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kurohyochuui to shirousagiomega no koitoubou
2013年フルール新人賞小説部門で佳作を受賞、
「いつか甘く融ける恋」でデビュー
「異世界転生して幸せのパン焼きました 」を発刊後、Twitterで、受賞した日に休筆宣言。
フルールは、今も応援しているのかな?
読者の酷評があったようなので、どんな作品を書いていたのか興味が沸いて読んでみた。
・・そんなに、読んで違和感ない小説だと思うけど。
「狼獣人と恋するオメガ」のスピンオフらしいので、それも読む予定。
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ミュカ:イオ国の国境の町、ルイニアにある新月亭の女主人。猫獣人。ミュカを雇う。
ギアン:新月亭の料理人。熊獣人。
コフィン:遺伝子操作を研究するカルト集団。
オーリー:クロエの祖父。退役軍人。 コフィンが殺害。
マリエ:クロエの祖母。コフィンが殺害。
クロエ:Ω 祖父に育てられた美貌の白兎の亜人 両親は不明。
背中に隠した機密を守る為、移動しながら生きる。今の護衛・ジンが好き。
ジン:α 黒豹獣人。軍人。クロエの遠縁。クロエの護衛が任務。
ヒューゴ:α 軍人。クロエの祖父の部下。
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読者の読後感・好き嫌いは、読者の勝手だし、
ファンの為にも執筆活動は、何かの形で続けるのが「物書きの愛」だと思うけど。
休筆中に沢山読書して 物書き技術を磨いて復帰する日を待ってます。
物書きは、全員に好かれようと思ったら上手くいかない水物商売。
私の場合は、クドイ繰り返し、誤字、嫌いな思い出を持つ語句・・があるとダメ。
読書は食べ物と同じで、好き好き。蓼食う虫。
原因らしいモノを見つけたけど、あれは感想じゃなくて、虐め。異常です。
読んで、こういう意見もあるのかと読み流して、ブロックしてサヨナラ。
芸の肥しにしたらいいの。 あんなの相手にしちゃだめ。
応援を込めて、神評価。
はじめましての作家さんです。
スピンオフということは、読む直前に知りました。
前作は読んでいないのですが、前作とは時系列的には過去にあたるのではないかと思われます。前作を読んでいなくても、話としては大丈夫だと思います。
オメガバースに加え、動物とヒトとの亜人や猫族とか熊族とか狼族とかファンタジーな世界。
カラフルな絵本を想像させる世界です。
カルト集団によって人工的に作られたオメガであるクロエ(受け)とその護衛で黒豹族のアルファ・ジン(攻め)の焦れ焦れの両片想いの話。
もう少し甘い話かと思ったのですが、結構シリアスでした。
クロエの生まれとジンの元恋人との関係を知ったジンが八つ当たりなどという大人げない態度をとってしまった結果、一度壊れた関係を取り戻すのにかかった時間が2年。
激しく傷ついたクロエは臆病になっていてジンの告白を素直に受け入れられないのが可哀想で。
傷付いたクロエの回想が話の大部分を占めているため、甘い雰囲気になるのもほんの最後の方だけです。
私は攻めのせいで受けが悲しい思いをしているのは許せないと思ってしまうので、ジンのあの発言さえなければこんなに悲しまなかったのにと思うとジンに対してムカムカして仕方がありませんでした。
後からの告白を聞いてもちっとも納得できない。
クロエがそれでもずっとジンが好きでいたから仕方ないなと思いながらも、カルト集団に襲われたどさくさでジンが告白してからあっさり許すのがなんとなくもやもやしました。
十分反省したとは思うけど、でももう少しジンにはなんかあってもよかったんじゃないかと心の狭い私は思うわけです。
前作を読んでいなくても、二人がつがいになるという話としては問題なかったと思うのですが、ストーリーとしてはちょっと中途半端に感じました。
