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datenshi wa makai de aegu
怒りながら愛を訴える攻め、怒りながら受けは悪くない、悪いのは俺だとかばう攻め。新鮮です。
聖は天使の時に人間界の二次創作同人誌「私立高見沢高校」を天界で読んでいました。
禁忌なのにどうしても性への欲望が抑えられない。
自分も強引にキスされて抱きしめられて犯されてみたい。そしたらば羽が真っ黒になり天界を追放されてしまい…。
そして人間界。聖は記憶を失くし人間に生まれ変わって大学生なのですが、異常に性的なことを恐れていて。罪悪感が半端ないのです。
また、何故か地縛霊が見え救ってあげたり、困った人をほっておけず助けたり、周りと仲良くしたり、先生にも親にも、もっと自分のことも大切にしてと言われるほど。
そんな聖が魔王アスタロトと出会い。
アニメやラノベで例えるところが楽しいですね。
魔王さえ変えてしまう聖の天使力!
アスタロトが傲慢で、でも聖といると胸があたたかいもので溢れ、聖の笑顔が見たい、泣いてると胸が苦しいって。恋ですね!
聖も性欲か恋かわからず。でも他の魔王に体を狙われ気持ちを自覚して。
アスタロトが何度も助けに来てくれたり、教会に傷つきながら迎えに来てくれたり。
この先は魔界で生きるのかどうするのか?
楽しかったです。
エロ一色かと思われた表紙で、うーんと思いながらも読んでみたら!「好き、これ!」と期待値から上振れしたので萌寄りながら萌2にしました。魔界の方が出てきますが舞台は人間界でくすくす笑えるコメディよりのお話、本編270Pほど。
生まれつき色素が薄く、栗色の天然ウェーブ髪な聖(せい)。地縛霊等から求められては救いを与えている(!)青年ですが、なぜか性行為に関してはとても罪悪感があって超真っ白。オタクな知人と一緒に動画研究会に入り、18禁なものを見ないのか?とイジられても手が伸びません。ある日動画研究会で「出るらしい」という廃墟に撮影に行ったのですが、ガチで色々寄ってきてしまい・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
久保田、杉下(動画研究会のメンバー)、ミュゼル(半獣、受けのお世話係、一生懸命で可愛い)、ベールゼブブ(魔界の三大実力者の一人)、神様ぐらいかな。
**好きだったところ
攻めがなんたってアスタロト様。魔界の三大実力者のお一人で、ええまあ、尊大でいらっしゃいます。でも人間界に精通しておられる様子で「ラノベ」だの「ガソリンスタンド」だのと色々ご存じで、言い回しがいかめしいんだけど面白いーー!
そして普通ならビビるはずの受けがなぜかめっちゃ普通。かつ冷静。アスタロト様に「守ってやる、安心しろ」と言われ、「安心とは?」と静かに考え再定義しようとするんだもん、爆笑。ちゃんとその内容は攻めに言わないところもクール。素でそうなので面白かったです・・・そこがめっちゃ好き。
最後優しく見守ってくださっていたという神様も、ほんわりお爺ちゃんというテイストで良かったです。二人して幸せになれよ・・と思ってたのに、実はダメなんじゃ・・という終わり方だったので更に面白かったです。これは同人誌、商業誌どちらでもよいので二人のドタバタ同居話を書いていただかないと(⋈◍>◡<◍)。✧♡!です。先生、楽しいお話有難うございました!
