匿名20番さん (1/1)
レビューなどで「この台詞がよかった」というのをたびたび見かけますが、そういうのを集めて読んでみたいと思い、立ててみました。
・印象に残ってる台詞
・出典
・簡単なコメントなど
を、お付き合い頂ける方は書き込んでください。
萌えた、泣けた、笑えた、エロかった、などなんでも結構です。
ネタバレがありますので苦手な方はご注意ください。
参考になりそうなページを貼っておきますので、お気軽に。
【何冊わかる?】BL漫画の台詞で50音かるたを作ってみた
https://www.chil-chil.net/compNewsDetail/k/blnews/no/23076/
Renta! - BL名台詞・珍台詞特集
https://renta.papy.co.jp/renta/sc/frm/page/topics/bc_serifu.htm
匿名20番さん (1/1)
「恋するインテリジェンス」1巻
ラストシーンで針生が鼻血をたらっと流しながらのセリフに萌えました。
「幸せすぎて 泣きそう 生まれてきて よかった」
匿名19番さん (1/1)
個人的に思い入れのあるセリフで、作品はBLでも内容は全くBL的ではないんですが
『彼女が二度と見られないけれど、もう一度見たいと切望していた、葉山の海から見る富士山。
これをわたしは、この目でどうしても見たかった。そして言葉どおり、とてもうつくしいと思いました。そうと知れたことが、たまらなく嬉しい』
ー崎谷はるひさん【しじまの夜に浮かぶ月】ー
もちろん、前段があってのこのシーンなんですが
実家が界隈で、そこから遠く離れた地へ嫁に来た私は このセリフを読んだ時に号泣してしまいました(決して実家に帰れない訳ではありません。盆暮れ正月にはしっかり帰省してます)
鎌倉・湘南・茅ヶ崎あたりを舞台にした作品は沢山ありますが
このシーンほどあの景色を鮮明に思い出す作品を他に知りません。
この作品の中には
『現代日本に夢みなさんなよ。ひでえもんだぞ』
と言う受けに対して
『あなたは、銃を扱った事件が日常で起きる国に、生きたことはないでしょう?』
と攻めが答えるシーンがあって、これも印象的でした。
匿名1番さん (6/6)
まったり続くかもしれないので、終わったら2のトピも立てますね。
みなさんの台詞読むの楽しいです。お付き合い頂ける方はぜひ。
あと、こちらは有名作の台詞で印象に残ってます。
「オレは自分の死を思う時――
この豹の死体について考える
ヤツはなぜなんのために
そんな高地へとやって来たのか
獲物を追いさまよううちに
もどることのできぬ場所へ
迷いこんでしまったのか
それとも何かを求め 憑かれたように
高みへ―― 高みへと登りつめ
力つきて倒れたのか――
ヤツの死体はどんなだったろう
戻ろうとしていたのか? それとも――
それともなお高みへと登ろうとしていたのか――
いずれにせよヤツは
もう2度と戻れないことを知っていたに違いない」
―『BANANA FISH』吉田秋生
匿名4番さん (5/5)
バーバリティーズ1巻よりです!
眠ってしまったジョエル(受け)をベッドまでお姫様抱っこで運んだことをお付きのポールに話しているアダム(攻め)のセリフが可愛いです♪
「あまりに可憐で儚くて
何かがこみ上げてきて
寝所まで無意味に
5往復したら
起きてしまって
追い出された」(太ゴシック)
ポール「そうでしょうとも」
ジョエルが愛しすぎるアダムか好きです!
