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oujisama ro aisare hatsukoi nijusou
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
なんとなく読んでみようと思って手に取った作品だったのですが、あまりの内容のなさに驚いてしまいました。新人さんなのかと思い検索する始末。
環境のことや恋模様も書かれているのですが、話に厚みがなさすぎて読み応えを感じません。
ーーーーーーー感想とネタバレーーーーーーー
舞台はアルヴァンス国。
王立音楽学院に奨学生としてやってきた受けと、王国の第二王子である攻めのお話です。
このほかの登場人物として、王国の国王、王妃、その子が出てきます。
話の進みは、音楽のセッションを通して心を通わせながら、王妃や子の相手をする場所でも顔を合わせていくような感じで距離を縮めていきます。
感じたのは、王妃と子のお世話に比重が置かれていたこと。そこが中心になってしまっています。
音楽はさらっと触れられているだけ。
さらに心を通わせるといってもあまりに表面的すぎました。ほとんどが容姿のことばかり。もちろんそこが恋のきっかけになることは理解できるのですが、そのあと”恋”だと自覚する部分が弱く拍子抜けしてしまいました。
音楽の波長が合うから...という理由もあるとは思いますが、感覚的すぎて私は理解できません。
おまけにいくら第二王子で、王国の跡取りが既にいるとはいえ、王族の人間と恋をするというのは並大抵ではないと思います。そういう部分が全く書かれていないんです。
ちりばめられている要素がうまく話に織り込まれておらず、その設定必要なの?と疑問に思ってしまいました。
あまりの言いように申し訳なくなりますが、編集者さんはどこを推したかったのだろうかと疑問に思いました。
挿絵が美しくて、子どもが可愛かったことが唯一の救いです。