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全部、見せてくれ。もっと恥ずかしいことをするんだろ?
doukyonin wa nekokaburi
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
元ヤクザな受けの一真が、街角で出会ったノンケリーマンに好かれたくて、素性を隠して必死で家事を頑張る様子が健気でかわいかった。
「秋山に好かれたい」という一心で、不慣れな家事に取り組むんだけど失敗ばかり……。
というのも、この一真は育児放棄されて野良猫同然に育ってきたので、人並みの暮らしがどんなもんか知らないから。
そして攻めの秋山は、一真がどんな失敗をしても怒らないし(洗濯のくだりは神様か?!と思った)優しく教えてくれる過ごすうちに、不慣れながらも少しずつ出来るようになっていく一真。
そんな同居生活の様子が、微笑ましくてかわいかった。
だけど、とある事件がきっかけで、秋山から「出て行け」と言われてしまうんです。
傷つきながらも自業自得な一真は、秋山の元を去るしかなくて……。
この別離後の攻め視点が、超〜良かった!!
頭に血が上ってとっさに「出て行け」なんて言っちゃったけど、一真がいないガランとした部屋を見てダメージを受ける秋山の心境たるや。
「受けに去られてダメージを受ける攻め」萌えがあるので、すっごく楽しめました。
元ヤクザでオラついてた一真が、実は結構な甘えたでかわいかった。
フーフー威嚇しまくりの野良猫をなんとか手懐けてみたら、自分にだけはゴロニャンしてくるようになった……!みたいなギャップ萌えというのかな。
秋山はお育ちが良いゆえのおっとり鷹揚な好ましい性格で、好き。
予想以上にラブラブなカプが完成して良い読後感でした。
ーー
ただ一真が秋山のことを「てめえ」呼びするんですよね。
普段から常に「てめえ」呼びなの。
敵対関係ではなく、イイなと思ってる相手に「てめえ」呼びというのが、自分の中ではちょっと引っかかりました。
電子版挿絵、カラー口絵、あとがきあり。
組を抜けて、今はヤクザ御用達の便利屋のようなことをしている受け。ある日道端で半グレに絡まれてる、エリート商社マンの攻めを助けたことがきっかけで、攻めの自宅に同居することに。
バーバラ先生の、男らしくてタフな受けが好きなので萌え萌えで読めました。攻めの家で初めてまともな暮らしをし始めた受けが、自分の素性を隠して家事を手伝おうと頑張る姿が微笑ましい。二人で料理をしたり、「包丁は人を切るものだと思ってた」らしい受けが、慣れない手つきではじめて正しく包丁を使うシーンなど、とても可愛かった。
受けが何か失敗しても、攻めは怒ったりすることなく優しいので、二人でいるシーンはとってもほのぼの。攻めはノンケなので、最初は酔った状態での襲い受けだったが、二度目からは攻めがちゃんと主導権を取るのも萌え。
後半はある事件により、二人は離れ離れに。本当は受けが恋しいのに自分からはなかなか連絡できない、攻めのモダモダもこれまた可愛かった。
事件のせいで途中ゴタつくものの、ラストは勧善懲悪でスッキリ。読後は、ヤクザものというよりかは、ほのぼの同居ものという感じであったかい気分になれるお話でした。
昔から「バーバラさんは2人いる」と思っていました。
ぶっ飛んだトンチキ話をしてくれるバーバラさんと、健気な受けが頑張る人情味のあるお話をしてくれるバーバラさんと。今回はどっちかって言うと後者。
私はどっちのバーバラさんも好きなんですよ。
っていうか、お話の展開が自分の好みと外れていたとしても、面白く読めることが多いのね。今回のお話でも「ヤクザ抜けはこんな簡単に出来ないのではないか」とか「いやー、流石にこの詐欺は無理目でしょ?」などと思ったのですよ、実は。
で、いつもならそんな風に感じた瞬間に、お話を読む気持ちがちょっとだけ冷めてしまうんだけど、不思議とバーバラさんのお話ではそういう風にならないの。
これが今までとても不思議だったんですけれど、今回のあとがきを読んでその理由が解ったんです!
あとがきに何が書いてあったのかといいますと、
バーバラさんは受け様が乱暴者なのがとてもお好きなのだそう。
そんな受け様が攻め様に好かれたいばかりに猫かぶりをしているんだけど、その実態を訳知りの第三者にばらされそうになって「てめえ、バラすな、殺す」とかってにらみつけるのが大好物なので……(要約及び後略)
「うっわー、細かい萌えツボを熱く語るなぁ」って思ったんですね。
そして「私、多分この熱さが好きなんだな」とも。
1990年代中旬から単行本を出して来たバーバラさん。
ベテラン中のベテランのおひとりです。
そのベテラン商業作家がこれだけ熱く萌えを語る。
とてもとても尊いと思うのです。
ああ、このジャンルに幸あれ!
