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shirogane no oka kuro no tsuki
小野先生の大作、十二国記の18年ぶりの最新シリーズが遂に完結です。あー!スッキリしたあ!多大な犠牲があったけど戴国の離れ離れの王と麒麟が遂に…遂に!感動の最終章、一言も見逃したくないから何度も読み返しました。
この白銀…シリーズは表紙が良い。まず一巻の17歳美少年に成長した泰麒。綺麗に凛々しくなったね。今回の主役だね。次は二巻の寂しそうな後ろ姿の驍宗様。頭に鳥を乗せてるかと思ったら冠だった。銀髪に赤い目って相変わらず萌える。三巻の李斎。彼女は三巻で大活躍でした。世話になった土匪を助けに駆けつけるシーンはカッコよくて感動しました。そして四巻の阿選!全ての元凶で悪い奴なのにこんなにイケメンだなんて!あのやさぐれた感じたまらん。山田画伯ありがとう!
四巻のクライマックスシーンですが、泰麒が驍宗を助けに駆けつけるっていうのが最高。泰麒って大人しそうなタイプなのに驍宗様のこととなると情熱的で最大限無理してしまう所が可愛い。本当に大好きなんだな。7年越しの再会素晴らしかったです。色々妄想してたけど公式の破壊力半端ない。2人が見つめ合うシーン、大観衆の中で完全に2人の世界でした。やはり王と麒麟は一心同体というか伴侶のようなものです。私の妄想じゃないよ。原作に伴侶って書いてあったから!だから小野主上好き。わかってらっしゃる。
短編集が出るみたいだけどまだまだこの戴国主従の話読みたいなあ。辛いシーンが多かったからほのぼの後日譚みたいなのが読みたい。泰麒が子供の頃驍宗様に抱っこしてもらってお城の上から雪の積もった戴国の景色を見せてもらうシーンが前にあったけどああいうやつ希望。驍宗様、大きくなった泰麒を抱っこしても全然いいと思う。麒麟は軽いらしいしさ。小野主上、山田画伯、そんな素敵シーンをまたぜひぜひ宜しくお願い致します。
あっ!でも最後のシーンで獣型から人間型に戻って裸で布にくるまれて驍宗様のスウグ(漢字難しい)に抱っこされて一緒に乗って帰ったんだよね?子供の頃の名シーン再び。重厚な中華風ファンタジーストーリー、今回も楽しめたし、他のキャラクターも魅力的だったんですが戴主従が好きすぎて相当偏った感想になってしまってすみません。アマ◯ンでこんな感想とても書けないけどちるちるさんなら許してくれる…よね?
最後に一つだけ!驍宗様は「私は人望がないから結果を出すしかないんだ」みたいなことを言って戴の復興を急ぎすぎたから失敗した部分があったらしい。優しいけど不器用なタイプだもんね。でも泰麒にあんなに愛されてるってことが今回わかったと思うからこれからはもっと自分に自信持って欲しいな。
なおこば
甘食さま
なおこばです。本当に続きが読みたいですよね!
今回本当に犠牲が大きかったので、今度こそみんなが幸せになって、主従がイチャイチャしているとこが見たいです〜〜(^.^)
コメント返しありがとうございます!
甘食
なおこば様、こんにちは。甘食です。レビューに同意して頂き嬉しいコメントをありがとうございます!戴主従の仲良し度はヤバいですよね。今年出る短編集でも平和になった戴での主従のイチャイチャ…いやほのぼのシーンをたくさん拝みたいですね。
なおこば
イイねボタン連打したいです!
私の言いたい事、全て言って下さってる!
この作品はBLじゃないのに、いや、ないからこそたまらんですよね〜( ´ ▽ ` )ノ