カラスの嫁入り【BLCD】

karasu no yomeiri

カラスの嫁入り
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神8
  • 萌×28
  • 萌2
  • 中立2
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
3
得点
80
評価数
21
平均
4 / 5
神率
38.1%
著者
媒体
CD
オリジナル媒体
コミック
CD発売会社
東京漫画社RECORDS(marble records)
収録時間
枚数
ふろく
フリートーク
発売日
JANコード
4589489040289

あらすじ

俺のカラダを使ってください!!!!
「逃げられた婚約者の代わりに」と現れたのは(婚約者の)弟で?!

桜坂稲荷神社の跡取り、神楽坂理央には神使である狐の宇迦様と話せるという特別な力がある。
代々神楽坂家は同じく特別な力をもつ烏城家との身体の結びつきによってその力を維持し、神社を繁栄させてきた。
しかしある日、理央の婚約者・百合がいなくなったという知らせが…!
そして「姉の代わりにしてください」と突然現れた百合の弟の凪に夜這いされてしまい?!

キュートなキツネや小姑のカラスも交えたドタバタお家騒動ラブストーリーが待望の音声化!

表題作 カラスの嫁入り

神楽坂理央 → 小野友樹

烏城凪 → 榎木淳弥

その他キャラ
宇迦[天﨑滉平]/ コガネ[神尾晋一郎]

レビュー投稿数3

耳に優しい聞き心地

耳が癒される…

受けと攻めが身体を繋げることで神通力を得る、
というちょっとえっちな想像を掻き立てる設定にもかかわらず、
終始穏やか、糖度も高めでほのぼのとした聞き心地でした。

小野さん演じる理央は原作通り、好青年感が溢れていてとても格好良かった///
普段は落ち着きある優しいお兄さんボイスなのに凪のことになると、
余裕がなくなったり、情熱的になったり、そんならしくない演技に
またギャップが感じられ、キュンとしました。

榎木さん演じる凪は一見内気で無愛想なのに、理央に対しては
大胆発言をしてみせたり、めちゃくちゃ一途で健気だったり、
もう可愛いの一言に尽きました。

榎木さんはなんとなく陽キャを演じられることが多いイメージが
あったので、凪のように大人しめで可愛らしいキャラが少し意外でした。

また、メイン2人の外、稲荷の神使やカラスなど
モフモフ感溢れるキャラクターたちが可愛らしくて癒されます。

原作の世界観を崩すことなく、忠実に表現された1枚でした。

2

大人しそうでいて襲い受け!!

  原作既読ですが、原作の雰囲気を壊さずよく表現されているように思えます。内容もとても分かりやすく、原作未読で聴いても問題はないかと。
 
 繁栄のための政略結婚、婚約破棄、替わりに差し出された姉弟、身体の結びつきで継続し増強する特別な力…、書き出してみると、ジメっとしたエロなお話が思い浮かびますが、可愛らしいファンタジーです(笑)
 
 榎木淳弥さん演じる受けの凪はぼんやりとした無口な子というより覇気のない子だなといった印象。でも未経験なのに夜這いしちゃう末恐ろしい子。その後もとても積極的です。でも普段は終始覇気がなく、何考えているかわからないので、攻めの理央演じる小野友樹さんとの演技の差みたいなものが気になってしまう。家庭事情もありあまり感情を表に出す子じゃないと思うので仕方ないのですが。おねだりする凪はとても可愛かったです!
 
 理央演じる小野友樹さんはさすがの演技です。理央の優しさ、懐の広さ、と言うよりなんでも受け入れちゃう世間知らず?な一面もあり、芯が強そうでいてぽやぽやな理央を表現しているなと。凪を見てソロプレイしちゃう理央、可愛かった!

 公式通販特典はミニドラマ(原作の其の後)とキャストトーク(小野×榎木)です。このミニドラマが甘い!原作も甘々だったけど、音声になると砂糖吐きそうなほど甘く感じられました。良いです。

 内容よりも、天崎滉平さんの宇迦(狐)神尾晋一郎さんのコガネ(カラス)の鳴き声を聴くほうが楽しかったです。神尾さんは最初の鳴き声プランが本当に下手だったと公式通販特典のフリトで小野さんが言っていました(笑)そもそも狐の鳴き声って??ですが(笑)

4

首にリボンを巻いたカラスを肩に乗せた美男子高校生が登場します!

神話的な話として粛々と受け入れるべきところなのでしょうが、第一音声がコントに出てくるような甲高いカラスの「カァ!」だったせいで笑いモードに入ってしまい、

いやいや気を引き締めて......と襟を正して聞き直したら、次から次へと笑いを誘うように心をかき乱してくるので、結局、笑うべきではないところで笑ってしまうという繰り返しでした。

小野友樹さん演じる神楽坂理央には、天崎滉平さん演じる宇迦という予言のできる守護神のキツネがいて、

榎木淳弥さん演じる烏城凪くんは、神尾晋一郎さん演じる会話のできる神様(だと思う)のカラス、コガネに見守られています。

神様と言っても、キツネの方は「ちゃん」付けで、カラスの方は呼び捨てだったのでカジュアルな関係のようです。

それらの声を人間語として聞くことができる能力は、神楽坂家と烏城家の血を継ぐ者が性交渉することで維持されるのですが、両家に年頃の男女が揃わなくなり、やむを得ず男同士の組合せで能力を維持してはどうかという話になります。

首にリボンを巻いたカラスを肩に乗せて現れた美少年の凪くん(ここでまず姿を想像して笑ってしまう)は烏城家の人間で、能力維持のために人身御供としてやってきますが、本人もある想いから理央に抱かれることを切望しています。

凪くんの立場と心情を理解した理央くんは大真面目に「まずは女装からしてみるとかどうだろう」などと提案するので、どういう距離感で視聴すべきなのか戸惑いました(笑)

このキツネとカラスの声は理央と凪には人間語で聞こえていますが、それ以外には動物の鳴き声として聞こえているため、

CDでは人間語と鳴き声の音声が重なるのですが、鳴き声バージョンの方がおもしろ可愛いくて耳を澄ませてしまい、

肝心の内容が入ってこなくなるという現象が発生して、完全に視聴の仕方を間違えていますが、そっちに集中してしまいました。(聞き直して内容理解)

榎木淳弥さんは、ほぼ地声の演技感のないナチュラルさで、これがお気に召さない方も多くお見受けしましたが、わたくしは気にならずに楽しめました。

小野友樹さんは安心安定の演技で、一族に伝わる特殊能力を除いたらこれといった特徴のないごく普通の20代健康(=スケベ)青年を好演されていらっしゃいました。
他のBL作品での絡みシーンでも思ったのですが、自前SEが他の声優さんよりリアル。

設定は異質ですが、お話自体は純愛ハッピーエンドなので、毛色の変わった作品をご所望の方や、キャストを楽しまれたい方にはよいかと思われました。

0

この作品が収納されている本棚

レビューランキング

CD

  • 買う