匿名18番さん (1/1)
「新さんは、‥‥‥ゲイじゃありません。ちゃんと、女の人とおつきあいするべきです。俺は、ゲイでいることが、どんなに辛いか知ってます。たくさん嘘をつかせるだろうし、親しい人を裏切らせるだろうし、新さん自身も嫌われる。俺ひとりのせいでいっぱいのものを失わせる。―――‥‥‥新さんが大好き。……好きだから、俺は、あなたを苦しめない。守らせてください。また結婚して、幸せになってください」
窓辺のヒナタ
個人的に自分が楽になる為じゃなく、相手の為を100想って執着心を自制して別れを冷静に切り出すのは、消極的じゃなく積極的選択かつポジティブかつハイパー凄い精神力がいることだと思っているので…
匿名8番さん (3/3)
お久しぶりです。今回は小説から初めて引用させてもらいます。
「あれは(君の詩)はまるで君そのものだ。理解不能で自信に満ちていて、裏に色々なものを隠している。それから、どちらかというとーーー美しい。」
KJ.チャールズ著 「イングランドを想え」より
無骨な元軍人の攻めから、俗物を装ってるけど頭が良く機転がきく情報捜査官の受けへの言葉。自分の事を理解してくれる攻めの誠実な愛の告白に受けが辛抱たまらん!となる所で私も萌え転がりました。海外作品で萌えられるのも翻訳者様のお陰です。モノロマ文庫もありがとう。
このトピも楽しいのでぜひナンバー2も続いてほしいです。名作の数だけ名セリフありですからね。
匿名17番さん (1/1)
ゆき林檎先生 玉響
「今、死の瞬間が訪れたら、僕の人生は何だったのだろう
きっとそう思う。
この先いつ命が果てるかわからないけど
僕は僕の意思で生きたんだと
死際にいい人生だったと笑いたい」
鳥肌立ちました・・・・
匿名16番さん (1/1)
受け「俺が君のことを好きだなんて今まで一度も言ってないけど?」
受け「どうせ俺のこと可哀相だ程度しか思ってないんだろ?」
攻め「ああ可哀相だよ。何でそんな悲しい事しか言えねぇんだよ?」
我が萌え台詞において、永久に不滅です。
匿名2番さん (6/6)
「藤沢さんが
オレなんかのために
体に悪い煙を吸い込んで
綺麗な肺を黒く汚しているかと思うと
すごく…アレです
興奮します」
ータカナシモリミチさん/だって、美味しいのが悪い収録「smoking room」
18pの短編ですが、大好きな作品です。
会社の喫煙所で会うだけの別部署の二人。想い人に彼女と別れたので慰めろと言われて。
慣れない駆け引きをする藤沢さんが超絶かわいく、湯浅くんもクールぶってるけど、「興奮します」と言った表情が、言葉に反してとても切ない真っ赤な顔で。
何度も読み返しています。
『涼二さんといるとわかるんです。心臓ってここにあるんだって』
(出典:25時、赤坂で 著:夏野寛子)
あたなが好き、高鳴る胸の鼓動、心拍数、恋のときめき、あるいは切なさ
…全てがこのセリフ一つに内包されています。恋の全てを命を回す心臓で感じでいるんです。
このセリフを目にした時ガツンと殴られたような衝撃でした。それほど胸に刺ささった。
夏野先生、やはり天才です。
匿名7番さん (2/2)
「何度も、目で君を犯した。許してくれとは言わない。恋した男の愚かさだ」―『カフェラテの純愛』 剛しいらさん
派手な展開はないお話ですが、19歳も年下の青年に恋をした、大人の男の台詞に、うわっ、素敵…とキュンとした。
ある時は
『…俺、なおのこと絶体幸せにするよ けど他人から見たら不幸にもすると思う』
おげれつたなか【エスケープジャーニー】
性的マイノリティを自分の母親にですら受け入れてもらえなかった太一のセリフに
『いいよそんなの どっちでもいい 太一となら 一緒に生きるってそういうことだろ』
そうハニカむ直人の表情に己の尻の穴ムズムズさせながら鼻水啜り
またある時は
『おいおい 他の男を見ンじゃねぇぜ おめぇは俺だけ見てろ』とか
『お前が不幸でも全く構わないんだ 傍で俺に愛させてくれ』とか
書き出したらキリがないのでやめておきますが たかがマンガなのに読んだ冊数だけ何気ないセリフに涙する
てか 印象深いの理由が自分が涙したからっていうのがもうね
恥ずかしいッ! ←子どもが出てきて健気だったってだけで苦しくなって泣くんですもん おばちゃんて生き物はwww
俺はごめんだ
血が沸騰するような思いも知らないまま
箱庭の中で生きていくなんて
――ナナメグリ『私の部下と彼の話』
(『俺と上司の恋の話』収録)
この台詞を含め、彼にまつわるエピソードがとても心に残っています。
匿名1番さん (5/6)
「BASARA」私も好きでした、特に揚羽は美しくてBL要素多めでよかったです。「風のようであったと…」というモノローグ印象に残ってます。
当時ヒーローがタタラで、ヒロインが揚羽と浅葱のように読んでました。(男女逆転…?)