今回は魔界の大公爵と地縛霊等が視える大学生のお話です。
不思議な力を持つ受様が魔族の攻様の恋人となるまで。
受様は幼い頃から困った人を放っておけない性質でした。その上両親
には見えない「人」が視える霊感があり、幼い頃は普通の人と彼らの
見分けがつかなかったり、助けを求めて寄ってくる彼らを何とかして
あげたいと思っていても何もできずにいました。
しかし小1の時、森で見つけた羽を傷つけて弱っていた不思議なコウモ
リから、受様が「癒しの手」をもつ事を教えられます。受様は教えられ
た通りに両手を広げて包むようにして祈る事でコウモリを癒しました。
受様は自分になぜこんな力があるのかは判らないながらも、成仏できず
にいる幽霊が助けを求めてくると、同じように癒して天に帰し続けます。
高校を出た受様は隣県の大学に進学して1人暮らしを始め、アニメイベ
ントで知り合った同行の士である友人に誘われてサークル活動も始めま
す。
友人は相当なアニオタで晴れて解禁された18禁やエロコンテンツにも
興味津々で、受様も誘われますが、受様は興奮を求めてそういうもの
を見ても罪悪感を覚えてしまい、どうしてもその手のお誘いにはのれ
ないでいました。
誘われて入った動画研究会はほどよくゆるく、女性メンバーが多いせい
か、エロ思考があまりあからさまでなく、受様は大学生活を平和に満喫
していました。
ところが秋のある日、サークルで企画された「廃墟撮影会」に参加した
事から受様の人生は一変することになります。
先輩は本当に「出る」ならその動画をアップしてバズらせたいらしく、
霊感がある受様をメンバーに引き込んだのです。目的地は古びた温泉
街のホテルでしたが、道中から受けには他のメンバーに見えない人が
沢山視えていました。
そして辿り着いたホテルは腐臭も漂い、メンバーには見えないらしい
フロントの黒服の男には「4人のクズと1人のごちそう」と言われ、受
様にしか見えない亡霊達の輪の中に引きずり込まれてしまうのです!!
受様がもう駄目だと思った瞬間、嵐のような強風が吹きつけ、亡霊達
は煙が風に散るように霧散してしまいます。その後には黒ずくめの
マントを身に纏った美貌の男が立っていました。この美丈夫こそが
今回の攻様になります♪
攻様は受様がかつて助けたコウモリで、魔界を統べる魔王の元で魔界
に君臨する大公爵だと名乗ります。昔助けられた恩を返すべく受様に
会いに来たと言い、受様の貴重な精気を狙うやつらから受様を守って
やるというのです。
魔界の大公爵に目を付けられた受様の未来とは!?
人間ながら清浄な気を持つ受様が魔族の攻様に気に入られたことから
受様の能力と性質の謎と魔族の紛争が絡まって展開していくドタバタ
ラブコメディになります♪
攻様は人間界にやって来たのは、受様に助けられた恩返しをするとい
う目的の他に、人間としては清浄過ぎる受様の精気をまた浴びたいと
いう思いがあったのです。
攻様が傷を癒された時の受様の精気は温かくて胸が満たされるような
心地にさせてくれたそうで、攻様は大量に純度の高い精気が欲しいと
受様を押し倒してしまうのですよ♡
淫魔仕込みのテクニックをもつ攻様に攻められたら童貞&処女の受様
はひとたまりもなく快楽に落とされとしまうのは、もう仕方がないの
ですが、悪魔に抱かれてしまった受様は"堕ちてしまった"としきりに
後悔するのです。
攻様に必死に逆らう受様ですが、俺様な大公爵様には通じません(笑)
攻様は抱けば抱くほど執着心を募らせていくし、快楽に流されたと
受様がメソメソ泣いていると自分に寵愛されているのだからメロメロ
になって当然と上から目線ながらも慰められたりしていて、2人の
会話がとっても面白いです (^m^)
そうこうするうちに受様の精気を浴びている攻様の力が増して、魔界
の力の均衡が崩れだし、攻様と同等の力をもつ魔界の君主に受様が
ロックオンされ、受様は命か貞操かと迫られて更なる危機に追い込ま
れます。
魔族の攻様と人間の受様では互いに向ける想いは同じでも、根本的に
思考が合いません。2人が晴れて恋人関係に落ち着くまで良くも悪く
もハラハラ&ドキドキ、楽しく読ませて頂きました♪
本作のみで綺麗にエンドマークがついていますが、波乱な未来を告知
されているので、新たなドタバタ劇も期待したいと思います。
今回は悪魔鬼繋がりで椹野道流さん『純喫茶あくま』をご紹介作と
します。人間界で暮らす悪魔と契約者となった受様のお話です。
この表紙でこのタイトルで、とどめに帯が「セックス・・・ しちゃった・・・」と、エロエロ調教系なんかを想像しちゃうと思いますが。(私だけですかね?)
