました。
最初から電車での声を我慢するシーンはもう、色気たまらないです……
タイトルコールでもこの空気感を壊してないのは流石です。
忍さんは、電車痴漢とは言え、なぜかジェンタルで上品な感じがする。佐藤さんの声から優雅と色気なフェロモンが漂い出る……やはり切ない伏線がある。
一番核心的なホームシーンで、水葵くんに凄く感動を与えられました。
「一人で降りて楽になるなんて、ぜったい許さない」
「僕だけのために、苦しみながら生きて下さい」
メトロを中心に織るセリフが神です!
愛し合う後の水葵くんの声から、甘さと可愛さがとにかく伝わってきました。個人的に、濡れ場のプレイは全部ド好みです。ピアニストの指プレイはエロいですよ……
そして攻めの佐藤さんの演技の厚みを感じました。
瞳色を失った、味のない口つけをし続けている忍は、無感覚とは言え、決して温度感のないロボットではない。一定の温度範囲内でのゆっくりと温めていく感じを引き出すような変化も、突然冷めていく変化の演技はきっと難しいです。
さすが佐藤さんでした………丁寧なお芝居が神………
黒白から一つずつ味覚、快楽、恐怖、安堵を感じて、先生のカラーイラストのように、どんどん彩られるロマンスが表現されました。
聴き心地がいいドラマCDでした!
欲を言えば、水葵くんと忍さん今後の話も気になってます……
原作未読。
タイトルとジャケットイラスト、キャッチコピーに惹かれました。
性に関することを抑圧されて育った水葵くん(天﨑さん)が電車で忍さん(佐藤さん)に痴漢されるところから始まります。
拒むどころか水葵くんは忍さんに関係を持ち掛けます。
ふたりの契機は割と刺激的な手段ですが、徐々にすべり出し、静かに深まっていくころが生っぽくもあり、このドラマの面白いところだと思います。
水葵と忍の距離感の縮まり方が時の経過とともに少しずつ変化しながら近づくところがいいです。
それまで静かに流れる水がドッと溢れ出すラストはしびれました。
天﨑さんははじめて聴きましたが、抑圧された環境の中、健気な高校生が瑞々しくて役にピッタリ。
忍さんの手管に翻弄され、はひはひしちゃう感じがかわいいです。
佐藤さんの安定感ある演技はさすが!底知れない心の闇がさりげなく漂っていました。
水葵と忍、互いの変化の違いも面白かったです。
忍の変化は物足りないと感じるかもしれませんが…。
中盤以降は水葵が忍を引っ張る力強さも感じました。
番外編は本編のアフターエピソード。オリジナルのようです。
水葵くんがキャッキャしていてかわいい!
忍さんの声にも愛らしく思ってる感がにじみ出ていて微笑ましくなりました。
聴後に気づけば水のように流れ込んでくるドラマCDです。
原作既読で聞きました。
紙で読んだときに感じた、しっとりとした物語の進みが、そのまま音声になっていて感動しました。
メトロの世界観を耳で聞くことができるなんて。
しっとりと進んでいくので、音声ドラマなのにとても静かなCDでした。
個人的に萌えた一番のポイントは、水葵の息遣いです。くふくふとした含みのあるところや、嬉しい悲しいといった感情が息に含まれています。
そこがたまらなく可愛いんです!
聞きながら笑顔になってしまいました。にやけます。
あぁ、水葵ならそういう反応をするだろうなあと。
水葵役に天崎さんの声はぴったりでした。
忍役の佐藤さんの声は、得体の知れなさあふれる忍を的確に表現されていて、役者さんってすごいなあと感心しました。
正体の知れない忍から、少し感情の乗る忍まで。この変化はぜひ聞いていただきたいです。
原作未読の方でもわかるような構成になっていたので、ぜひ聞いてみてください。