最近、印象に残ったものですと…
ナギ「浅葱 あなたはもっとわがままになるべきでしょう」
浅葱「僕はわがままだと思われてると思うけど?」
ナギ「全然 わがままというのは 自分のために生きるということ
タタラはけっこうわがままでしょう?」
匿名4番さん (4/5)
>>35
「BASARA」のあげはの台詞でしょうか!
BASARAは名言多すぎて、当時手帳に書き写していました。
「何か欠けてるものの方が、完璧なものより、美しい」など。。←スミマセン、BLじゃないけどつい書き足しました
匿名15番さん (1/1)
もしかしたら、BLではない可能性がありますが、印象に残る台詞、で真っ先に思いついたものというか…
出典すら覚えてないのに、長いこと(たぶん10年以上)記憶に焼き付いている台詞。
誰か、出典知ってたら教えてください。
【歴史に選ばれ、歴史に棄てられていく、塵芥のようで、それでいて見事な…
そんな生き方を、お前としてみたかった】
他の皆様の回答を拝見し、西田先生のは確かに…!と唸るばかりです。西田先生のは、あまりにあっさり当然のように刺さる台詞がそこかしこにあって、気付いた時には沼!という感じです。
ただ、読んでいる最中で「この台詞…素敵…!」と思う瞬間は多々あるのに、何故具体的なものを出すのが難しいんでしょう…。1作1作を大事に読まないといけませんね;
私からは、今年映画化の作品から。この作品については、他の皆様からは、多分他の部分とかがもっと挙げられるんだとは思うんですが、私はここ!というところを。映画化されるにあたって、この台詞が有るのかどうかが非常に気になります…。
水城せとな「俎上の鯉は二度跳ねる」より
「お前なんか もし俺が女だったら洟も引っかけなかったくせに…!」
ノンケの主人公が、自分を好きだと言ってくるゲイに対し放つ台詞ですが、初見で凄く刺さったんですよねえ…。
生物学的には男女での恋愛が一般的で、女である私は一応男性が恋愛対象ではありますし、ゲイだと自認している男性以外からは恋愛対象とされる性のはず…。でもだからと言って世の中の男性から当たり前に愛してもらえる訳でもなく…。この話の中だけで終わる言葉じゃなく、私自身にも突きつけられた台詞だったというか。
恋愛対象の性を持っている自分だから愛されたのか。そうじゃなかったら自分みたいな人間は相手にされなかった筈だ。
この作品自体BLという分類というよりは、純粋な「恋愛もの」という括りに入るとよく言われてますが、BLってゲイ同士という設定ではない場合「男同士とか関係無い!お前だからだ!」というのが最終的に出て来たりしますけど、そもそも、性別関係無く愛する・愛してもらえるって凄く難しい事で…。全ての人に突きつけるような台詞だなあと感じました。
「...おれだって... おれだってちゃんとケーキもチョコも六分の一食べたかったよ」
(イッツ マイ チョコレート!)
