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hanayome wa ubawareru
花嫁モノを探していて見つけた作品です。
表紙にも惹かれて読んだのですが、中の挿絵も綺麗でした。初めて見た絵師さんだったのですが、お名前覚えておかなきゃ。
主人公は会社社長の息子と大学受験に失敗して浪人中の男の子とのお話。
序盤からとんでもない波乱が起きるのですが、冷静に対応するいかにも頭が良くて育ちの良さそうなエリートの攻め様。
受け様はまだ若くて不器用で経験も浅いにも拘わらず、責任感が強く、健気に努力する子です。
攻め様は余り感情が表に出ないタイプのようで、いつも冷静に見えるせいで何を考えているのかよく分からないキャラです(笑)。
一見温和そうですが、かなり強引なタイプでもあります。
攻め様の友人談によれば、テンパる時もあるそうなんですが、そういう攻め様をもっと見たかったなぁ(笑)。
お話は王道的な展開で、少し物足りない気もしますが、安心して読める作品だと思います。
本当に、
これぞ王道!
という感じでしたww
ただ、ちょっと王道すぎてものたりない感じがするかも・・・
初心者さんにはオススメです!
つっこみどころも多いですが、
そこはBLはファンタジーということで・・・!
明るくポップだけど、キューンと切なくなれる――王道ど真ん中な「花嫁モノ」ですが、花嫁萌えなどまったくない私でも楽しめました。
上手いなァと思いました。
挙式当日に逃げ出した姉のかわりに、花嫁代理をつとめたのが、主人公の弟(受け)。
主人公は責任を感じます。また、実家の印刷屋が新郎の実家から仕事を回してもらう約束をして設備投資をしてた関係もあり、「なんでもする」と土下座して、花嫁代理として新郎(攻め)の新居で一緒に暮らすことになる。
健気な受けの、花嫁代理生活は、セックスまで含めたものとなって――。
後半で明らかになる真相はかなり鬼畜なものなんですが、イヤな感じはぜんぜんしなかったです。
むしろ今後の下剋上的な展開を予想して、ワクワクゾクゾクと楽しくなりながら読みすすめてしまいました。
王道バンザイ!と言いたい、そんな一冊でした。