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『愛とバクダン』の続編。
元デカで探偵の竜崎が悪友の弟、謙二朗を雇うことになってからなぜか波乱続きの竜崎探偵事務所。今回は謙二朗に初めて同い年の友人らしい友人ができたことが事の発端となって、新たな事件に巻き込まれるはめに…
同じバイク好きで謙二朗と意気投合した崇は社交的な好青年で、初めての友人に照れながらも嬉しそうな謙二朗にモエモエな竜崎もご満悦。ところがこの崇、身の上を偽っていたらしく、仙台で働いていた運送会社で会社の裏金を持ち逃げしたとか、しないとか。
謙二朗の良き友人として出会えた崇を守るため、竜崎も謙二朗も、あの「スナック・九州男児」のオリーヴも、トラブルのカタをつけるために命の危険も顧みず大奮闘します。竜崎も体を張っているけれど、もしかしたら謙二朗の方が深刻なダメージを受けたかも…
でもって、その合間にちゃっかり大人の愛を育みまくる竜崎と謙二朗〜♡
レビュータイトルは一作目を読んだところで、竜崎ってこんなこと言いそう…と思ってたら、ほんとに言っていたセリフで、期待を裏切らないオヤジっぷりでした!
シリーズを通して割とえっち回数が挿入されている方だと思いますが、二作目は前回を上回る営み度で、オヤジすぎる言葉責めとともにラブ度UPです!絶倫エロジジィの竜崎から求めるだけではなく、意地っ張りで純情な謙二朗の方から求める行為は、彼が少しずつ自分の心に素直になっていっている証拠。そんなところにも謙ちゃんの成長を描いてしまう演出が王道だけどニクい〜
本来ならどんどん親密になっていく竜崎と謙二朗の関係性にドキドキすべきなのでしょうけど、崇のせいで接触せざるを得なくなった某組長の息子と竜崎の駆け引きが面白くって、一番興奮したシーンでした(エロを除いて笑)
そして本作でも、どさくさに紛れて新たに加わった仲間たちと共に迎えるエンディングが素晴らしい余韻を残してくれます。笑えて、スカっとして、じんわりくるような。おそらく竜崎がただのスケベオヤジじゃなくて、他人の気持ちを推し量れる懐の深い大人の男だからこそ、そんな情景を見せてくれるのでしょう。
書き下ろしの「台風、ふたたび」では、前作に収録されている書き下し「嘘と少年」に登場した、竜崎の息子とされている耕太が主人公。7年前、小学生だった耕太が数日間謙二朗にお世話になったことで芽生えた恋心が、今回の再会で暴走します。謙二朗からガキ扱いされて相手にされない耕太が、オヤジにライバル心剥き出し。どいつもこいつもオス感満載なのに、可愛いやつらです笑
『愛とバクダン』シリーズ2作目。
今回は謙二郎に初めて友達ができます。
竜崎はそのことを喜びつつも崇(友達)に軽く嫉妬し、謙二郎を甘く攻め立てる(生クリームプレイ!!!激甘です)。
しかし、その崇がヤクザの金を持ち逃げしたことで竜崎たちはヤクザからの逃走劇に巻き込まれることに。
崇は、その後の展開をみるに性格良く頭も回る人物に思えるだけに
最初のこの行動には少し違和感が。頭にきたからって軽率すぎないか?
まあ表面からは窺い知れない深い闇があったんだろう・・・と謙二郎の例も考えて納得。
逃走劇の中で、謙二郎がヤク浸けになったり竜崎が死にかけたりと、なかなかバイオレンスな展開。つかの間に訪れる濡れ場は激しさや相手を大切に思う気持ちがあふれていて、
萌えもあるけど燃え成分もかなりある感じ(*´▽`*)
謙二郎が、死にかけた竜崎に再会→ぶん殴って騎乗位・・・の展開が
特に激しく愛にあふれてて好きでした。↑文字にすると突拍子もないですが、作品読むと本当に感動。
丸く収まった後も、ヤク浸けにされた謙二郎のフラッシュバックは簡単には治らない、
しかし大切なものを守った勲章として傷と付き合っていくし、竜崎や崇やオリーブがそばにいれば大丈夫、と言い切る謙二郎には、成長したね~~と感無量。その後の誘い受けもご馳走様って感じです。謙二郎、ツンデレで意地っ張りな割に自分から誘うこと多いw
描き下ろし【台風、再び】では7年後の二人が拝めます!
竜崎は40過ぎて更に渋カッコよく、29歳になった謙二郎はぐっと落ち着いて色っぽい。
前作で竜崎の隠し子疑惑のあった耕太が、成長して謙二郎をモノにしようとするのですが、二人の間には入り込めなかった…という話。
竜崎にベタ惚れ、と耕太には打ち明けつつ、本人の前では素直になれない謙二郎が相変わらずすぎて可愛かったですw
7年経っても一緒に住んでないってところも、ベタベタしすぎない関係にかえって萌えがあり。これからも一緒に歳を重ねていくであろう二人の今後をもっと読みたい気持ちになります。