「だって きみは絶対におれを好きにはならないのに」
(恋の心に黒い羽)
ヤマシタトモコ先生「恋の心に黒い羽」
ひとつに絞れなかった...出典が同じなので許してください。
ヤマシタトモコ先生のお話はどれもコマ使いと
セリフ配置が心に刺さります。
匿名2番さん (5/6)
「こいつにどういう彼女ができるか知んねーけど、
それで彼女に笑われたとか喜ばれたとか、
俺は最初にどうだったって報告されてーんだよね。
友達として。
そういうスタンスで俺はずっといてーから、
有田にゃ普通に彼女が出来るまで
変なことされたくねーってだけ。
オッサンの期待してるよーな感情をこいつに持っちゃねーよ。」
ー青春♂ソバット 黒娜さかきさん
ノンケとゲイの青春と友情となにか。アホな童貞ドリームを持つノンケの危機に身代わりになりに来たゲイの台詞。
長台詞ですが、特に前半の台詞が全4巻にわたる彼の気持ちを一番表す台詞じゃないかなと。話が進んで形が変わるように見えても、根底にあるのは変わらない。4巻かけて丁寧に白州を深掘りしてるので、分かりにくいのに分かってしまう。すごく面白い。
>>30
京山さんいいですよね。私もそれが印象的です。
匿名4番さん (3/5)
「今あわてて 何かしらの答えを出しても、
そんなの何年か後の自分が気に入るとは思えないですもん!」
(『3番線のカンパネルラ』京山あつき)
傷心の主人公が同じ電車の爽やかDKに癒されたり、真面目で天然な上司にぐらついたりしながら、ゆっくりと立ち直っていくお話です。
悩んでたことに答えは出たかと問われて、「また悩んだらそのとき考える」という流れでの台詞です。
答えの出ないこと、答えがそもそもないことっていろいろあると思うんですが、こんな風に思えるのって良いなーと。
こんにちは。
①水渡ひとみさん「甘い愛を召し上がれ」(「獣に蜜」に収録)より
『片想いみたいな考え方すんな お前は俺と恋愛してるんだ』
攻めはイケメンパティシエ、受けはぽっちゃり鈍臭い。だから受けは自分が相手として相応しくないのでは?と不安を抱えている。そこに攻めが言う言葉です。
②梅松町江さん「オールドショコラ」より
『なあ 俺を お前の最後の男にしろよ』
攻め受け共にアラフィフ。攻めは元ノンケながら受けの長い想いをこんな言葉で受け入れる。
小野塚カホリ先生の「僕は天使ぢゃないよ」から
『僕は犬である。名前はポチ。16歳2か月だ』という最初の台詞が独特で好きなのと、『僕は生きている』という最後の最後にくる台詞が熱いです。
というか小野塚作品はどれも熱い台詞が多いです(笑)
志水ゆき先生の「是-ZE-」から
「二世の契りを誓う。死してなお来世まで共にあることを」という台詞も二人の愛の強さを感じて好きです!
もう一つ志水ゆき先生の「love mode」から
「鬱陶しくて疎ましくって…それでも愛しい。親兄弟なんてそんなもんだろ」(記憶曖昧なので間違ってるかも…)っていうのは、あまりBL関係ないですけど時々思い出しちゃうくらい刺さったセリフです。
印象残る台詞は沢山ありますが、日常生活で思い出しちゃうのは特に刺さった台詞なのかなって思っちゃいますね~!
匿名8番さん (2/3)
紅蓮ナオミさんの「まさかの金太狼」より
「お前かわいい顔してこんな山奥をウロってたら熊に喰われるか俺に犯されるぞ」
「俺が秘技や必殺技でなく恥技と恥っ殺技を使うのは倒される相手に対してのせめてもの情けなんだ」
他のBLでは見られないような唯一無二のギャグセンスです。内容はBLなのに表現法は正に少年漫画そのもの。お見事でした。他にも面白い恥っ殺技がいっぱいあります。
匿名2番さん (4/6)
ちょっと、まにあっくな変態台詞も。
「手に入れた
おいしそうなお前の全部全部
しずくひと筋までもう俺のもの」
ー恋と粗相 大森小鳩さん
これ、台詞だけなら涙?汗?とノーマルっぽいですが、実際は「オシ○コでそう」と言われた後の攻めのモノローグ。ぐわーって感じでした(語彙力)。
別のシーンで涙も舐めちゃうのですが、また甘そうに描かれてるんです。涙が。
書き下ろしのラストシーンもおすすめです。
匿名14番さん (1/1)
作品ページなどにも載っていて、読む前に目にしてしまった方が多いのではないでしょうか。
私も読む前に知ってしまいました。
今でも、知らずにその場面を読みたかったと思っていますが、紹介したい気持ちもよくわかる!
