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近親相姦モノです。
弟が攻めで、兄が受け。
こういうシチュエーションが好きな方なら楽しめるかも知れません。
私は近親相姦モノは、『近親相姦である』という理由だけで拒否ることはないんですが、この話はダメでした。
木原音瀬さんや水原とほるさんの書かれたドロドロの近親相姦モノは、むしろ好きなんですが…。
ストーリー展開は、とにかく『切ない』感じです。お互いにお互いを大好きで、罪を背負ってでも愛し抜いていく…みたいな。
この恋が崇高なものであるかのようなストーリーにしてるように見えて、そこにむしろモヤモヤを感じてしまった。なけなしの私の良識や常識がチクチクと疼きました。
周りが『近親相姦だからダメだ!』って言わないのも違和感でした。
学校の女生徒も、伯父も、当て馬役の男も、みんな物わかりがいい。良すぎる。なんでみんな生理的な嫌悪感をあらわにしないんだろう?と。
つまり、ドロドロしてない近親相姦モノは、私は苦手みたいです。
そう、近親相姦なのに爽やかな純愛路線で。
そのほうが罪悪感がわいて楽しめなくなってしまう。