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koisuru hiyoko no labyrinth
『半熟たまごのレジスタンス』の続編です。
こちらでは、メインCP(のハズ)の冬樹×幹のその後はもちろんですが、幹の三つ子の弟・葉と、冬樹の弟で幹の親友・夏海のラブも描かれています。
しかし、メインCPのラブはともかく、やっぱり私は葉がどうしても無理でした。生理的に受け付けない。
葉は、冬樹が幹と自宅で2人で過ごすために、弟である夏海は追い払われていたと冬樹や幹を責めるようなことを言うんです。
確かに、その内容自体は的外れではないものの(夏海が理不尽なしわ寄せ食ってたのは事実)、幹に友人さえ作ることを許さずに孤立させて苦しめていた(しかも悪意じゃないところが余計に気分悪い)お前がどのツラ下げて言う!と怒りで本投げそうになったわ。
メインのラブは、いかにも昔のコバルト文庫(の個人的イメージ)そのままに、甘くてヌルくてHがないに等しい。
正直言って、すごく面白いとか『萌え』があるとは思わないんですが、鹿住さん作品は基本的に安定してますし、こちらもあっさり読みやすいんです。あくまでも『メインのラブ』に限れば悪くはないんですよ。
何でここまで三つ子の弟たち(というより葉)にこだわって、その存在を押し出す必要あったんだろう、と残念にさえ思っています。作品(メインのラブストーリー)としては、決してキライじゃないので。←三つ子のもうひとり・翠は、前作はともかくこちらではただの賑やかし要員って感じでした。この程度なら単なる邪魔な脇キャラクターとして流せる。
とにかく、弟が主役か!?と見紛うくらいに鬱陶しかった。『しゅみじゃない』に限りなく近いです。←メインのラブだけに限れば『萌』よりの『中立』ですが。