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大学で民族の風習を研究している教授の助手を務めている蒼は、教授のお供で大ハーンの財宝を守るという風の民ウルムクを尋ね、地図にはない土地アルザナードに向かう。
過酷な環境の中で死を覚悟した時、蒼の前に一人の男が現われた。
彼こそがウルムクの若き族長、バアトルだった。
バアトルに助けられ、彼らの集落に連れて行かれる蒼だったが、民たちからの視線は酷く冷たい。なぜなら外からやってきた蒼は禍を運ぶものだという。
たった一人だけ自分に優しくしてくれたバアトルに急速に惹かれていく蒼だったが……
タイトルとあらすじからてっきりファンタジーかと思ったら意外にも現代ものだった。
砂漠の民の族長×大学の研究員。
舞台設定はおもしろいけれど、色々都合のよさとかパターンっぽさはいなめない。
族長は許嫁とかもいたはずなのに、あまりにもあっさり蒼を好きになるし、これからはもっと外の世界を受け入れるべきだ!!ってあまりにも簡単に決意してしまったように見える。
蒼に対してもな、割と最初から優しくしてくれるけれど、それよりは最初は外の世界を(蒼を含めて)拒んでいるけど実は優しいとかの方が萌えるかもしれない。
……っていう個人的な好みきわまりないことはよくわかってます。