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斎賀(攻)と奏(受)の両方の視点から書かれているので、心情が分かりやすいです。
斎賀は年下なんですが、仕事ができる上司という優位的立場からかあんまり年下っぽさはありません。
内容は「セクハラ上司と美人秘書」です。
ただ、斎賀が公私混同のセクハラを始めるのは、奏が保科というストーカーから避けるために「恋人のふり」をすることにしてからなので、無理強いって感じはなくて良いと思いました。強制的に眠らせるためとか奏を大切にしている点が読んでいて素敵でした。
斎賀や奏の至らない点を、自嘲したり、-と思いもせずなどと文中でツッコミ入れたりしているのも共感しやすい点だと思いました。あとがきにある湯浅との会話も楽しかったですし、読みやすく甘いエロ多めの作品でした。強引上司、不憫な美人秘書、姉御なサブキャラがお好きな方にお勧めだと思います。
初版は2005年なので、少し前の作品なのですね。
でも全然色褪せてない!
いや、とっても素敵な作品でした。
いわゆる『オフィスラブ』な話しなのですが、『受け』がはなっからゲイなので、全く無理なく楽しめました。
だってよくあるでしょ、攻めの上司に無理やり受けにされちゃう・・・って。
これはそーじゃない!
いや、むしろ想像と違って面白かったです。
『攻め』
国立大から外資企業に入社し、突出した優秀さでアメリカ本社へ渡り、異例の速さの昇進(部長)で日本に戻って来たエリート中のエリート 27才。
当然 高身長&嫌味なくらいに整った顔。
そして使えない者は容赦なく切り捨てる。
多分〈両刀〉なんだろうね。
『受け』
同企業の秘書課に属し、ロシアのクォーターだけあって美しい外見だけでなく、数カ国語を使いこなせる、優秀な人材。29才。
この頭脳明晰な『攻め』が、「使えない」と次々に秘書を困らせ、遂に『受け』に彼の秘書が回って来た所から物語はスタートします。
よく「おっちょこちょいだけど、何故か憎めない」てなキャラが登場しますが、毎回「いやいや、それはアカンやろ」と突っ込みそうになりますが、こちらはどちらも優秀なので、読んでてとっても気持ちが良いです。
しかも両者とも見目麗しいし(﹡֦ƠωƠ֦﹡)
しかしこの美しい『受け』は、完璧なゲイなので、今までにお付き合い(本気ではないが)して来た人達が居ます。
その内の一人にかなり酷いストーカーをされていて・・・。
ホント、ちょっと怖いストーカー度。
仕事の話しに相俟って、このストーカーとの折り込みがとても見事でした!
『受け』と一緒に震え上がり、『攻め』と一緒に憤る!!
単なるオフィスLoveBLでない所が何とも新鮮で良かったです。
そして、『受け』を「護ってやるから」と恋人のフリをしようとする『攻め』
お互いどんどん惹かれて行き、その過程やすれ違いも萌えどころでした。
『攻め』は歳下なのに、本当に包容力のある、素敵な大人で、『受け』は華奢な見掛けではあるけれど、一本筋が通り、そして何より強い男の子(子は余計だけど、比護欲がそそられる)、なので余計二人の関係が『攻め』から「与えられるだけでない」『受け』が可憐で頑張り屋で。
途中お約束の誤解もあって大満足。
そして〈オフィスLove〉と言うだけあり、エロがたっぷりと散りばめてあります。
「あとがき」の『攻め』と『受け』の会話もツボりましたし、驚いたのが牧山先生が、「あだると 」を書いて来られなかったこと。これが初めてだと言う事!!
いやぁまぢ驚きました。
だって濃厚な《エロス》でございました ゴックン。
ごちそうさまでした♡✧。(〃>ᴗ<〃)。✧♡
エリート営業部長 斎賀×有能秘書 奏(かなで) のお話です。
次々に秘書を無能扱いする斎賀に対して、秘書課最後の砦が奏でした。
斎賀の要求した資料をタイトなスケジュールにも関わらず、期限までにきっちり作成した奏は、秘書としての能力を認められます。その上美人。斎賀くん一目ぼれです。
ベッドに誘いたいが、今の立場ではパワハラでセクハラになってしまう。まずはお友達から・・・と思っていたところ、奏がストーキングされているのを知り、斎賀は「恋人のふり」をしようと持ちかけ、自分のマンションで同棲をはじめます。
斎賀くん、常に盛ってますw 「ふり」だけなら家の中や、オフィスでまでいちゃいちゃしなくてもいいのにねぇ ニヤニヤ
しかし、奏は斎賀と湯浅が恋人同士だと思い、身をひきます。
拉致にまでエスカレートしたストーキングに、斎賀と湯浅が結託、ストーカーをシメて、や~~~っとらぶらぶ♪
斎賀くん、お疲れ。長い道のりでしたねw
湯浅さん、奏ちゃんの上司なんですが、気風のいい姐さんです。こういう人、好きだなぁ。
ストーカーが出てきます。気味が悪いのは確かですが、そんなには痛くないです。
何しろ斎賀が奏にベタぼれで、あまあまなお話です。おもしろかった♪