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funatado kiku yuugi
日本経済衰退後の近未来の吉原の話。設定めちゃ面白そうじゃんて思って読み始めたものの、概要と内容に相違あり。受は陰間として働く事になると裏表紙に説明があるが、いざ読み進めてゆくと、実際には幼馴染の攻の経営する船宿に買われ、船頭として働いている。周囲からわいせつな行為をたびたび受けるものの、どれもいやらしさは中途半端レベル。途中で吉左右衛門という麗しい陰間と、頭足りない桃太郎というショタ陰間が相次いで登場するも、いまいちキャラクターの個性が発揮されぬままあっけなく退場していった。これ、どっちかひとりに絞った方が絶対良かったと思う…特に前者は魅力的だったので…
匕首(あいくち)男がひっ捕えられたシーンも、その男がまたラストでなにかしでかすんじゃないかってフラグ立ててたのに、そのまま処刑された…え?
エッチシーンも大してエロくなくてもやもや。お互いによくしゃべるし…受はただ喘いでいるだけでいて欲しい願望。
だが、受の正義感が強くて他人思い、そして純粋でウブなところは人間として評価したい。気付いてないけど共に両想いなのがあまりにもわかりやすい作品はこれが初めてかも?こういうのもいいね。