クロエの出生の秘密でもあるカルト集団の問題は何も解決してないのに、とりあえず一回逃げて終わり?前作で終わった話だからなのかもしれないけど、今作だけ読んでる私には不完全燃焼でした。
ジンを裏切ったカルト集団所属の元恋人の行方はわからないままだし、クロエが逃げる
ためにちょっと時間稼ぎができただけのように感じました。
最後の短編でこのカルト集団との対決は前作の方にあるというのがわかるのですが、それでもその集団が壊滅したわけでもないみたいだし。
二人がつがいになる話ではあるけれど、過去回想を短めにして、それ以外の背景もきちんと決着をつけて、幸せな2人をもう少し書いて終わってほしかったです。
本編終了後の短編。
前作カップルの2人に新しく子供がうまれた話で、逃げ回らなくてはいけない原因である背中の刻印を消せるかも、子供を産めると、喜んでいたのは良かったけど、これからなんだとがっかり。
前作読んでないので、今作でのお助けキャラヒュウゴとそのつがいに愛着もないしこの話には甘さが足りないので、2人の子供が新たに生まれたという話は本編の最後にでも入れて、クロエとジンに子供が生まれたとか、数年後2人が子沢山になったとかの話が読みたかったと思いました。
今回はイオの軍人である黒豹獣人と
宿屋の看板息子のウサギとヒトの亜人のお話です。
攻様が受様を狙う秘密結社の陰謀を阻み受様となるまでと
2人がコルヌを訪れる後日談を収録。
この世界には男女の性とは別にアルファ、ベータ、オメガという
3つの個体種が存在します。
アルファは人口のほぼ1割と少数ながら先天的に優れた能力と
高い統率力から社会的地位も高いエリート層です。
ベータは世界の8割以上を占めるごくごく一般的な体種で
社会を構成する層となります。
オメガはアルファ同様に少数で能力的には他種と変わりませんが
毎月の発情期に強烈なフェロモンを発しつがいのないアルファを
惹きつける上に
男女問わず妊娠が可能なために一時期はアルファの繁殖目的とした
ビジネスが行われていた歴史から冷遇されることの多い層となります。
またオメガは魅惑的な容貌で男女問わず様々な者たちを魅了します。
受様はウサギとヒトの亜人な上にオメガというとても綺麗な青年です。
受様はある事情から国の首都から遠く離れた国境近くの街道の街で
気風のいい猫族の女将が経営する「新月亭」という宿屋で働いています。
受様がこの街にやって来たのは2年前に受様を襲ったある悲劇が原因です。
受様は両親を不慮の事故で亡くし祖父母の元で不自由なく暮らしますが
受様が検査でオメガと判るとオメガ専用寄宿舎がある名門校への編入を
祖父に勧められるのです。
受様は名門校に編入し週末ごとに帰宅する生活を送りますが
誕生日を控えて特別休暇を申請して戻った週末に最寄り駅で
待っていたのは祖父ではなく祖父の元部下である狼族の空軍大佐と
空軍に入隊して大佐の部下となった黒豹族の青年でした。
この黒豹獣人が今回の攻様になります♪
受様にとって攻様は幼い頃に祖父宅でひと夏を共に過ごした事のある
初恋の人でした。
精悍な青年になった攻様にみとれてしまう受様でしたが
2人がこの場で受様を待っていたのは受様の祖父母が何者かによって
殺害されたからだったのです!!
受様は保護された施設で優秀な軍人だった祖父が殲滅状態にした
あるカルト集団の存在を知らされます。
その集団は遺伝子操作で作ったキメラで世界征服を目論んでいた禁忌の
集団であり、虎視眈々と祖父を狙っていて祖父も危険を感じていたから
こそ受様を寄宿学校へ行かせたのだろうと言うのです。
とにかくカルト集団から逃れるべく受様は攻様を護衛にとある都市を
目指します。共に行動する中で受様の恋は再燃し旅の途中で
受様が初めての発情期を迎えた事で、受様がカルト集団が生みだした
特別なオメガだという事が発覚します。
受様はカルト集団の手を逃れられるのか!?
そして再び芽生えた受様の恋は叶うのか!?