「君が好きだ。……嘘みたいだ」
三冊かけて描かれてきた物語の最高潮の、告白場面のせりふです。
この告白に至るまでの「信じられない」「本当はこんなこと言いたくないんだ」というせりふも併せて、すごいと思います。
匿名1番さん (4/6)
修羅場の台詞も迫力があって好きです。感情がむき出しになって生々しくてよいです!
「バカ言ってんなブス! てめーの百億倍かわいいわ!」
「ブスじゃねえし!」
―『宇田川町で待っててよ。』秀良子
「何でもする あんたが好きだ!
俺がだめならもっといい奴紹介する!
行かないで下さい!」
―『奪う男』収録 「YOU GIVE」 西田ヒガシ
「他の男と寝たのかよ!
いつだよ! いつやったんだよ!
たった一週間も我慢できねぇのかこの尻は!」
―『死ぬほど好き』収録「明烏/夢泡雪」山田ユギ
「うるせえおまえに言われたくねえ!
……俺は男だぞ!
立たねえからって女扱いされてたまるかよ
くそったれが……!」
―『君が僕のすべて』西田ヒガシ
>>22
こんにちは。
私もこちらに書き込みたくて。でも、色々あった筈なのに、一体何を書き込めばいいかしら、と迷っていました。
私も13番様の挙げておられる「かしデス」から。
私の一番は、葵が宮内に言う、
『誰よりも「幸せ」になれ。俺よりもだ。』
誰よりも葵さまの幸せを願う宮内にかけた、葵の優しい言葉。
何度読んでもここで涙腺決壊します。
この後紆余曲折を経て、宮内が自身の幸せを掴むのは〜Answer〜にて。
匿名13番さん (1/1)
少し前のスレですが見ていて非常に楽しかったので少し書き込ませてください。
「噛んで 噛んで 消える前にまた噛んで そうやって 一生消えない痕になったとき そのときは」
ー『かしこまりました、ディスティニー Answer(下)』さちも
この後の台詞と合わせて大号泣しました。ただただ幸せを願わずにはいられない。
「他のことはなにも見えなくなってしまうぐらい ただ、好きだったんだ。さよなら 俺のアルファ」
「運命に教えられる前に この世界でたった1人のあなたに恋をした」
ー『さよならα』市梨きみ
タイトル回収の秀逸さと2人の恋の苦しさに大号泣。
「そのまんまでいいのに何で他のもんになろうとすんの いっきくんは性別いっきくんじゃん」
ー『初恋、カルタシス』鳩川ぬこ
ノンセクシュアルの青年をそのまま受け入れてくれた彼氏さんの言葉。想い合うことの最上級を見た気持ち。
まだまだありますが長くなるので……ほぼ泣きの感情に任せて厳選したみたいになってますが、心のある台詞に惹かれる傾向にあるようです。
あと、私はやまねあやの先生のファインダーシリーズを〇年追いかけている腐女子でなのですが、麻見の「この俺が」という言い回しがとても好きです。台詞ではないのですが印象に残るという点で書かせて頂きました……!
匿名12番さん (1/1)
「その贅沢に慣れた口が黒パンを齧ったり水のような安ワインを飲むのを見るくらいなら死んだ方がましです」
ー「執事の分際」 よしながふみ
このトピを見て真っ先に思い出しました。「執事の分際」はトピ主さんがすでにあげられていますが、私はこの台詞が印象的です。
匿名11番さん (1/1)
読んでてとても楽しい板ですね。
いろいろ読み返したくなりましたし、私も書き込みたくなりました。
「それでね わかったの
どうして人が恋をするのか…恋を愛でるのか…
ねえテオドール 恋って素晴らしいの
素晴らしい呪いなのよ」
ー『ラムスプリンガの情景』吾妻香夜
どこをとっても傑作だと思う一冊ですが、思い出すときはこの台詞のコマを真っ先に思い浮かべます。魅力的な女性が出てくるBLは名作。
匿名2番さん (3/6)
何度もすみません。
どちらも心臓をぎゅーと鷲掴みにされたコマの台詞です。どちらも眼と台詞にやられました。
「二人になってみたかっただけだが?
