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アメリカから逆輸入する形で有名になった俳優、真知は、ずっと憧れていた俳優、大河と共演するために日本に戻ってきた。
実は彼と真知が異母兄弟であることはごく一部だけの秘密だ。
撮影を前にして、真知は大河と偶然出会うが、心の準備が出来ていなかった真知はつい無視して逃げ出してしまう。
自分に熱いまなざしを送っておきながら逃げ出した真知が気になった大河は真知が誘っているのだと思い、彼をを抱いてしまうが……
イラスト買い。
異母兄弟モノで役者×役者。
兄弟であることをばらしてはいけないけれど、惹かれてしまうという主人公の葛藤は切なくてよかった。
攻もはじめ俺様で自分勝手だけれど、主人公への想いを自覚してからは本来のいい男に。
けれど、ラスト付近でいきなりの超展開。
お互いは異母兄弟同士。しかもそれぞれの保護者には反対されることは間違いないけれど、この想いは止められない。
そんな中で主人公(受)が女子高生がパパにおねだりするように養父にカミングアウトして解決☆って、無茶な。思わずええっ?!!ってなったよ。
ここまでくると逆に新しいような気もしてしまう不思議。
そういえば全編通して役者をアクターって表記しているのがなんともくすぐったい感じだったかもしれません。
挿絵が目当てで読んで、この作家さんも初めてだったのですが・・・
初めから終わりまで終始メインの二人に共感持てず読み終わってしまいました。
設定的には異母兄弟もの、役者、片方が兄弟であることを知っている(ので切ないはず!)、という私が好きな条件が揃っていたんですけれども。
攻めはともかく(初めて抱いたときには、なぜ抱くのか動機がよく分からなかったのは置いといて)、受けのやりたいことが理解できなくてダメでした。
そのせいで「切ない」という気持ちが全く感じられなかったという結果に・・・(涙)。