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短く軽いんだが、THE 王道で安心して読める感じがよかった。
税務署の査察官である雅博。身分を隠してパチンコやに偵察に。
そこにいたのは華ちゃん。パチプロで定職のない貧乏暮らしながらも、イケメンでいい体。
貧乏アパートに招かれて親しくなる。
最初から体を繋げられるのはBLファンタジー設定で、準備とかないの?って思うけど、これはまさにラノベで、そういうことを気にせず甘い恋を楽しむやつだった。
華ちゃんの正体は、読者の方は最初からき気付いてづいてしまうのでサスペンス感はなし。
でもお互いに最後は身分を明かさないといけないわけで、どうなるかと思いましたが、特に波乱はなく、純粋な雅博を華ちゃんが信じてるので大丈夫って言う感じでした。
雅博は査察官をやめて華ちゃんの会社で採用されるようです。
その後のお話はなし。
今までに読んだことのないテイスト。とても不思議な感覚にとらわれましたが、なんかくせになる面白さ的な。即行で二度読みしました。
雅博は、国税局の査察官。内偵するパチンコ店で大学生と偽って調査をしていた。隣の台のいかにもヒモ風の男に声をかけられ、情報を得るためにと話をするが成り行きでその男のアパートにまで行くことになる。
出会ったばかりの男なのになんとなく惹かれる。だけれど、まさか男と関係を持つとは思わなかったマサヒロ。でもゲイの華ちゃんは好みのマサヒロを口説くつもりで部屋に招きいれたのだった。
嘘をついて華ちゃんと一緒にいるのがちょっと辛くなる雅博だが、実は華ちゃんもマサヒロに嘘をついていた…
華ちゃんが実は誰かってことは想像がつくことなのですが、ぜんぜん違う展開を予想して読んでいたので、あっやっぱりそっちか、そうだよなと、そんなこともあって、妙などきどき感を味わいました。
査察官としてはどうなのか?な行動は多いのですが、雅博にとっては華ちゃんとの恋は、国税局の査察官の仕事に就くまでのつまらない人生にとんでもない“華”を添えたのです。
そんな雅博の華ちゃんを想う気持ちがとてもかわいくて、そしてふたりのデートは本当に幸せそうできゅんきゅんします。
だから、双方の嘘がバレて別れなければならないのかとなった時、こちらも胸が痛くて、でも、いや華ちゃんならなんとかしてくれる!と思ったり…
最終的に、雅博の選択は正しくない面もある。だけれど、愛する人を手に入れるのには正しいと思う。
なので、良いのです(^^ゞ
将来的にふたりで大きな花火を打ち上げそうな雰囲気。その成功したふたりの物語を読みたいなと思いました。
10年くらい前の作品なので現在のふたりを書いてもらえないでしょうかね♪
虎谷華次郎!
逞しい体と浅黒く滑らかな肌、凛々しく美しい顔、反骨精神とおおらかな性格、頭脳明晰!
遊び好きで~オレ様で~健気で~やんちゃで~庶民派で~ワンコで~(以下続く・・・)♪
・・・それに、大金持ちーっ!
そして、本間先生イラストとくりゃ華ちゃん日本一でしょー!!
華ちゃん×マサヒロ、華ちゃんと雅博、二朗とマサヒロ、二朗×雅博
↑何?と思うでしょ?
正体を知らない敵同士だからね、事実を知る前と後の関係がコレなんですv
鴻山二朗(華ちゃんの本名)、
今までに金絡みで寂しい経験ばかり。亡父の後を継ぐ為に帰国。
嵯峨野雅博、
新人マルサ。鴻山二朗を担当だが、顔が不明瞭の写真しかない。家でも国税局でも一番下で目にも掛けられてない存在。
華ちゃん、
派手なアロハに女物のサンダルに無精ひげのパチプロの虎谷華次郎。
貧乏アパートで貧乏暮らし。
華「オレいくつに見える?」マサヒロ「う~ん、22?」で、22才に決まった!
マサヒロ、
華ちゃんに「何て名前?」と聞かれた新人マルサ嵯峨野雅博がとっさに出ちゃったのが下の名前。でも、その場の流れで、大学生の引き籠り・親や姉が高圧的で家に居辛いという設定(後半は事実;)の「マサヒロ」に。だから苗字は言わず。
(↑キャラ紹介、長げー!!)
仮面同士敵同士はよくあるから想像つくし、特にすんごい違いは無いかも知れないけど、剛先生の文章がリズム良くて気持ち良くて、2人がどんどん入ってくるのです。
ちゃんと本当の正体の恋人「二朗×雅博」になるまで、嬉しかったりビックリしたり痛かったり気持ち良かったり。
マサヒロが名前以外教えてくれなくて寂しいのに、自分だってそうだし何よりマサヒロが好きだから気にしないぞーって、へこたれ立ち直る?華は何て可愛いヤツー!
華が大事に想うマサヒロが自分を内偵しているマルサだと知った時なんて切な・・・あー!ネタバレし過ぎちゃダメだから、もう言えないっー^×^
先のOUTさんのレビューにそそられて、ずっと読みたかったんだー!
ありがと―感謝です!
剛先生の初読から数冊があまり印象が良くなかったのに、ここにきて優作ばかりに巡り会えたから、橘の眼から鱗がポロポロー!
良かった♪大好きな作品になりました!
まんまと剛さんにハマってしまいました。や~ば~い~
あらすじはもう上記あらすじの通りで国税局査察官の新人、雅博くんが内偵で入ったパチンコ店で出会った謎のパチプロ男、虎谷華次郎(!)に魅かれていく・・・
なサスペンスなお話かと思わせておいて、すごくすごく純な恋愛話でした!
華次郎こと華ちゃんは実は鴻山二朗という、雅博が探してた脱税疑惑のパチンコ店オーナーです。もうあらすじを読んだだけで判ることなのでそこはさして重要じゃないかと思われます。
もちろんBLなので、華ちゃんの正体を知らないまま、雅博はあれよあれよという間に食われてしまうのですが、こういう話には珍しいことに攻めの華ちゃんも雅博の正体に全く気付いていません。
たいていは攻めが「俺は最初から知ってたぜー」な展開が多いもんですが。
とにかく見どころはこの二人の、素性をお互いに隠したままの、読んでるこっちが恥ずかしくなるような真剣恋愛です!!
そして「あれ、これ現代の話だよな・・・」と確認したくなるほどの昭和貧乏臭!
もう、ザ・パチプロなファッションの華ちゃんといい、ぼろアパートでの夏の扇風機も無しの汗だくHや(つか風呂がすごい)、なんだかチープ感ただようラブホでのデート。この雰囲気がわかる程度に年をとっててよかった~と初めて思いました(笑)
この華ちゃんが個人的にヤバいぐらいツボにきました・・・
もう雅博を口説くために必死!初めてのHに持ち込むときの説得が一生懸命すぎてキュンキュンでした。
しかも、なんとなくそんなにHがうまいわけでもないような感じが・・そしてあんまいい恋愛してきてなかった感が。すごい体の攻めなのに!
雅博の正体を知ってしまったときの「泣くもんか!」的な我慢とか・・萌える~
お互いの正体がばれてからも、必死!雅博に「仕事か俺か」を迫る迫る。
とにかくお互いが一球入魂の、妙にリアルな恋愛話でした。
あ、もちろん最後は華ちゃんはギロッポンの森ビルで働くお金持ちに戻るんですが。
それがちょっとさみしく感じるくらい魅力あふれる貧乏カップル生活でした。