淡路さんの既刊「狼獣人と恋するオメガ」のスピンオフにあたる
オメガバースで既刊の攻様の駆け落ち相手とも噂された美人さんである
受様の恋物語になります♪
前作はカルト集団の暗躍はあるものの主役2人の恋模様はラブコメ風味で
本作はシリアス路線です。
受様がカルト集団が探す特別なキメラだった事が発覚すると
攻様は探し求めていた恋人が自分を利用しようとしていた事実に思い至り
そうなった原因である受様に盛大に苛立ちをぶつけてしまうのです。
どうにもならない過去を知った受様はこれ以上攻様を傷つけない為に
彼から逃げ出すしかできず・・・
恋した攻様からも逃げる事しか出来なかった受様がもう
すごくすごく可哀想なのですよ (>_<)
そして猛省した攻様が追ってきた時にはカルト集団の秘密を守るために
攻様に身体をゆだねるしかなくて自分の恋心を封印するのですが
どう見ても攻様も昔の恋人よりも受様の事を大切に思ってるのですよ!!
2人が両片思いを拗らせているうちに攻様の元恋人が現れて
受様は再びカルト集団に狙われる事に!!
受様を追うカルト集団に打撃を与え2人がつがいとなるまで
ワクワク&ハラハラしつつとっても楽しく読めました♪
本編ではカルト集団の壊滅までには至らず2人は逃亡生活を余儀なくされ
ちょっと微妙な幕引きかなと思ったのですが、続編SSにて受様に施された
カルト集団が追う秘密を消せる可能性が示されて安心しました。
これもまた本筋とは違う決着かもしれませんが大胆な解決法でコレも有り♪
ですよね。世界観が面白いオメガバースなのでもうちょっと違うカプでも
読んでみたいです。
今回はもふもふオメガバースで水瀬結月さん
『結婚したらお隣のα若様が旦那様でした』をお薦めしたいです。
こちらは両片思いなラブコメディです♪
『狼獣人と恋するオメガ』のスピンオフ。
スチームパンクっぽい世界観の中で、様々な種族とヒト族がアルファ、ベータ、オメガ属性も持ち併せて共存しているイオ公国が舞台となる。
前作で登場したカルト集団・コフィンが、過去の殲滅時に葬ったとされる人造オメガやキメラ研究の鍵を持つヒト族オメガ・クロエを狙って絡んでくる。
ヒト族オメガ、と言っても今回の主役・クロエは兎とヒト両方の血を引くので、ウサ耳と尻尾が有る。
育ての親・オーリー夫妻がコフィンに殺害されて、クロエ自身にも害が及ばないようにと安全な場所へ逃げる為の旅路に赴きを置いているか、と思いきやちょっと違っていたかな…
内容のほうは、旅の途中でクロエが初めての発情期を迎えた時に、背中に隠し彫りがあるのが判明した事から起こってしまったジンとのわだかまりが消えるまでの心の交流がメインになっている。
その中では、クロエにとっての安息地となった宿泊宿の女将さんやシェフがいい人達で人情味にほっこりできたり、獣人として格好いいはずのジンがクロエを傷付けてしまい反省する日々のなかで見せる不器用さ、優しさも伺える。
しかし個人的には、旅の途中で追っ手に追われる緊迫感とか悪玉を倒す痛快感といった活劇味に期待していたのだった。
今回は、元の設定が全て活かしきれずにオメガ設定を活用するので一杯になってしまった感じがあるかな。
もしかして、まだ続きがあるのかな?とも思える幕切れだったがどうなのだろうね。
黒幕は一体どうなったのだろうか、って部分がすっきりしない。
獣人が活躍する軍社会、反政府組織っぽいコフィンの存在といった下地がしっかりしているのに、それが活かしきれていないってのが何とも惜しい。
「狼獣人と恋するオメガ」のスピンオフになります。
前作が未読でも、問題無く読めます。
ちなみに、既読の方はヒュウゴの大活躍をお楽しみいただける事と思います。
で、前作は甘くて可愛い雰囲気でしたが、今作はややシリアスよりで切ないんですよね。
自分の存在が、攻めから大切なものを奪ってしまったと負い目を持ちながらも、想う事を止められない受け。
そして、嫌われてると思いつつも、受けを守り続ける攻め。
受けが健気すぎるじゃないかよ!
また、攻めが不器用すぎるじゃないかよ!!