お前だってそうなんだろう」
ーどこにもない国 草間さかえさん
戦時下南の島でふたりきり。気弱なインテリと思われた隊長の壮絶な色仕掛け。眼鏡越しの射殺すような眼が。
「アナルセックスするのに必要な物を一揃え」
ー明け方に止む雨 草間さかえさん
アダルトショップでネクタイを縒らせて鼻血を垂らしながら。全身から匂い立つような色気。
匿名2番さん (2/6)
このスレが盛況でとても楽しいです。
私ももう一つ印象深い台詞を。
「最初に出会ったのが僕じゃなかったら
あなた別の人とキスしてたんでしょうね」
ー雨降らしの森~この世界で貴方と~ いもあんさん
最近、異世界転移など流行ってますが、これは10年位前の古い異世界トリップものです。今でも電子で読めます。
迷い人が歓待される世界で、神の客である「迷い人」としてではなく、その人自身を意識した時の台詞。
いもあんさんは、台詞やモノローグの言葉がすごくすごくよくて、それに男性同士の前に、種族・価値観の違いを乗り越えた関係を描くのが非常に上手い!!!
この台詞以外にも人を好きになること、どうして好きなのかを語る言葉がすごくいい!長いので引用しませんが。おすすめです。
匿名1番さん (3/6)
みなさまの台詞読んでるの楽しいです。(^^♪
モノローグでももちろん大丈夫です。
私はお気に入り台詞&画像フォルダを作ってたくさん保存してますが、西田ヒガシさんのが多すぎてまとめました。まだまだ、弱ってる編、面白い編、エロい編、脇キャラ編などもあって整理しきれないです。
面白かったものでは、
「よーし 今夜は所長が部長にフラれた記念で
ヒラがおごっちゃうぞーー」
―『奪う男』収録 「YOU GIVE」
「あっ このヤロ…… 俺のシャツで拭くな…!」
「おまえが出したやつだ」
―『天国も地獄も』
匿名10番さん (1/1)
どれも印象的だなと思って楽しく読み、本を読み返したりしてました。
私はどちらかといえば台詞よりモノローグ派なんですが、モノローグでもよろしいでしょうか!
雁須磨子さんの『のはらのはらの』は、こんなモノローグで始まります。
第1話「なりふりかまわず 身も世もないほど」
第2話「それはあとからゆっくり来るもの」
雁須磨子さんは本当にモノローグが秀逸なんですよね…。こんな短いフレーズに恋の始まりのあのドキドキが凝縮されていて。ぐわーって何かがせり上がってきます。
ダヨオさんの『YOUNG GOOD BOYFRIEND』の最後。
「押し倒された床の冷たさを覚えてる 全部のいたずらを覚えてる」
これまでの二人の歴史を振り返って。ここ読んで一瞬で涙腺崩壊でした。
4番さんのもこの辺の台詞ですね。
秀良子さんの『宇田川町で待っててよ』、押し倒されて。
「内臓を直につかまれてつぶされるみたいだった 肉食の獣に」
うあーー!ってなりました。初めて押し倒されるって、きっと想像の何倍も恐怖を感じるんだろうな。いくら普段から組み敷かれる妄想してても。
いずれも名作なので、記憶に残ってる方も多いシーンかな。
他にもたくさんあるんですけどね。私は何度も読み返す作品ってモノローグが印象的なのが多いなと思います。
匿名4番さん (2/5)
このトピ好きです!
皆さんの読んでるだけで胸が高鳴る。
ダヨオ先生のyounggoodBOYFRIENDよりいきます!
「『水沢』『先生』って呼び方はさ、
出会ったあの頃がずっと離れない呪いみたいだから」
「そういうとこ、気持ち悪くて大好きだよ、先生」
ぎゅーん!!
この作品でおじさんのいとおしさを知りましたっ。
あと、面白系のアホ台詞も好きです。
星名あんじ先生「どうしてもヤりたくて学園」で
潮○きに挑戦した結果…
「あ…虹がかかった…」
かかるわけない(笑)けどアホで平和でいいですね。
アホ台詞、おもしろ台詞もしりたいです!
