条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
奇蹟の少年、天青が修行の旅へ!! アジアン・ファンタジー第5弾!
kyutei shinkan monogatari
榎田先生の非BL、なんちゃって朝鮮半島ファンタジー第5弾。とにかく面白い。非BLなんだけどイケメン4名ぐらい+表紙の男勝り姫様+がきんちょ(主人公)+白モフがあれこれ大活躍するお話です。好きすぎるので神。
前巻で偽の慧眼児(えげんじ・真実を見ることのできる子供)に宮殿を追い出された本物の慧眼児である天青(てんせい)。都に来る前にいた村に戻り、修行するべく深い山に分け入っていきます。片や都では偽の慧眼児を使って悪党が藍晶王子を陥れようとし・・と続きます。
お話は一国内の政権闘争に巻き込まれた天青(慧眼児)が周りの人間とともに成長して真の慧眼児になっていくという成長ものだと思います。その慧眼児である天青の「まっすぐ、純粋、本能で正しいことを知っている」という性格がすごく好きだし、鶏冠の弱い自分を知っていてそれときちんと向き合い、天青を守りたいと一生懸命頑張るところも好きだし、櫻嵐の生き抜くための吹っ切れた性格も大好きだし、白虎のハクもとてもお利口で可愛くてモフモフだし、曹鉄もまっすぐ凛々しくカッコよいし・・・今回の一押しはハクのお母さんかな!しっぽ掴まれて「ぎゃ」なんて言うので思わず噴き出してしまいました。要は、キャラクター全員、何かが良くてみんな好きなんです。悪党ですら、the悪党といった様子でふっ切れていて潔い!
そしてクスっと笑うところもあるし、運命の惨さを提示してくるところもあるので、いつも読んでいてむちゃくちゃ引き込まれます。なんでこんなに好きなのか不思議。よっぽど相性良いのか、やっぱり先生の筆力なのか。
ファンタジー好きでしたら本当に是非一度お手に取ってほしいなあと思うシリーズです~!