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この小説は私が初めて手に取った商業BL小説でした
(BLの世界へは同人誌から入ったので)
正直読んだのは4年前なので内容はほとんど覚えてませんが、お話も、二宮先生が描いた挿絵にも合わせてとにかくほっこりした覚えがあります。
また、改めて読んだらレビューに補足しようと思います(^_^;)
プロットに練りこみ不足な部分があるのを感じる作品で、正直微妙でした。
日下部くんと朝倉くん、受けの友人であるこの二人はかなり面白いキャラクターなのに、ストーリーのなかで生かしきれてないということが一点。
腐女子な友人と朝倉姉の女性コンビも、もうちょい上手く料理して欲しかったなぁということが一点。
なにより、肝心の恋愛についての話がおろそかだった…というか、マスターと受けくんの二人のエピソードが少なすぎるんじゃないかなと思いました。攻めの魅力を感じるエピソードをどこかに挿入してほしかったし、ラストも唐突に感じました。
でも面白かったんですw
受けくんの思考方式とか、妙に馴染むんですよね。疑心暗鬼でマイナス思考ぎみの受けだったのに、イラついたりしないし。
なんだろ、やっぱり私は榊花月さんの書くお話が好きなんだなぁと改めて実感しました。「合う」のだ。理屈ではなく、ただ合う。
カフェのマスターとそこに通う学生のカプ。
あまり学校に来ない同級生やひょんな事から
知り合った関西弁な人など。
うん、イラストも可愛いし、いいんじゃないのかと
思い読んだんだが
…腐女子(というか同人女)がいる、それも二人。
内容自体はまあまあなんだけど、この腐女子の
存在が自分的にかなり目障り。
相談役とか二人の仲を見守るならまだしも…。
正直、なんでこんな女性キャラを出したのか謎。
いなければ、評価は中立だった。