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まだBLにはなっていない話。
敦は父の死と共に、父が作ったリストランテを引き継いだけれど、お客さんがすっかり減り、閑古鳥が鳴いているありさまだった。
潰れる直前のその店に、昼夜のコースを食べにくるちょっと変わった男。
高額のワインを頼み、年間で三千万を使う男――
けれど、一言も男と一言も会話をしたことはない。
店の財政はどんどん悪くなっていき、いよいよ店を閉めようかという気持ちが、敦の中に湧いてきた。
しかし、たった一人の客である男を無視できなくて――
という話でした。
下町のリストランテの料理のうまくないシェフのお話で。
そこに集まってきたのは、料理のできないシェフ、元四番バッター、ピアニストのなりそこないの3人。
今回の話は、それぞれがそれぞれの挫折を話して、ではこの3人で何かを始めよう! というところまでで終わっています。
タイトルに「1」って書いてあるので、動き出すのはこれからなので、評価はそこからかな? という感じでした。
楽しみに続きを読みます。