ACORN vol.3 厄介な連中15: 春霞たなびく墓地のメッセンジャー

ACORN vol.3 厄介な連中15: 春霞たなびく墓地のメッセンジャー
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×20
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
8
評価数
2
平均
4 / 5
神率
50%
著者
柏枝真郷 

作家さんの新作発表
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媒体
小説
サークル
ACORN<サークル>
ジャンル
オリジナル
シリーズ
厄介な連中(1) 雨かもしれない
発売日
価格
ISBN

あらすじ

武蔵野の雑木林に囲まれた霊園の近所に建つオンボロ洋館に棲息するマイナーなミステリー作家、遠野遼一郎と、そのイラストレーター兼愛人、宮城篤史。
春休みで遼一郎の息子、美雪が遊びに来た三月初旬、遅い雪がちらついたその日──ニューヨークから謎の来訪者が一人。
ドイル・アーデンという名の男は美雪の出生の秘密を知っているらしいのだが……?
未完のまま頓挫していた「厄介な連中」シリーズの再開です。

表題作ACORN vol.3 厄介な連中15: 春霞たなびく墓地のメッセンジャー

遠野遼一郎 ミステリー作家 40才
宮城篤史 イラストレーター 29才

レビュー投稿数1

本当に良かった

これは商業本の「厄介な連中」の同人誌ですが、私の大好きな作品「ホーリー・アップル」シリーズの攻めのドイルが15年後の美中年の姿で登場するのです。遼一郎より6歳年上の46歳。アクアスキュータムのコートが体に馴染んだエリート警部になっていました。受けのハリーの消息もチラッと。彼も警部に昇進したらしい。2人の関係も続いているようで良かった。彼らの現在(この時点での)も商業誌で詳しく読みたかったな。

ドイルは観光と称して美雪に会いに来たらしい。ほんの少しの間だけどハリーも育児を手伝ったから本人が会いたかっただろうな。でも真実を告げられないし元カレの遼一郎に会うのも微妙だし、ドイルも心配だろうしこの選択で良かったんだろうな。

元カレと今カレの語る美しい受け・ハリー。自分の臆病さを認められる強さを持ったいい男なのです。とにかくドイルとハリーのその後を知れただけでも私にとって大収穫でした。2人が15年後も愛し合っていて本当に良かった!

1

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