私もよしながふみさん大好きです!
ああ神よ!お許しください。この男と一緒に死ぬことがこんなにも幸福です
ージェラールとジャック よしながふみ
この前のジェラールの台詞も大好きなのですが…
擬似親子でもあった2人が、お互いを恋人であると認めたから出た懺悔の言葉。
本人に言うよりも神に言う方が心情をまざまざと感じます。自分の道徳よりも愛をとった!現代話では最早さらっとすんでしまうBL永遠のテーマも、フランス革命のキリスト教徒となれば超ドラマチックですよね。おフランス最高〜!
もう一つ…
降参して正直に 自分の この心を
白状しなければならない
ー恋するインテリジェンス 数式は鷹に恋をする 丹下道
告白する前とは思えない、小難しい単語のオンパレード!ぐるぐる考えていたくせに口に出たのはとてもシンプルな「好きだから…」の言葉。
頭でっかちで純!な円ちゃんの必死さが可愛くて大好きです!
匿名9番さん (1/1)
いいトピですね。皆さんの回答みてると、その作品を読み返したくなります。
私もひとつ。
「俺だけだとでも言うつもりか」
―「DOGS infight」里つばめ
この作品、私的にツボでめちゃくそ萌えました…。
斉藤さんがいついかなる場合にも相手をガン見してるのが最高にたまらんです。
匿名8番さん (1/3)
西田ヒガシさん祭りの会場がここだと聞いてすっとんできました。
「(お前は)空にいてたまに地上に降りて歌を歌う…カッコいい鳥だな」(ドント・クライ・マイ・ベイビー)
これは受けから攻めへの心からの褒め言葉なんですが、肝心の所を眠って聞き逃してしまう攻め。でも最後にちゃんと思いは届きます。短編ですが何度読んでもジーンと泣ける名作です。
あとは自分の中でベストオブ西田作品で大大大好きな「天国も地獄も」からもう一つ。あっ、カルタ記事でこの作品への暑苦しいコメントしてたのも私です。
「泣くな。俺がおまえを捨てるわけねえだろが」
かーっこいい!攻めの城田から受けの姫ちゃんへの愛は全編通してダダ漏れです。もちろん姫ちゃんも同じくらい城田を愛してるのです。男くさい2人の熱いラブストーリーは何度読んでも最高です。
王道ですが
日高ショーコ 憂鬱な朝 3巻
「お前が…自分を殺して、僕の側にいるように。僕も自分を殺さないとな。
僕の一部が死んでも。残りがお前の傍にあればいいんだ。」
ここ号泣しました・・・
匿名5番さん (2/2)
>>7>>9
西田ヒガシ祭りになってすみません、
わたしも大好きなので。
…あんたにわかるもんか
死ぬほど…死ぬほど欲しいものが手に入らない苦しさなんて…あんたにはわからない!!
「奪う男」(『奪う男』収録)
あの人だけは
俺を許して受け入れてくれると思っていた
もちろんそう思ってただけだ
そう思わなければ耐えられなかったから
「許されるもの」(『目を閉じないで』収録)
あいつの醜態を知っていいのは俺だけだ
他の誰も許さない
誰にも侮辱させない
あんたがこれ以上苦しむ前に
俺が楽にしてやる
「ALL FOR YOU」(『好きになるとこわれる』収録)
トピ主様と同じく「SET ME FREE」、「連れていってくれ」わたしも大好きです。どちらもあげようと思ったセリフ!