両方相手のことが好きなのにすれ違ってうまくいかないジレジレ恋愛ものですね。
でも個人的には受けの一真猫かぶってる?って思いました。確かに元ヤクザであることは隠していたけど、攻めの秋山の料理が美味しいとか一緒にご飯食べたいとかそういう可愛いところは別に猫かぶりじゃないのでは…
一真の失敗から秋山に「出て行け」って言われて出て行ってしまう一真、本当に出て行くとは思わず後悔する秋山、っていう展開は萌えました!うんうん、こういうすれ違いは大好物です。この作品はラストにかけてのどんどん変わる展開のスパートが気持ち良かった。読むスピードも7割過ぎたところから早かったですね。
しかしそれまで何が引っかかっていたかって……、一真は一貫して秋山のことを「てめえ」呼び…しかも秋山も一真のこと「おまえ」って呼ぶんですよね……。ここに最大級に引っかかってしまった。これは好みとしか言いようがありません。
おっとり育ちの良いエリートリーマンに、元ヤクザで便利屋の受け。
正反対の二人が織り成す、エロくて甘くて意外と可愛い、ラブラブ同居ものになります。
内容です。
大手商社勤めの秋山。
繁華街で絡まれた所を、通りすがりの野性的な美人・一真に助けられるんですね。
酔っぱらってキスを仕掛けてきてと、完全に泥酔状態の一真。
アパートを追い出されて行く当てが無いと言う彼を、期間限定で居候させる事になりますがー・・・。
で、こちら、両視点で進みます。
実は一真ですが、絡まれていたリーマン・秋山に一目惚れ。
彼とお近づきになりたいと、ダメ元で置いてもらえるように頼んだ所、なんと人の良い秋山が了承。
ただ、育ちの良い秋山に自分が元ヤクザだとバレるワケにはいかないと奮闘し・・・って所でしょうか。
まずこちら、ストーリーとしても華やかで面白いのです。
便利屋をしている一真ですが、その仕事内容は、裏社会の掃除屋とでもいうのでしょうか。
これ、悪人しか成敗しないと言う自身のルールに乗っ取ってと、なかなか男気のある話ではあるんですけど。
で、そんな一真の仕事と、一真に執着するヤクザの若頭、そして彼の組「加龍会」の企みなんかが絡んで、二人は思いがけない事件へと巻き込まれて行くー。
いや、派手な展開でワクワクドキドキさせてくれてと、エンターテイメント性の高いストーリーじゃないかと思います。
こう、(ライトな)バイオレンス系がお好きな方は、楽しく読めるんじゃないでしょうか。
が、実は個人的に一番面白かった部分。
実は二人のラブ方面なんですよね。
いやこれ、「(元)ヤクザは好きな人に愛されたい」と言うタイトル通りのお話なのです。
作者さんも書かれてますが、乱暴者の受けがですね、惚れた相手に好かれたいと、一所懸命猫を被ってあれこれ頑張るのが可愛いと言いますか。
えーと、一真ですが、家事が壊滅的に出来ないんですよ。
それが、秋山に教えて貰いながら、あれこれ頑張る。
なんかね、元ヤクザだけあり、暴力にも慣れた野性味のある青年なんですよね。
言葉使いも荒い。
それが秋山に対しては素直で無邪気な笑顔を見せと、やたら可愛くなっちゃうのに萌えるのです。
こう、意外性にヤられると言うか。
また秋山がですね、おっとり育ちの良い、人の良さが前面に出てる男と言いますか
で、一真が家事で失敗しようとも、穏やかに対応する。
実は一真ですが、虐待されて育ちと、その半世は厳しいものなんですよね。
家事が一切出来ないのも、荒れた生活を送るのも、誰からも教えて貰えなかったから。
そんな彼が秋山との丁寧な暮らしにより、劇的に変化して行くのが嬉しいと言いますか。
環境が、人を作るんだよなぁと。
また、繰り返しになりますが、こちら両視点で進みます。
自分を丁寧に導き、大切に扱ってくれる、今までに見た事が無い優しい男。
そんな彼とずっと共に居たいと言う、一真の純真な思い。
そして、自分だけに無邪気な笑顔を見せ、真っ直ぐな好意を向けてくる一真。
そんな彼に、いつしか強い愛しさを覚える秋山ー。
と、ほぼほぼ両思いである二人の、甘く可愛い恋愛がこれでもかと堪能出来るのです。
両視点好きとしては、最高なのです。
ちなみに、バーバラ先生と言うと乳首責め!
一真が積極的な為、秋山に乗っかりとエロ濃厚です。
中でも、一真の乳首イキ描写は必見ですよ~。