実はこれが、笑えて甘酸っぱいラブコメテイストのお話でした。
これ、攻めが魔界の大公爵と、もうすんごく俺様で偉そうなんですよ。
偉そうなんだけど、妙に愛嬌があって憎めないと言いますか。
受けを強引に抱くくせに、受けが「わああ」と泣けば、「泣くな、お前が泣くと、気持ちが重くなる」みたいな。
また、二人のやりとりなんかも、楽しくて仕方ないんですよね。
「僕は自分の部屋で寝ます。このドアからむこうは入らないで下さい」
「誰にむかって命令しているのだ。俺は魔界の大公爵・・・」←(受けに無視される)みたいな。
えーと、何だろう。
好きな子に対して、照れてやたらぶっきらぼうになってしまうと言う、小学生男子並みの言動も笑わせてくれると言うか。
まぁそんな感じの、笑えて甘酸っぱくて、なんと最後は感動までさせてくれる、素敵なエロエロファンタジー。
とても楽しいです。
ザックリした内容です。
アニメやラノベ好きの大学生・聖。
彼が興奮を覚えるのは男性同士の恋愛を扱ったものですが、同時に性的なものに対して、異常な罪悪感を抱いてしまうんですね。
そんな聖の前に現れたのが、魔界の大公爵を名乗るアスタロト。
「恩を返す」と強引に居座るアスタロトに、「本当の精を放つとはどういうことか、教えてやろう」と抱かれてしまいー・・・と言うものです。
まずこちら、設定がなかなか複雑でして。
男性同士の恋愛に対して、強い憧れや興奮を覚えつつも、何故か罪悪感を持ってしまう主人公。
彼はですね、幼い頃から霊感を持ち、成仏できずにいる霊を癒して天に還らせる事が出来る「癒しの力」を持っていたんですね。
で、偶然出会った、傷つき動けなくなっていた蝙蝠を、その力で癒してから十数年後ー。
「恩を返す」と、やたら偉そうな美形、アスタロトが現れると言う案配。
で、このアスタロトと聖のやりとりなんかが、やたら面白くて。
そもそもですね、アスタロトの恩返しですが、人間としてはとても清浄な精を放ち、人ならぬ者に狙われる聖。
彼を、そんな輩から守ってやろうと言うものなんですね。
いや、アスタロトですが、やたら自信満々と言うか、人の話を聞かないと言うか。
悪魔についていてやると言われ、当然迷惑に思う聖。
やんわりと申し出を辞退しようとするものの、「心配ない。一緒に居られない時は、使い魔を置いて行く。案ずるな」みたいな。
これ、こんな調子で強引に抱かれてしまうワケですが、エッチで散々乱れた後、強い罪悪感から泣き出す聖。
すると、「(魔界の大公爵である自分が)抱いてやってるのだ、いい気分でいればいいではないか!」みたいな。
いや、偉そうだし、やってる事はひどいのです。
ひどいのですが、心底困惑してるのに、なんか憎めなくて。
また、この後ですが、アスタロトの言動の変化なんかも楽しくてですね。
何故か聖を抱くと、あたたかくて幸せな気持ちになるアスタロト。
聖が泣けばとてもいやな気分になるし、笑うと気持ちが浮き立つ。
で、やたらぶっきらぼうな態度で「(望みが叶うよう)なんとかしてやりたくなるのだ!」みたいな。
おいおい、小学生男子並みの言動だけど、アホな所が可愛いなぁと。
と、ここから、そんなアスタロトに、心を許して惹かれて行く聖。
しかし、聖から精を受ける事により、アスタロトの力が増大すると、それを原因に魔界の勢力争いに巻き込まれ・・・と続きます。
ここまでですね、ちょっぴりシリアスな部分はあれど、基本的にはコメディテイストなのです。
が、ここからが、ハラハラドキドキさせてくれる上に、互いを思いやる二人の健気な行動と、かなり切なくさせてくれる展開。
う~ん。
愛する人を守ろうと、互いが自分を犠牲にしようとすると言うのは、なんとも心が痛むんですよね。
これな!
相手の犠牲の上に成り立つ幸せなんて、ちっとも「幸せ」ではないんですよ。
愛する人の不幸の上に成り立つ平穏で、どうして笑顔でいられるでしょう・・・。
アスタロト、本当にバカなんだから・・・!
とりあえずですね、二人の愛にグッときちゃう、感動的な展開でした。
ところでこちら、受けの正体に絡んで、なかなか前途多難なラストで締めくくられます。
こういう終わり方、思わずニヤリとしちゃいますね。
個人的には、想像の余地がある楽しいラストだと思います。