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goshujinsama wa kiken ga ippai
若月さんの作品は初めてだったんですが、明神さんのイラストと、めずらしい忍者(の末裔)設定に惹かれて購入してみました。
まず、「え?本当にBL?」っていうくらいラブ要素が少ないんですよ。
どれだけ少ないかと言うと、全体の2分の1読み進めた所でやっと(しかも最後の合体までほっぺにキス止まり)レベル。
だからと言って「男同士がうんたら~」とか悩んでいる訳でもなく、クライマックスでは伊賀の末裔の男の子に怪我させて謝らないで帰宅→流されH みたいな感じで、正直総士朗(攻め)が一清(受け)好きな理由がわかりませんでした。
しかも、一清は最初「硬派」設定だったのですが、後半になるにつれてどんどん「自信家癇癪持ちキャラ」になっていく という設定が活かしきれてないところも多々あり(甲賀忍者の末裔という設定の時点で上手くまとめるのが難しかったのかも知れませんが)、もやもやしたまま終わってしまったのがすごく残念でした。
というか、BLにしないでBL風味のNL作品にしたほうが面白い設定だったような気がします。
BLである必要があまり感じられない作品でした。
一清は甲賀忍者の末裔の総士郎を守る?
一清が18歳の誕生日に俺のものになれといわれる。総士郎のものになるのが、嫌で総士郎の課題である、伊賀忍者の末裔が持っている秘伝書を奪いにいくが、上手くいかない。