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作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
両親を事故で亡くし、兄と二人きりで暮らす千智(大学生)が、
兄の入院により経済的に窮地に陥り、
バイト先の社長・柏倉から、援助を受ける交換条件として
飽きるまで彼のものになるという約束してしまう―。
と、これだけ書くと、酷い社長のように見えますが
実際のところは、情に厚い社長の親切を、千智が無下に断ったことから、
売り言葉に買い言葉となり、いつの間にかそんな話に…という流れです。
この二人、いつまでこじれてる気だ、ちゃんと話し合えっ!
と、非常にじれったかった~。
千智がマイナス思考の連鎖を繰り返しているので、
ウジウジキャラが苦手な方は、読んでいてつらくなるかもしれません。
個人的には、自分の容姿や、兄に対するコンプレックスを刺激されるたびに
ガツーンと落ちちゃう気持ちとかはわからないでもない気がしましたが…。
最後は、柏倉が逃げる千智を強引に捕獲して、
とことん話し合って、無事纏まります。
お布団シーンは、柏倉さんが、言葉責めがお好きなようで
読んでてちょっと恥ずかしかったです(照)
兄弟それぞれがどっぷりとブラコンな割には、意思の疎通がうまくいかず
微妙にすれ違ってしまっていたのですが、病院できちんと話し合って
仲直りできたシーンは、良かった~。
お兄ちゃんが 「うちの千智は、綺麗で可愛くて賢くて落ち着いてて…」 と
柏倉に自慢していた、というエピソードも、
どんだけ弟ラブなんだよ~と、ほのぼのさせてくれました(笑)
お兄ちゃんがイイ味出していたと思います。
目下のところ、柏倉さんの最大のライバルは、お兄ちゃんかもしれないですね。
ネガティブ系受けの話です。
でも暗い話という印象はないです。
攻めは優しさ含め強引かつ鷹揚なタイプ。受けは妙に律義で頑固で融通がきかないタイプ。
そんな二人が肝心なことを伝えないために心すれ違うストーリー。
結局、両方不器用ということでいいですかね?
始めはバイト先のプレイボーイの社長に軽く口説かれて聞き流していた主人公。ただ一人の家族で養ってくれていた兄が入院することに。
助け舟を出したのは二人と知り合いの柏倉。困窮する生活にも関わらず見返りのない申し出を主人公が断ったために、ただが気に入らないなら身体でも差し出すか、他に何が出来ると売り言葉に買い言葉。
柏倉が飽きるまで身体の関係という契約を交わしてしまいます。
柏倉のそれまでの噂やあんまり兄っぽくない兄との関係を疑ったりと後ろ向きな千智。一回くらい気になること聞けばいいのにと思ってしまう。
嫌いではないんですけどね。この手のタイプ。
一読目ではさほど気にならなかったけれど二回目以降読むには、さすがに落ち込み部分が長すぎて、ちょっとうっとうしいかも・・・漫画だったらキノコ生えるw
萌えでも良かったけど、こんなに悩んでるの!?ということで中立です。