Ciy
kamisama onegai
最近本編を読み、こちらを購入。
本編後の甘々と、大志編では葉瑠との話の中に壮志とサトの2人の最期まで収録されています。正直、攻受の「幸せに暮らしました」の後の最期まで見るというのは切ないもので、またそれが予想を裏切るものだったため、余計に涙を誘いました。大志編も予想を裏切られる大号泣でした。最後の最後で、そうきたか、と。大志との結末、また全てをみとり、1人残った葉瑠にはまだまだ長い生があるのかと思うと、胸が締め付けられます。願わくは、葉瑠が最後に出会ったあの子が生まれ変わりでありますように。
本編は2014、この総集編は2016刊行ですが、読んだのはコロナ禍の2020ということもあり、命について考えさせられました。誰でも、いつまで生きられるかは分からないのですよね。後悔しないように生きるというのは、言い古された言葉かもしれませんが、真理ですね。
再読するには、エネルギーが必要ですが、あっぱれの神作でした。この作品に出会えたことに感謝したいです。アーサーシリーズのようなラブコメも好きですが、このような骨太のせつない系もとても好きです。またぜひ読んでみたいです。
大好きだった「神さま、お願い~恋する狐の十年愛~」の番外編があると知り、嬉々として春庭で購入。これまで書かれたもの6編(再録)と、壮志の弟、大志の書き下ろし1編です。本編も号泣したけど、この同人誌も号泣でした。やっぱり大好きなので神。
1.1月4日 本編直後、くっついているだけで終わったお正月。壮志が今後どうするかを佐登と決めるお話。
2.1月6日 東京に帰ってから退職の根回しをするお話。
3.2月某日 引っ越してきてご近所にご挨拶に回るお話。
4.4月某日 同僚だった岸部視点の二人の様子。
5.8月某日 壮志の両親、弟が訪ねてきた時のお話
6.狐火 佐登が変な男に目を付けられるお話。神様有難う。
7.大志×葉瑠編 壮志の弟、大志が遊びに来た時に、子ぎつね(葉瑠)に出会ってしまったお話。
読み応えあります。泣きます。
商業の本編お好きだった方は猛烈におススメしたい一冊でした。