西田先生はタイトルも素敵ですよね。
匿名7番さん (1/2)
>>7
西田ヒガシさんいいですよね。
『まだ愛が足りない』より
攻め「俺とそいつどっちに抱かれたい?」
受け「部長、部長、ラーメン好きですか」←個人的にツボです。
遊び人の受けの純情さが垣間見える印象的なセリフだと思います。
読書が苦手なもので(^^ゞ
ドラマの中の台詞で申し訳ないですが、「ハンニバル」より。
好きな台詞はたくさんあるんですけど一つだけ抜粋しました。
「貴方は僕から、貴方以外のものをすべて奪う気なんだ」
実際、彼女、上司、嫁、子供など主人公に寄って来る害虫は
すべて博士が駆除してしまいました(笑)
そして最終的にはウィル本人まで奪い去ってしまうのでした。
めでたし、めでたしw
匿名1番さん (2/6)
西田ヒガシさんの作品で、カッコいいなと感じたものです。
攻めが多いですが受けもあります。
「何してるんだ? 弓野
事務所に勝手に入って 泥棒に転職か?」
―『何も言うな』
「俺はおまえがいないと水のない魚だ
もうすぐ乾いて死んじまいそうだ」
―『目を閉じないで』
「俺は最初から自由だ
いつでも自分のしたいことをしてきた」
―『好きになるとこわれる』
「でもおまえはこういう元気な俺はムカつくんだろ?
弱ってる方がいいんだよな
酒におぼれてもがいてる姿が好きなんだろ」
―『恋をしましょう』
「俺を抱けよ 元気が出るぜ」
―『天使のうた』
匿名6番さん (1/1)
「死んだあとも堂野の…僕のところにおいで」
ー『すすきのはら』(木原音瀬)
「箱の中」シリーズの今は読めない小冊子の中の台詞。読んでおらず恐縮ですが、レビューされた方が粗筋とこの台詞をそのまま記載されていて(本当に有難い…!)読んで以来ずっと心に残っています。養子縁組の際での台詞との事ですが、本編から喜多川がどれだけ堂野ただ一人を愛していたかひしひしと描かれていたので、この言葉は全て報われた以上に嬉しかったのだろうと此方まで泣けてきます。堂野の喜多川にかける言葉はいつもあたたかく愛おしいです…
いつかちゃんと読みたいです。
匿名5番さん (1/2)
「俺の幸せは俺が決める お前の幸せもお前が決めろ」
『フェイクファー』(虫歯先生)
男同士で共に生きることや、男らしさについて考える二人に心動かされました。
>>4
とても素敵ですね!波真田かもめ先生の作品は人気なのに読んだことがないので、今度読んでみようと思います。
ヤマシタトモコ先生もすごく好きです。皆さんのツボ、とても参考になります。
匿名4番さん (1/5)
「他人からの 否定も肯定もいらない」
「戻れないんじゃない オレたちは ただ前に進むんだ」
出典「相愛シネマトグラフ113」波真田かもめ
「疲れているときこそ丁寧な仕事を 細やかな配慮を 『伝える』努力を怠るな」
出典「恋かもしれない」波真田かもめ
「オープンにしてる人って自分の生き方やパートナーを大切にしてるってことじゃん」
出典 「ビターショコラシガレット」熊猫
「恋かもしれない」は主人公が校閲の仕事をしています。波真田先生の漫画はモノローグが素敵で心にグッとくるものが多いです♪
生き方についての指針となるような台詞は電子読みながらスクショしてトリミングして保存しています!
匿名3番さん (1/1)
ちょうど昨日読んだばかりで、このトピは私的にタイムリーでした。
「いいや、エリオット。
いつどうするかは、俺が決める」
ー 「フェア・プレイ」ジョシュ・ラニヨン
アメリカのML小説らしく、対等な関係の主人公カップル。普段は重たい鎧に隠された願望が剥き出しになり、それに抗うことなくお互いを受け入れ合う瞬間…この台詞が登場する場面に萌えました。
匿名2番さん (1/6)
「殴るより
殴るよりもっとひどいことがしたいんだ
お前に」
ータッチミー・アゲイン ヤマシタトモコさん
いいトピですね!敬語攻めもいいですね~。
私のはヤマシタ作品の中でもピカイチ好きな作品の大好きな台詞です。諳んじちゃえる。
10年来、親友の振りをしてきた二人の臨界点。
リフレインを表現手法として使っている作品ですが、張り詰めた逡巡と緊張を崩す、攻めの台詞です。その後の日常が描かれているのもヤマシタ作品のすきなところ。
匿名1番さん (1/6)
すみません私からですが、、
「あなたが望むならどんなはしたない事でもしてさしあげますとも」
ー「執事の分際」よしながふみ
敬語でこんなエロいことを言うなんて…と萌えました。
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