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seiyaku no yoru ni dakarete
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
アラブかなと思って購入。1/3アラブ舞台、残りはフランス舞台でした。そして香山配膳シリーズでした・・単独でも読めると思いますが、マリウス君登場の「豪華客船の夜に抱かれて」は読んでもよいかもです。ちょっとお話に乗り切れなかったので中立でお願いします。本編230P超+あとがき。
黄砂の中にアラブ様式の宮殿を建てたオイルマネー三男坊のハビブ。日本から派遣されている菖蒲は彼を三歳児級に手取り足取り面倒をみています。そんなハビブの下にマリウスはじめとする親友たちがやってきて、ふと以前菖蒲が働いていたシャトー・ブランのオーナーが変わったという話をしはじめ・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
マリウス(北欧の王子、ちびっこ)+その飼っている犬猫多数、ロイド(攻めの親友、不動産王)、フォール(攻めの親友、ホテル経営)、香山配膳のスタッフ複数、大和(シャトー・ブランのオーナー)ぐらかな。結構出てきます。
**攻め受けについて
攻めはいわゆるスパダリなんだろうけど、チャラく見えちゃいました。ハーレム持ってるしね。褐色男子にカンドゥーラって大好きなんだけど、性格がなあ・・ヘタレワンコ系なのですが、いかんせん誠実さというか重みというか、そのようなものが今一つ感じられず。
そういう設定だったんです、だから受けも「好きだ」と言われても、いつまでもちっとも信用しようとしない。攻めを好きなのには気づいているのだけど、認めて傷ついて側にいられなくなるのは辛すぎるというか‥逃げの一手あるのみ!という行動かな。サービスマンとしてのプロ意識はすごいし、とっても頑張ってるのは良いのですが。
サブキャラもめちゃ好きという感じの方もいないし、攻めも受けも今一つ好きなタイプではなくって、申し訳ないです、盛り上がれませんでしたーっ残念!