内容ですが、軍人でアルファの黒豹・ジン×ウサギとヒトの亜人でワケアリの青年・クロエ(オメガ)による、獣人もので切ないスレ違いものになります。
国境近くの町・ルイニアの宿屋で働くクロエ。
実は彼にはヒートになると背中に浮き出る不思議な紋様があり、そのせいでカルト集団コフィンに狙われ続けているんですね。
で、そんな彼を警護するのが、軍人でクロエの初恋相手のジン。
クロエは自分の特殊な出生とその存在自体で、ジンから大切なものを奪ってしまったと強い負い目を感じつつも、発情期になると抱いてもらう事を止められずー・・・と言うものです。
まずこちら、キモになるのが、二人の互いに対する思い違いによる、スレ違いだと思うんですけど。
設定がしっかり作り込まれてまして、人工的にオメガを生み出してきた研究所。
その研究所で生まれ、更に研究の文献の隠し場所を、背中に紋様と言う形で負わされたクロエ。
そして、その文献を狙うカルト集団コフィンー。
クロエですが、コフィンから身を隠す為、ジンに護衛をして貰いながら宿屋で働いています。
これ、切ないのがですね、ジンが過去に愛した恋人が、クロエのこの事情のせいで行方が知れない事なんですよ。
と言うか、ジンには痛い事実が分かってしまった。
元々ジンは遠縁として、クロエを幼い頃から可愛がってくれてたんですね。
でもこの事実が分かった時に、感情を抑えきれずにクロエを突き放す言葉を口にしてしまった・・・。
クロエがすごく健気で切ないんですよね。
発情期が来るたびに、「背中の秘密を守る為」に、義務で抱いてくれるジン。
彼を自分から解放してあげなければと、嫌いなフリをして護衛を別の人に交代して貰えるように軍に要請を出す。
でも、交代の人員がなかなか見つからない事を喜んでしまう・・・。
このへんのクロエの心情がしっかり書き込まれてまして、読んでいて切なくて切なくて仕方ない。
で、クロエの事情を知った時の言動で、読者を最高にイラつかせた攻め・ジン。
えーと、こちら、終始クロエの視点で進むんですよ。
なのですが、こう明らかに、ジンもクロエを好きなのが分かる仕様になってまして。
いつまでも交代の人員が見つからないと言い張って、発情期のたびに情熱的にクロエを抱く。
そして、クロエをドライブに誘い、服なんかもプレゼント。
彼の手が荒れてれば、イソイソとクリームを届けにきたりもする。
あのですね、これジンはジンで、あの時にクロエを追い詰めてしまった事を、深く後悔してるんですよ。
で、嫌われていてもと、クロエを守り続けて来たー。
う~ん・・・。
いやもう、この二人、何やってんでしょうね、と。
まぁそんなワケで、かなりジレジレさせられるんですよ。
クロエの健気さに心を痛め、ジンの不器用さに背中を蹴り飛ばしたくなる。
だからこそ、二人のこの誤解が解けて、互いの気持ちが通じ会う瞬間に萌えて萌えて。
本当にすまないと心から謝罪し、「おまえを守る為なら何でもしよう」と言うジンのセリフに、萌え転がっちゃうんですよ。
そして、クロエの「ジンを好きでいていいの?」のセリフに、健気すぎるよー!!と、これまた萌え転がってしまう。
いやさあ、「すごく可愛い。いつも可愛いと思ってた」とか、一旦語り出したら、もうジンの口が止まらないんですよね。
ずっと好きだと言う事を言わずにいたくせに、極端じゃないかよ。
そういう事は、もっと早く言えよ!!と。
いや、早く言っちゃってると、お話として成り立たなくなっちゃうけど。
あと、前作と同じく、スチームパンクっぽい世界観も素敵でした。
ついでに、ヒュウゴがジンの上司として大活躍です。
オマケの短編では、ヒュウゴとトワの仲睦まじい様子見られたりして。
と、前作より更に魅力を増したスピンオフでした。
スレ違いに滾っちゃう姐さんに、ぜひオススメしたいです。
※老婆心の気もしますが、こちらの商品、店頭(少なくとも私の地域の)で普通に並んでますし、少しまてば入荷する通販会社もあるみたいです。
あちこちで在庫切れをいい事に、千円越えで売ってる某大手で買う必要は無いかと思うんですけど・・・。