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taai
悪魔のような、という表現がこの人以上に似合う人はいないと思います。
恐ろしく優秀有能で切れ者、そして鬼畜な彼。彼が囁く甘い言葉をどこまで信じたらいいのかわからない。けれど彼が帰るのは自分のところだという、その言葉は信じたい。愛されているのは自分だと思いたい──。
そんな彼(攻め)と主人公(受け)です。
攻めが恐ろしく魅力的に描かれているので、危険だとわかっていながら惹かれてしまう受けの気持ちに、とても共感してしまう。
ヤバい攻め最高峰だと思います。
内容は、ミステリ仕立て。
攻めの本音はどこにあるのか、を最大の謎として物語が展開します。攻めが引き起こす様々な出来事をきっかけに、一見何の問題もなさそうに見えていた受け側の問題も炙り出されてくる仕掛け。
本格ミステリを読んでいるような読み応えと、萌えを同時に味わえる稀有な作品です。